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ステロイド(副腎皮質ホルモン)と人工関節置換術の比較関節リウマチ(関節リュウマチ、リウマチ)

適用される患者

他の薬での炎症がやわらがない方、多くの関節が激しい炎症をおこしている方

下記の方は適応をさけましょう。
消化性潰瘍の方、精神病の方、結核性疾患の方、高血圧の方、白内障の方、緑内障の方

関節の破壊が進んで、日常の動作に困難が生じている方

若者や、日常的に運動を繰り返す方には適応できない場合があります。治療を受ける方の体重が標準体重を大きくこえている場合、治療をすぐには行えない場合があります。

他の治療法に比べての優位性

体内の炎症を抑えるのにもっとも強力な薬です。投与方法には、静脈内投与や経口投与、吸入剤、点眼薬、クリーム剤のような炎症器官への直接投与などさまざまな方法があります。
痛みがなくなり、歩行能力が向上します。日本国内では1年間に20万件以上の手術が行われています。

留意すべきこと

多量の使用や長期間での服用を行うと、効果が激減したり副作用の影響が強く出てしまうため、少量での使用が望ましいです。

術後もリハビリや薬物療法の継続が必要です。また人工関節の耐用年数の限界や、脱臼の可能性があるため日常生活における注意が必要です。

副作用と対策

ムーンフェイス

食欲の高まりと脂肪の代謝障害により、からだや顔に脂肪が沈着して丸みをおびることあります。

ステロイドの減少やカロリー制限などの食事療法により症状が軽減する場合があります。ただし自己判断によるステロイドの減量や中止は、より症状を悪化させる場合があるため必ず医師に相談しましょう。

糖尿病

血液中の糖分濃度が高くなり、喉の渇き、倦怠感、頻尿などの症状があらわれることがあります。

特に糖尿病の方は治療前に医師と相談しましょう。治療中は定期的に血液検査を行い、血糖値が急激に高くなっている場合は、治療を中止することもあります。

高血圧

ナトリウムや水を体内にためやすくするため、血圧が上がることがあります。特徴的な自覚症状はほとんどありませんが、頭痛やめまい、むくみなどをともなうことがあります。その状態が続くと、心臓や脳、腎臓に障害がおこるリスクが高まる可能性がありますので注意が必要です。

定期的に血圧を測定しながら、塩分制限による食事療法を行います。改善しない場合は、医師の指示のもと、服用量の変更や中止を検討しましょう。

骨粗しょう症

骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨がもろくなります。症状が進行すると日常生活の動作やくしゃみ、転倒などで容易に骨折が生じるようになります。

ステロイドを3ヶ月以上使用中または使用予定の場合やプレドニン換算で5MG/日以上の使用の場合など、必要に応じてビスフォスフォネート製剤やビタミンK2製剤によって治療を行います。 また、ちょっとした段差や階段ののぼり降りなど、転倒には十分気を付けましょう。

消化器障害

胃酸の分泌や消化管運動がうながされることによって、胃の粘膜が傷つき、潰瘍や出血などの症状を引きおこすことがあります。食後、みぞおちあたりにチクチクとした痛みや吐気、嘔吐などの症状があらわれるとされます。

副作用の予防として胃酸分泌抑制の薬や胃粘膜保護の薬を併用することがあるほか、ステロイドの使用量の調節や中止、一時休止などを行うことがあります。ただし、ステロイドは自己判断で薬を中止した場合、中毒症状があらわれることがあるため必ず医師に相談しましょう。

感染症

免疫力が低下することで細菌やウイルスなどさまざまな感染症にかかりやすくなる、または感染症の治りが悪くなるなどの場合があるとされています。おもに肺炎や結核、インフルエンザなどがおこりやすいとされ、それらに付随した異常なだるさ、発熱、のどの痛み、咳、息切れ、腹痛、下痢などといった症状がみられます。

日常生活の中で予防として、手洗い、うがい、マスクの着用、人ごみの回避など注意が必要です。咳が続く、喉の痛みなど、気になる症状がある場合は医師に相談するようにしましょう。治療が長期間にわたる場合では、定期検査を行うことがあります。また、長期投与した後に突然使用を中止してしまうことで副作用がおこる場合があるため、服用の継続、中止は必ず医師に相談のもと行いましょう。発症した場合、感染症に合わせた治療が行われます。

精神症状

いらいら、妄想、幻覚、不眠などの精神症状があらわれることもあります。

薬の減量により、症状が改善する場合もありますが、効果がみられない場合は、リチウムやセロトニン再取り込み阻害薬による薬物療法を行う場合もあります。

感染症

手術を行った部位に細菌が入り、増殖することで感染症をおこし、発熱したり手術部位に膿や痛みの症状があらわれることがあります。また、肺炎など術後の抵抗力の低下により発症する感染症もあるとされます。術後、熱がなかなか下がらない場合や、血液検査において炎症を表す数値が高い場合、手術を行った部位の外観の異常で術後感染症の有無が判断されます。

手術の前後には、抗生物質による予防的な投与が行われます。また、術中に関しては、手術室は空調により浮遊している粒子が手術部位の視野に極力入らない工夫がなされ、また手術部位、術者、医療器具などは消毒による無菌管理厳しく行われています。こうした徹底した予防を行っていても、手術後の感染の可能性は一定の確率でおこる場合があるため、抗生物質の投与を行い、膿んでしまった場合は傷を開いて膿を排出するなどの対策が行われます。症状が深刻な場合、人工関節の入れ替えが必要となる場合があります。

一般的な所要時間

長期間の継続が必要です。

手術時間:1~2時間程度

体験談件数

18/全148
7/全148

体験談評価平均

3.2/5.0

疾病平均2.9

2.3/5.0

疾病平均2.9

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上記以外の関節リウマチの治療法

参照元:(関節リウマチ診療ガイドライン2014日本リウマチ学会http://www.ryumachi-jp.com/guideline.html(閲覧日:2015年7月6日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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