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膵神経内分泌腫瘍(PNET)の治療法

治療法選択のポイント

  • 完全に治すための根本的な治療法は、手術療法とされています
  • 膵神経内分泌腫瘍は非常に進行が遅いため、手術で全て取りきれない場合でも、病変部を切除した方がホルモン症状の緩和や予後の改善が期待できることがあるとされています
  • 手術で取りきれない場合や多発性の場合、または転移が認められる場合は、化学療法や放射線治療などを組み合わせて治療を行います
  • 更新日:2016年12月26日

    適用対象:
    ■膵島腫瘍核出術:良性の方で、腫瘍が一つだけの方、また腫瘍が膵管近くにない方が対象です。 ■膵頭十二指腸切除術:腫瘍が膵頭部にできている方 ■膵体尾部切除術:腫瘍が膵体部、膵尾部にある方
    優位性:
    ■膵島腫瘍核出術:腫瘍だけを取るので他の開腹術に比べて術後の合併症が少なくすみます。 ■膵頭十二指腸切除術:悪性の方にも対応できます。 ■膵体尾部切除術:膵頭十二指腸切除術に比べ、他の臓器まで切除するのは脾臓のみでよいため、消化液の通り道の再建術の必要がありません。
    概要:
    開腹して腫瘍もしくは腫瘍周囲臓器を取りのぞく手術です。 ■膵頭腫瘍核出術:膵臓の腫瘍のみを摘出する手術です。 ■膵頭十二指腸切除術:膵頭、十二指腸を切除する手術です。膵臓は周囲の臓器...
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  • 更新日:2016年12月26日

    適用対象:
    ■腹腔鏡補助下腫瘍核出術:腫瘍が膵臓の表面の1か所のみにある場合で、大きさが2cm以下の良性の方、もしくは悪性度が低い方 ■腹腔鏡補助下膵体尾部切除術:腫瘍の位置が膵体部か膵尾部の方で、大きさが5cm以下の方で良性の方、もしくは悪性度が低い方
    優位性:
    手術の傷跡が小さく、侵襲が少ないため早期回復がのぞめます。 開腹術に比べ出血量が少なくてすみます。
    概要:
    お腹に1cm程度切開し、小さな穴を5か所あけ、そこから腹腔鏡を入れてモニターに映る画面をみながら腫瘍のみを取り除く手術です。 腫瘍のみを取りのぞく腫瘍核出術と、腫瘍が膵体尾部にある場合に膵体尾...
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  • 適用対象:
    手術を行っても症状が改善されない方や切除不能な方、転移がある方
    優位性:
    主な副作用は、脂肪便や、自覚症状のない胆石ができるなどで、重篤なものがあまりないとされています。
    概要:
    オクトレオチドとよばれるペプチドホルモンを投与することで、機能性神経内分泌腫瘍に対して過剰に分泌されるホルモンの症状を緩和させ、腫瘍自体も小さくさせることができるとされる治療法です。この薬は通常...
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  • 適用対象:
    手術を行っても症状が改善されない方や切除不能な方、転移がある方 ※肺に間質性陰影がある方、肝臓病、感染症を合併している方、肝炎ウイルスや結核に感染したことのある方、高齢の方などは慎重に薬の使用を行うことがあります。
    優位性:
    腫瘍だけに効く抗がん剤なので副作用が少ないとされています。膵臓原発の神経内分泌に対して治療効果が認められています。
    概要:
    分子標的薬といわれる腫瘍だけに効く抗がん剤を用いて腫瘍を死滅させる治療法です。エベロリムスは、がん細胞の中にあるMTORという細胞分裂や増殖を促すスイッチの働きを阻害することにより、がん細胞の増...
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  • 適用対象:
    手術を行っても症状が改善されない方や切除不能な方、転移がある方 ※高血圧の方、循環器系の病気のある方は慎重に投与を行う場合があります。
    優位性:
    低悪性度の膵臓原発神経内分泌腫瘍に効果があることが認められています。
    概要:
    分子標的薬といわれる腫瘍だけに効く抗がん剤を用いて腫瘍を死滅させる治療法です。スニチニブは、血管新生増殖因子受容体のみを阻害する薬で、悪性度が低い膵神経内分泌腫瘍に有効とされています。通常1日1...
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  • 適用対象:
    手術を行っても症状が改善されない方や切除不能な方、転移がある方 ※腎障害のある方、糖尿病の方、高齢の方は慎重に投与を行う場合があります。
    優位性:
    エベロリムスやスニチニブより長く使用されており、安全性や有効性が高いとされています。
    概要:
    細胞分裂が活発な細胞に対して毒性を与えることで、がんを治療しようとする薬です。ストレプトゾシンはアルキル化剤とよばれ、DNAの複製をさまたげ、細胞が複製できなくする効果があります。安全性と有効性...
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  • 更新日:2016年02月03日

    適用対象:
    手術を行っても症状が改善されない方や切除不能な方、転移がある方
    優位性:
    腫瘍の増殖をおさえることで、生存率を高めることができるとされています。
    概要:
    放射線を病変部に当てることで腫瘍細胞の増殖をおさえ死滅させる治療法です。手術により取り切れなかった場合に、薬物療法と併用しながら放射線治療もあわせて行うことがあります。
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  • 更新日:2016年02月03日

    適用対象:
    ガストリノーマの方、腫瘍が膵頭部のみにある方、腫瘍がどこにあるか確認できない方
    優位性:
    腫瘍が多発性の場合に、この治療を行うことで、症状を防ぐことができるとされています。また、腫瘍がどこにあるか確認できない方に対しても症状を防ぐことができるとされています。
    概要:
    胃酸を分泌する壁細胞と、胃体部の胃液の分泌にかかわる迷走神経を切除することで胃酸分泌がおこらないようにする治療です。腫瘍が多発性の方は他の術式と併用しておこなうことがあります。
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  • 更新日:2016年02月03日

    適用対象:
    肝臓転移をおこしている方
    優位性:
    転移している病変を開腹手術によって完全切除、もしくは部分切除を行うことで、転移による肝臓がんにともなう症状をおさえることができます。
    概要:
    肝臓転移がある場合、開腹して肝臓を部分的に手術により切除する治療です。腫瘍の大きさや個数、肝機能によって、何箇所も切除する場合や小さく切除する場合があります。
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  • 適用対象:
    肝臓転移をおこしている方
    優位性:
    腫瘍が肝転移をおこしている場合に有効とされる治療法です。
    概要:
    薬物や微小粒子などの物質により、腫瘍に栄養を与えている肝動脈を遮断することで、腫瘍を小さくさせて死滅させる治療法を肝動脈塞栓術といい、膵神経内分泌腫瘍が肝臓に転移した場合の治療法の一つとされてい...
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  • 適用対象:
    肝臓転移をおこしている方
    優位性:
    腫瘍のある部位のみに治療を行えるため、肝機能に与える影響は肝切除に比べ少なくなります。
    概要:
    超音波で腫瘍の位置を確認しながら、電極を腫瘍の中に挿入し、ラジオ波を流すことで発生する熱で腫瘍を焼く治療法で、膵神経内分泌腫瘍が肝臓に転移した場合の治療法の一つとされています。
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参照元:(がん情報サイトhttp://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/summary/japanese-s.jsp?Pdq_ID=CDR0000062794(閲覧日:2016年2月3日),名古屋大学医学部付属病院乳腺・内分泌外科http://www.med.nagoya-u.ac.jp/nyusen/sick/pancreatic/pancreatic.html(閲覧日:2016年2月3日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年2月3日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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