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子宮筋腫の治療法

治療法選択のポイント

  • 良性であるため経過観察を行うこともありますが、症状の改善を望む場合は治療を行い、その方法は子宮筋腫の大きさや数により異なります
  • 症状を緩和したい場合は薬物治療、手術による子宮筋腫核出術、ホルモン療法、MR ガイド下集束超音波療法、マイクロ波子宮内膜アブレーション、子宮動脈塞栓術などを行います
  • 根治を望む場合は「子宮全摘術」を行う必要がありますが、精神的、身体的な負担を考慮する必要があります
  • 更新日:2017年03月15日

    適用対象:
    ■子宮全摘術:妊娠や出産を希望しない方、根治治療を希望する方、筋腫が大きくなり症状がつらい方 ■子宮筋腫核出術:妊娠を希望する方
    優位性:
    癒着の有無などお腹の状態もよくわかるうえ、大きな筋腫や腹腔内の癒着が強い場合にも行える術式です。 ■子宮全摘術:安全性が高く、再発の心配がありません。卵巣を残すことで更年期障害を心配する必要はなくなります。 ■子宮筋腫核出術:筋腫の不快な症状がなくなり、妊娠や出産の可能性を残すことができます。不妊症の方は筋腫をとることで妊娠の可能性が高くなるケースがあります。
    概要:
    開腹(腹式)手術は腹部を切り開けて行う手術のことで、全身麻酔施して行います。摘出する部分により以下のような術式があります。 ■子宮全摘術:筋腫と一緒に子宮をすべて取る手術を行います。術式に...
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  • 更新日:2017年03月15日

    適用対象:
    妊娠や出産を希望しない方、根治治療を希望する方
    優位性:
    安全性が高く、再発の心配がありません。 膣式は開腹しないため、手術の跡がなく術後の痛みも少なくすみます。また術後の回復も早くなります。 卵巣を残すことで更年期障害を心配する必要はなくなります。
    概要:
    腟式手術は腹部を切ることなく膣から器具を挿入し行う手術のことで、多くは下半身を麻痺させる硬膜外麻酔を施し、筋腫と一緒に子宮をすべて取ります。
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  • 更新日:2017年03月15日

    適用対象:
    ■子宮全摘術:妊娠や出産を希望しない方、根治治療を希望する方 ■子宮筋腫核出術:妊娠を希望する方
    優位性:
    腹式手術に比べ、切開部分が小さくなるため傷が小さく、回復が早くなります。また術後の癒着も少ないといわれています。 腹腔鏡下手術は大きな筋腫や卵巣腫瘍合併症や腹腔内の軽度の癒着をおこしている場合でも行えるため、開腹手術と膣式手術の長所を持ちあわせています。 ■全摘術:再発の心配がありません。 ■子宮筋腫核出術:筋腫の不快な症状がなくなり、妊娠や出産の可能性を残すことができます。
    概要:
    腹腔鏡下手術は全身麻酔を施した後、お腹に小さな穴を開けてカメラを挿入し、専用の器具を用いて手術を行います。腟式子宮全摘術を進めていきます。摘出する部分により以下のような術式があります。 ■...
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  • 適用対象:
    筋腫の直径が30mm以下で子宮内腔へ出ている割合が50%以上の方
    優位性:
    子宮鏡下手術は腹腔鏡下筋腫核出術や開腹による筋腫核出術と比べて入院期間が短く、社会復帰が早い、再手術が可能、月経の改善を認め満足度が高いということから、子宮を残した状態で行う外科的治療の中では第一選択となっています。 切除した筋腫組織から病理組織的診断を行うことができます。
    概要:
    子宮用の細い内視鏡である「子宮鏡」を膣から挿入します。子宮鏡に内蔵されたカメラで様子を確認しながら、子宮鏡の先にある電気メスで子宮筋腫を切り取ります。 全身麻酔または下半身麻酔を施しますが、切...
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  • 更新日:2017年03月15日

    適用対象:
    妊娠を希望しない方、現在妊娠していない方、子宮がんが陰性の方
    優位性:
    大きな傷が残りません。 筋腫の数や場所にかかわらず行うことができます。 手術時間が短く、入院時間も短いため、早い社会復帰が望めます。 止血効果が高いため、過多月経など出血量が多い場合は有効とされています。
    概要:
    太ももの付け根を5mm程度切り、大腿動脈から子宮動脈までカテーテルを挿入します。左右1本ずつある子宮動脈に塞栓物質を注入し、子宮動脈を防ぐことで子宮筋腫に栄養や血液を減らし、筋腫を小さくしていき...
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  • 適用対象:
    筋腫の数が数個以内の方、筋層内筋腫の方、漿膜下筋腫の方、直径10センチ未満の方、妊娠を希望していない方
    優位性:
    痛みがなく、体の負担が軽いとされています。また、術後の回復も早い傾向にあります。
    概要:
    MRIで患部の温度を確認しながら、高密度超音波を集めて筋腫を照射し、60~90℃に加熱することで組織を変形、壊死させる治療法です。 ベッドにうつぶせに寝ているだけ状態で治療が行われ、ほとんど痛...
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  • 更新日:2017年03月15日

    適用対象:
    子宮筋腫の大きさや数が経過観察できる状態の方
    優位性:
    一時的に発生した不快な症状を緩和することができます。
    概要:
    痛みや月経量をやわらげるために行う治療法です。貧血の時は造血薬、月経量が多い時は止血薬、痛みをともなう時は鎮痛薬、体質を改善する時は漢方薬などを投与します。 子宮筋腫そのものを治す目的ではなく...
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  • 更新日:2017年03月15日

    適用対象:
    年齢的に閉経が近い方、副作用を納得したうえで受ける方、筋腫核出術の前に筋腫を小さくしたい方、貧血を改善したい方
    優位性:
    子宮筋腫が縮小することで、不快な症状を緩和することができます。 閉経が近い方は、閉経時期を早めることができます。
    概要:
    エストロゲンが卵巣で作られないと筋腫は縮小するため、GnRHアナログというホルモン剤を投与して、卵巣からのエストロゲンとプロゲステロンの分泌を抑制し、月経がおこらないようにします。 手術前の出...
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  • 適用対象:
    子宮筋腫により過多月経の症状をともなう方、薬物治療の効果が得られなかった方
    優位性:
    2012年より保険適応対象の治療法になりました。 過多月経による貧血、動悸などの症状の改善が期待できます。 子宮摘出術に比べ、体への負担が少なく、短い時間で治療することができます。また入院期間、社会復帰までの時間が短くなります。
    概要:
    子宮の入り口を拡張し、膣から子宮へ細い管を挿入してマイクロ波を子宮内膜へ照射します。加熱されることで組織を壊死させる治療法です。 主に子宮筋腫が原因で、月経出血量が多すぎる「過多月経」の方の症...
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参照元:(子宮筋腫高木耕一郎誠文堂新光社2009年,産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2014日本産科婦人科学会日本産婦人科医会http://www.jsog.or.jp/activity/guideline.html(閲覧日:2015年7月29日),日本婦人科腫瘍学会https://jsgo.or.jp/public/kinshu.html(閲覧日:2015年7月29日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月29日))

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