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自然気胸(肺気胸、特発性自然気胸)の治療法

治療法選択のポイント

  • 軽度の場合は安静にし、経過観察して自然に穴がふさがるのを待ちます
  • 安静にしても改善しない場合や肺の虚脱が高い場合は、胸腔ドレナージと胸膜癒着術を単独または組み合わせて治療します
  • 頻繁に再発する場合は手術療法により、原因となるブラ(ブレブ)を切除します
  • 更新日:2015年09月03日

    適用対象:
    肺の虚脱(しぼみ)が進行し、中程度以上の方
    優位性:
    施術が簡単で身体への負担も少なくてすみます。また、安静にして自然治癒を待つより、より早く空気を抜くことができます。
    概要:
    胸壁と肺の間にドレーン(チューブ)を入れて、漏れてくる空気を器械で持続的に吸引する方法です。穴が自然に閉じず、空気漏れが続く場合や将来の気胸の再発を予防するために、癒着療法を併用するケースもあります。
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  • 更新日:2016年10月26日

    適用対象:
    気胸がおこりやすい方、肺機能が著しく悪い方、心臓が悪いなどの体力的に手術ができない方、胸腔ドレナージ法のみでは、効果が不十分な方
    優位性:
    体力が弱く、手術に耐えられない方にも施術が行えます。
    概要:
    肺と胸郭の間を接着(癒着)させて、空気が漏れる隙間をなくすことで、肺が縮まないようにします。胸に入った管(チェストチューブ)から薬を入れます。癒着剤としてタルク、テトラサイクリン系薬剤、OK-4...
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  • 更新日:2016年10月26日

    適用対象:
    気胸に対する胸腔ドレナージを行って空気の漏れが止まらない方、気胸が再発した方、左右両側とも気胸の方。 飛行機のパイロット、潜水夫など、気胸が致命的になりうる職業の方。 海外旅行を控えている方、妊娠、出産を控えた女性の方。 1~3cm 程度のブラ(ブレ)が数個まで存在する方。
    優位性:
    開胸手術に比較して、身体への負担が少ないので、入院期間が短くすみます。また傷跡も小さくすみ美容的にも優れています。
    概要:
    胸腔鏡下手術は、気胸の手術では第一選択になります。胸に2cmほどの切開を3ヶ所行い、ここから胸腔鏡という内視鏡と肺を切る道具などを挿入し、ブラ(ブレ)を切除します。手術後の液体や空気を外に出すよ...
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  • 更新日:2015年09月03日

    適用対象:
    気胸に対する胸腔ドレナージを行って空気の漏れが止まらない方、気胸が再発した方、左右両側とも気胸の方。 飛行機のパイロット、潜水夫など、気胸が致命的になりうる職業の方。 海外旅行を控えている方、妊娠、出産を控えた女性の方。 10cm程度のブラ(ブレ)が多数まで存在する方、胸膜癒着が強くカメラや操作器具を入れて手術をする空間が確保できない方。
    優位性:
    肺全体を詳しく調べることができます。そのため、肺内のブラ(ブレブ)が未処置のまま残ることは少なく、胸腔鏡下手術後の再発率と比較して、かなり低くなるといわれています。
    概要:
    胸部を切開してブラ(ブレ)を切除する手術です。一般的には、わきの下の部分を切開しますが、胸の横のあたりを切開する方法もあります。
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  • 適用対象:
    呼吸機能などの問題で手術や全身麻酔が難しい方
    優位性:
    全身麻酔をする必要がないので、全身麻酔ができない方も治療できます。
    概要:
    気管支鏡を喉から挿入し、肺の穴が開いている部分につながる気管支に栓(詰め物)をして、空気が漏れるのを防ぎます。漏れが止まっている間に穴が自然にふさがるのを待ちます。栓(詰め物)にはフィブリン糊や...
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  • 更新日:2016年10月26日

    適用対象:
    症状が軽い方
    優位性:
    手術などに比べて体に大きな負担をかけません。
    概要:
    軽度の場合は、通院で経過観察することが可能です。破れた穴が自然にふさがり、漏れた空気が吸収され、肺がもと通りに広がるのを待ちます。
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参照元:(日本呼吸器学会呼吸器の病気http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=35(閲覧日:2015年9月1日),日本赤十字社松山赤十字病院気胸の初期対応http://www.matsuyama.jrc.or.jp/rinsyo/news/wp-content/uploads/2012/10/23266377244f10f8b26a970c367fbfcc.pdf(閲覧日:2015年9月1日),東京慈恵会医科大学附属柏病院自然気胸の基礎知識http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/40w_case_03_3.html(閲覧日:2015年9月1日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月1日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。