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胸腔鏡下手術(VATS)自然気胸(肺気胸、特発性自然気胸)

概要

胸腔鏡下手術は、気胸の手術では第一選択になります。胸に2cmほどの切開を3ヶ所行い、ここから胸腔鏡という内視鏡と肺を切る道具などを挿入し、ブラ(ブレ)を切除します。手術後の液体や空気を外に出すように胸腔ドレナージをして手術を終了します。
なお、ブラ(ブレ)が多発しているときや広範囲に渡っている場合は、胸腔鏡補助下手術や開胸手術で行うこともあります。胸腔鏡補助下手術とは、胸腔鏡で光をあて小開胸創から直接胸腔内をのぞき込んで手術をする方法です。

他の治療法に比べての優位性

開胸手術に比較して、身体への負担が少ないので、入院期間が短くすみます。また傷跡も小さくすみ美容的にも優れています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

自然に治ればよかったのですが治らなかったので私の意思ではなく先生に従って行いました。
一回目は入院安静だけだったのですが、二回目になった時に手術したにもかかわらず三度目の自然気胸になり、CT検査の結果、2,3センチのブラ右の肺に数個存在することが分かり、さらに胸腔ドレナージだけでは肺が元通りの大きさにならなかったために手術を選択しました。 その際、私が女性であることから開胸手術は傷跡が大きくなってしまうので、胸腔鏡(補助)下手術をすることになりました。胸腔鏡(補助)下手術で全てのブラを取り切ると医師に言われたことも理由の一つです。
前回、別の病院で胸膜癒着術をして、それでも再発したから自然治癒はまた再発するかもしれないと思い、負担が少なそうな胸腔鏡手術をすることにした。

留意すべきこと

開胸手術に比較して、胸腔鏡下手術のほうが再発率が高くなります。

実際に感じた効果

入院してから自然回復を待ちましたが回復しなかったので胸腔鏡(補助)下手術を行いました。現在は特に副作用等何もあありません。
一番つらかったのは胸腔ドレナージです。まっすぐ寝ると苦しいため、ベッドの角度を上げていたのですが、食事の時などにもう少し状態を起こそうとすると、チューブの先端が胸壁に当たってものすごい痛みと熱を感じました。 我慢はしましたが、かなりつらかったです。 しかし胸腔ドレナージをしたおかげで、4日目くらいには肺の大きさが通常の三分の二くらいにまで戻りました。これくらいにならないと手術ができないと言われていたのでほっとしました。 手術痕より、ドレナージの傷跡の方がいまだに痛々しく見えます。
呼吸が普通にできるようになった。ただし、その後背中が痛くなることがあり、別の気胸外来のある玉川病院でCTを撮ってもらうものの、肺に風船ができていることがわかる。 悪いところは切ったけれどまた発生したようだ。結局肺に穴が開いてからの処置はできるが、それを未然に防ぐ方法は西洋医学ではないのかもしれない。 今のところ風船があっても再発はしていないが、いつなるかはわからないと思っている。

副作用と対策

しびれ

手術の際に、肋骨と肋骨の狭い隙間を胸腔鏡通し操作するため、その部分の肋間神経が圧迫されて、術後に皮膚のしびれが残ることがあります。

神経が圧迫されたことが原因でおきる一過性の症状で、1~2ヶ月程度でしびれは自然消失します。症状が長引く場合は医師に相談しましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

内視鏡を入れるための穴3か所が全てケロイドになり、オペ後1年くらいは肌着が触れるだけでも痛い症状が出ました。 オペから7年が過ぎましたが、締めつけるような肌着や服は痛みが出るので、今も着ることが出来ません。

10代以下女性の家族(この人の治療体験)

術後しばらくは傷口の痛みに大変苦しみましたが、施術後4日目に退院しました。その日の夜、処方された痛み止めの薬と可能止めの薬を飲んですぐに嘔吐を繰り返し、病院にとんぼ返りました。薬のせいだったのか、それとも胃が弱っていたのかはわかりませんが、点滴治療をしてもらって帰宅しました。

費用

※現在、調査中です

(※現在、調査中です)

一般的な所要時間

※現在、調査中です

適用される患者

気胸に対する胸腔ドレナージを行って空気の漏れが止まらない方、気胸が再発した方、左右両側とも気胸の方。
飛行機のパイロット、潜水夫など、気胸が致命的になりうる職業の方。
海外旅行を控えている方、妊娠、出産を控えた女性の方。
1~3cm 程度のブラ(ブレ)が数個まで存在する方。

症状が軽い方。
ブラ(ブレ)が10cmを超えている場合や、その数が多い場合は開胸手術の方が望ましいとされています。

更新日:2016年10月26日

参照元:(日本呼吸器学会呼吸器の病気http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=35(閲覧日:2015年9月1日),日本赤十字社松山赤十字病院気胸の初期対応http://www.matsuyama.jrc.or.jp/rinsyo/news/wp-content/uploads/2012/10/23266377244f10f8b26a970c367fbfcc.pdf(閲覧日:2015年9月1日),東京慈恵会医科大学附属柏病院自然気胸の基礎知識http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/40w_case_03_3.html(閲覧日:2015年9月1日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月1日))

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