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咽頭炎(のどかぜ)の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

喉の痛みや不快感が頻発して声を思い通りに出せなくなり、咳が出るようになります。
中等度の発熱や頭痛、全身の倦怠感や頚部リンパ節の腫れもよくみられます。
また、喉に白い付着物が確認されることがあります。

進行時の症状

喉の炎症が進行するに連れて、痛みや高熱が深刻になります。さらに悪化すると、扁桃周囲膿瘍や鼻炎や副鼻腔炎、あるいは扁桃炎や咽頭炎など数々の合併症を引きおこします。
上咽頭炎になった場合は、喉と鼻の間に痛みや違和感を覚えるようになるほか、後鼻漏がおこります。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

※現在調査中です。

年齢によるリスクの上昇度合

10歳未満の子供は、成人に比べて発症率が高い傾向にあります。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

急性咽頭炎は、喉や鼻からウイルスや細菌が入り込むことでおこります。
細菌性咽頭炎の原因になり得る細菌の中には、溶連菌や肺炎球菌、マイコプラズマやクラミジア・トラコマティスなどがあります。
ウイルス性咽頭炎の原因になり得るウイルスには、インフルエンザウイルスやパラインフルエンザウイルス、アデノウイルスやコクサッキキーウイルス、EBウイルスなどがあります。
また、稀ですが真菌の感染によって、咽頭炎がもたらされることもあり得ます。
急性咽頭炎が長引くと、慢性咽頭炎につながることがありますが、その原因は細菌やウイルスだけではなく、喫煙や飲酒、声を出しすぎた場合にもおこりやすくなります。さらに、刺激性ガスを吸入や、PM2.5のような大気汚染の下で長時間過ごした場合も慢性咽頭炎を発症することがあります。

分類 - 病気の種類や段階

■原因や発生する頻度による分類
・急性咽頭炎:原因がウイルスや細菌による感染の場合
・慢性咽頭炎:急性咽頭炎を繰り返し発症する場合や環境、習慣などライフスタイルに原因がある場合

■原因による分類
・感染性:ウイルスや細菌、真菌に感染したことで発症したもの
・非感染性:大気汚染や別の疾患、外傷など感染性以外の原因で発症したもの

■感染性の原因による分類
・ウイルス性咽頭炎:インフルエンザウイルス、イノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス、パラインフルエンザウイルス、コクサッキーウイルス、エンテロウイルス、Bウイルス、HIV、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなどに感染したことで発症したもの
・細菌性咽頭炎:溶連菌、肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、百日咳、マイコプラズマ、クラミジアなどに感染したことで発症したもの

検査 - 病気の特定方法

視診 病気の有無

咽頭炎に特有の症状の有無を確認することで診断を行うことがあります。口腔内から喉にかけて、また口蓋扁桃や舌扁桃などをみることで、炎症などの異常がないかどうかを確認します。また、必要に応じて内視鏡を使用することもあります。

感染症迅速検査 (専用キットによる検査) 病気の種類を確認

喉の粘膜から綿棒などで分泌物を採取し、専用キットなどを用いて原因菌の感染を確認することがあります。短時間で結果を確認することができます。

細菌検査 病気の種類を確認

感染症が疑われる場合に、迅速検査で原因がはっきりとしない場合などに、細菌の種類を特定するための検査です。
検査材料として、血液や、尿、組織、分泌物などを採取し、栄養分を含んだ培地上でそれらを培養することで、原因菌の特定を行うことがあります。
さらに、その細菌を殺すことのできる適切な薬を調べることもあります。(薬剤感受性試験)
培養を行うのに時間がかかるため、検査結果がでるまでに数日~1週間ほど必要な場合があります。

血液検査 病気の種類を確認

咽頭炎の症状をひきおこしている原因が、単核球症などのウイルス感染によるものなのか、その他のウイルスや細菌によるものかを判断するために、血液検査を行うことがあります。
単核球症の場合は、白血球の増加(特に、単核球の増加や異型リンパ球の出現)がみられるため、咽頭炎をひきおこす原因が、単核球症によるものかどうかを判別することができるとされます。

咽頭炎になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

だんだんと喉が赤く腫れて、痛みがひどかったので受診しました。若干熱もありました。声もがさがさしてあまりでず、受診するとすぐ咽頭炎だと診断され...

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もともと体調不良になると喉が痛くなることが多かったが、その時は忙しい日々を過ごしており、抵抗力が低下していたためなかなか治らず受診しました。...

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タバコを吸っており、鼻炎のアレルギーもあり、少し風邪を引くとすぐに、喉が痛くなり、咽頭炎と診断。抗菌剤と痛み止めが投与された。痛み止めで痛み...

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予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

再発を防ぐために、手洗いや消毒を行い清潔な状態を保つように心がけましょう。感染症を防ぐためには、マスクなどを使用することも推奨されています。
喫煙や過度な飲酒を好む場合は、それらを控えることも効果があるといわれています。

合併症と転移

炎症が喉から鼻や扁桃に拡大すると、急性鼻炎や急性扁桃炎を発症します。
扁桃の周辺に膿がたまった場合は、扁桃周囲膿瘍につながることもあり、さらに悪化すると、口を動かすことや食物を嚥下することが困難になります。
この他、リウマチ熱や急性糸球体腎炎などを合併することもあります。

咽頭炎を経験した人からのアドバイス

自分の身体をよく知る事が大事だとおもった、いつものように風邪であればすぐに薬をのんでもいいけど、普段と違ういたみがでたと...

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喉の違和感を感じたら早めに病院へ行って、体を冷やさないように、喉も乾燥しないよう 過ごすことが大事でした。調子が悪くなる...

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参照元:(日本耳鼻咽喉科学会http://www.jibika.or.jp/citizens/daihyouteki2/nodo_disease.html(閲覧日:2016年2月18日),小児科臨床第64巻第12号日本小児医事出版社2011年2503-2509p,東京都感染症情報センターhttp://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/group-a/(閲覧日:2016年2月18日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年2月18日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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更新日:2016年12月27日

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