多発性筋炎(多発筋炎)
多発性筋炎とは
筋肉の炎症により、主に体幹や四肢などの筋力が低下する膠原病のひとつです。筋肉に力が入りにくい、疲れやすい、傷むなどの症状があらわれます。
多発性筋炎のうち、手指やひじ、ひざの関節外側のがさがさした紅斑(ゴットロン徴候)や、上まぶたのはれぼったい紅斑(ヘリオトロープ疹)といった特徴的な皮膚疾患がみられる場合は「皮膚筋炎」とよびますが、本質的には同じ病気です。
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多発性筋炎の治療はステロイドの大量投与(薬物療法)が中心となります。ステロイドは炎症を治め、原因となる過剰な免疫力をおさえる作用があります。
ステロイド投与で改善がみられない場合や、ステロイドの減量により再燃が認められる場合は、免疫抑制剤やガンマグロブリンを併用します。
多発性筋炎は症状が人によって少しずつ異なるため、最良の治療法も一人ひとり異なります。医師の指示にしたがい規則正しく服薬することが重要です。
また、合併症として悪性腫瘍のリスクがあるため、治療後2年間は定期的な検査を受けましょう。悪性腫瘍を合併している方は、筋肉や皮膚の症状が改善しにくく、悪性腫瘍の治療をすることで多発性筋炎が良くなることもあります。そのため悪性腫瘍の検査および治療は積極的に行います。
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