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抗菌薬扁桃炎

概要

のどの炎症を抑えるために、主にペニシリン系の抗菌薬を服用します。症状が悪化した場合や脱水症状のある場合は、抗生物質などの抗菌薬を静脈注射や点滴治療で投与することがあります。なお、抗生物質は細菌にだけに効く薬で、ウイルス性の急性扁桃炎には効きません。

適用される患者

細菌感染による急性扁桃炎の方、慢性扁桃炎の方

ウイルスによる感染の方

他の治療法に比べての優位性

急性扁桃炎の治療法としては第一選択になります。細菌感染によるものであれば必ず投与を行います。

留意すべきこと

症状が良くなったからといって途中で服用をやめず、処方された分は必ず飲みきるようにしましょう。

ウイルスによる感染には抗菌薬が効かないため、通常処方されることはありませんが、EBウイルスに感染した方にペニシリンを投与すると全身に発疹がでることがありますので、検査で原因菌を確認することが必要です。

副作用と対策

アレルギー症状

薬に対しアレルギー反応があらわれることがあります。発疹や目のかゆみ、発熱など、さまざまな症状がおこる場合があるとされています。重症化すると呼吸困難や急激な血圧の低下、意識消失といったアナフィラキシーへ進展してしまう場合があるとされています。

症状やその発症時期には個人差があるとされています。症状がみられた場合、必ず医師の診断を仰ぎましょう。ペニシリン系抗菌薬からセフェム系の抗菌薬へ薬を変更する場合や服用量の調整、中止などが行われます。また、状態に応じて抗ヒスタミン薬やステロイドなどによる治療が行われます。

下痢

抗菌薬により腸内細菌が減り、軟便や下痢などの症状があらわれることがあります。

腹部を温め、吸収のいいものを食べるようにしましょう。症状により止瀉作用のある薬や整腸薬などを投与することもあります。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

一般的な所要時間

治療期間:5~10日程度

更新日:2016年10月26日

参照元:(病気がみえるVol6疫・膠原病・感染症医療情報科学研究所メディックメディア2009年,抗菌薬・抗ウイルス薬の使い方尾内一信中山書店2009年,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年8月24日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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