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自然気胸(肺気胸、特発性自然気胸)の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

胸痛、呼吸困難、咳があります。発症の初期段階は症状が強く、その後、軽くなっていく傾向があります。

進行時の症状

空気が大量に漏れると、肺がしぼみ、さらに心臓を圧迫して、チアノーゼ、不整脈、血圧低下などがおこり、危険な状態に陥ることもあります。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

発生率は、人口10万比40~50人といわれています。
※http://health.goo.ne.jp/medical/107A0100

年齢によるリスクの上昇度合

圧倒的に男性に多く、年齢層は10~20代で背が高く痩せた人に多く発症します。また喫煙、姿勢の悪さ、ストレス、睡眠不足などが発症のリスクを高めます。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

肺の中に、ブラ(ブレフ)と呼ばれる袋のようなもの(肺嚢胞)ができ、これが破れて空気が漏れることによって発生します。ブラ(ブレフ)は必ず破れるわけではなく、破れる原因は別にあると考えられています。この原因は、まだよくわかっていませんが、ストレス、喫煙習慣などがそのひとつといわれています。

分類 - 病気の種類や段階

気胸の程度は肺虚脱度で以下の3つのレベルに分類されます。

■軽度:肺尖(肺の頂上)が鎖骨と同じか上にある状態。
■中等度:肺尖が鎖骨より下にある状態。
■高度:肺が完全にしぼんでいる全虚脱状態、またはこれに近いもの。

検査 - 病気の特定方法

エックス線検査 (画像検査) 病気の有無

エックス線を胸部に照射することで、からだの中の臓器や骨などの状態を画像に記録し確認するための検査です。一般にレントゲン撮影ともよばれます。ごく微量ながらも放射線被爆をともないますが、からだへの負担が少ないため、広く行われる検査法です。肺に異常な影があるかどうかを調べます。

CT検査 (画像検査) 重症度の確認

からだの内部に20分ほどエックス線の照射を行い、からだの内部を輪切りにした断層撮影を行うことで、撮影した画像を元に診断を行う検査です。
必要に応じて造影剤を使用して検査を行う場合もあるため、ヨードアレルギーのある方は、あらかじめ医師に申しでるようにしましょう。
また、磁気を使用しないため、体内にペースメーカーなどの金属が入っている方も検査ができますが、エックス線を使用した検査のため、ごく微量ながらも放射線被爆をともないます。食事制限が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

自然気胸になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

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40代男性の家族(この人の治療体験)

予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

自然気胸は再発しやすいといわれ、再発率は初回の自然気胸から3年間で50%に達します。とくに若いときは何度も再発することが多いですが、年齢をかさねていくと再発しにくくなっていきます。個人差があるため予防策や再発防止策はありませんが、禁煙を含めた生活改善を行うようにしましょう。
また、胸腔ドレナージのみ行った場合の再発率は20~40%、手術療法の再発率は、胸腔鏡手術で数%、開胸手術で1~2%といわれています。

合併症と転移

若年層の場合は合併症のリスクは高くなく、まれに術後に、胸膜腔への空気の持続的な漏れが続きますが、ほとんどは1週間以内に自然に消失します。それ以上に漏れが続くときは癒着療法を行います。
一方、高齢者で低呼吸機能、肺気腫等の危険因子を持っている場合は、呼吸不全や肺炎等の合併症が見られる場合があります。

自然気胸を経験した人からのアドバイス

これは気胸に限らないと思いますが、手術の場合全身麻酔なので手術が終わり1日ほど体が重いくなります。 そして気胸の手術中...

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やせて胸が薄い男性に多い病気だというイメージだったので、まさか自分がなるとは思っていませんでした。もともと姿勢が悪く猫背...

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参照元:(日本呼吸器学会呼吸器の病気http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=35(閲覧日:2015年9月1日),日本赤十字社松山赤十字病院気胸の初期対応http://www.matsuyama.jrc.or.jp/rinsyo/news/wp-content/uploads/2012/10/23266377244f10f8b26a970c367fbfcc.pdf(閲覧日:2015年9月1日),東京慈恵会医科大学附属柏病院自然気胸の基礎知識http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/40w_case_03_3.html(閲覧日:2015年9月1日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月1日))

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更新日:2016年12月27日

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