あなたの体験談が必要とされています

詳しくはこちら

パニック障害(パニック症、PD)の体験談

15年前に一度経験し、その後この疾患が認知されるようになり、15年前の症状がパニック障害であったと確信でき、それを知識としてもっていたため。

患者との関係:本人患者:50代男性治療時期:2010年10月
SSRISSRIを早期にはじめれば、この7年間大きなパニック発作は経験していません。

パニック障害とは

不安障害の1つです。理由もなく突然、動悸やめまい、発汗、吐き気、手足の震えといったパニック発作があらわれることで、生活に支障が出ます。
死んでしまうのではないかと思うほどの不安に襲われ、次の発作が心配になることで発作がおこりやすい場所や状況を避けるようになります。

パニック障害の症状

満足度

この7年間がんでの入院(約2週間)以外は、1日も休まず仕事を続けられているので(自営なので休めないのが本音かもしれませんが(^^)/)

副作用

治療履歴

2010年~2012年 パキシル10mg/日 → 5mg/日
2012年~2015年 パキシル2.5mg~10mg/日、ソラナックス0.1mg~0.8mg/日 途中半年間は断薬
2015年~     ジェイゾロフト12.5mg~25mg/日 メイラックス0.25mg~1mg/日 

病気と症状について

1995年に一度、おそらくパニック障害を経験しています。おそらくというのは、当時、そういった疾患がほとんど認知されておらず、10軒近くドクターショッピングした挙句、原因不明でした。1年ぐらい苦しんで2か月休んで、転職したのをきっかけに何故か自然治癒しました。あえて言うと半夏厚朴湯が奏功したのか?環境の変化か?
それから15年、今度は、おそらく母の死をきっかけに、夜中突然パニック発作に襲われ死ぬ思いをしました。たまたま医薬品にかかわる仕事をしていた為、2010年の発作時には自分で「パニック障害」という診断をつけることができ、翌日早速、心療内科に予約の電話をすることができました。予約の日までの1週間が地獄で、家に入るのが怖い、さらに箱の小さい風呂なんて全く無理、無理して入ってシャンプーで泡だらけのまま飛び出して、嫁を驚かせたことも・・・夜も予期不安で怖く、寝ることはもちろん夜そのものが怖かったです。だけど、自己診断は見事的中し、ドクターショッピングなしで今度は早期からSSRIによる治療をはじめられたため、早期に寛解状態に入ることができました。2年近く発作もなくパキシル5mg/日だけ予防のため服用して治療終了かという段階で、今度は自身の大腸がんが判明しました。がんは早期で助かりましたが、おかげで精神的に不安定になったのをきっかけに今度は、自律神経のバランスを崩してしまい、現在に至っています。
SSRIの服用はずっと続けているため、大きなパニック発作はこの7年間一度も起こしていません。ただ、一旦乱れた自律神経の残遺症状がひつこく、今はSSRIと抗不安薬による治療(予防)を続けています。

参考:パニック障害にかかった他の人の症状は...?

2015年5月、通勤で満員電車に乗ると、吐き気や過呼吸を起こ...

(続きを読む)

初めて症状が出たのは、1999年12月でした。バイト中体調が...

(続きを読む)

パニック障害にかかった他の人の症状をもっと読む

なぜSSRI(抗うつ薬、選択的セロトニン再取込み阻害薬)を選んだか

15年前に一度経験し、その後この疾患が認知されるようになり、15年前の症状がパニック障害であったと確信でき、それを知識としてもっていたため。

参考:他の人がSSRIを選んだ理由は...?

医師の判断により薬の服用を始めました。 最初のうちは特に副...

(続きを読む)

医者にこちらの薬を勧められました。私の場合、不安が人よりも大...

(続きを読む)

他の人がSSRIを選んだ理由をもっと読む

SSRIとは

パニック障害において使用する抗うつ薬の中で、第一選択薬とされている薬です。
パニック障害をはじめとする不安障害はセロトニンの不足が原因のひとつと考えられています。SSRIはそのセロトニンを選択的に増やす作用があり、不安や緊張を和らげ、意欲を高めます。
SSRIにはいくつか種類がありますが、パニック障害に対して保険適応となるのは「パロキセチン」「セルトラリン」になります。

「SSRI」の概要

SSRI(抗うつ薬、選択的セロトニン再取込み阻害薬)の効果について

パニック障害と言っても、長年つきあっていると経過は人それぞれです。一番多いのは、パニック障害からうつを併発するパターンで、これは治療が遅れるとそのような経過を辿ることが多いようです。幸い私は、早期に治療を開始することができ完全治癒目前まで行きましたが、その後、残遺症状としての自律神経失調が長引いています。そのため7年も治療を継続していますが、現在はどちらかと言うと維持療法になっています。仕事を続けるのに無理な減量離脱ができないため少量の薬で体調を維持している感じです。
ここ数年は、いまだ季節変動、日内変動はありますが、悪い時にはちょっと薬を増やし、良い時には減らすという感じになっています(少量の中での調整)。日常生活では、仕事はもちろん、10kmぐらいのランニング、富士山登山も難なくできています。

参考:他の人が感じたSSRIの効果は...?

診断を受けて1年後には、子供と二人で外出できるようになり、2...

(続きを読む)

パキシルは、段階を追って投薬を増やしました。効果が現れると不...

(続きを読む)

他の人が感じたSSRIの効果をもっと読む

治療期間

7年間、当初を除き1回/月通院を継続中 

治療に関する費用

月1回の通院で2000円~3000円(薬はジェネリック院内処方)

副作用について

薬そのものの副作用は、たまに頭にくるのがそうなのかな?程度ですが、ベンゾジアゼピンもSSRIも減量離脱には閉口します。仕事を続けながらの断薬は無理っぽいです。半年間断薬したことありますが、最初の1ヵ月はしかめっ面でした。徐々にやわらぎますが、普通でいられるようになるまで2~3ヵ月かかりました。

参考:他の人が感じたSSRIの副作用は...?

太りやすく体重が10キロ以上増えました。 眠気があります...

(続きを読む)

段階的に投薬を減らしたので、副作用は想定内のものでした。...

(続きを読む)

他の人が感じたSSRIの副作用をもっと読む

パニック障害を患っている方へのアドバイス

SSRIもベンゾジアゼピンも上手く使えば、とても助けになると思います。
ただ残念ながら、両剤ともその依存性がしばしば問題になってしまいます。特にベンゾジアゼピンは追放キャンペーンなることを企てている輩がいるのも事実です。おそらくこれらの薬を服用している皆さんは、そういった情報に翻弄されていると思います。
そこで、少しでも気持ちが和らぐよう事実だけを述べたいと思います。
薬を嫌がって何も治療しない、もしくは標準治療以外のこと(民間療法的なこと)をすればどうなるか?
15年前の私のように自然治癒する場合もあるでしょうけど稀だと思います。大概はずっと症状を引きずるか悪化します。
SSRIやベンゾジアゼピンの服用にネガティブな意見の人は大概、個人です。その人自身が苦しんだ経験をもっている人たちです。
SSRIやベンゾジアゼピンに比較的寛容なのは、ご存知の通り心療内科や精神科の医者です。この人達は、重症から軽症まで軽い薬からきつめの薬まで一個人とは比べものにならないぐらいの多くの経験を有しています。
以上のことから、考えられるのは、基本的にこの疾患の特に初期には薬物治療は有効であるし必要であるということ、薬物治療には個人差があって合わない人もいるということ、できれば最少量が好ましいということ、薬物治療によりQOLを維持するのが目標であって無理な減量離脱によってQOLを損ねる状態での減量離脱は好ましくないこと、焦らないこと、情報にふりまわされないこと、人生を楽しむこと。
何もせず病に苦しんだり、薬の下手な減量離脱で苦しんでストレスをかかえながら暮らすより、薬物治療によって日々普通に暮らせるならその方が、期待生存率及び人生の有意義度は上がると信じています。

参考:パニック障害を経験した他の人のアドバイスは...?

精神科や心療内科、抗不安薬には抵抗のある方も多いかもしれませ...

(続きを読む)

パニック症は早期に治療を受けることで治りも早いのだと思います...

(続きを読む)

パニック障害を経験した他の人のアドバイスをもっと読む

※ 自覚症状や副作用、治療の効果には個人差がありますので、複数の体験談をご覧いただくことをおすすめします。

治療ノートの編集方針

掲載日:2017年11月13日
気になる点を報告

探している情報が見つからないので、質問してみる

パニック障害の体験談をもっとさがす

SSRI(抗うつ薬、選択的セロトニン再取込み阻害薬)の体験談

治療法ごとに体験談をさがす