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強迫性障害(強迫症、強迫神経症、OCD)の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

特徴的な初期症状があまりみられません。何らかの強いストレスを受けた後に突然発症する例が多く報告されています。

進行時の症状

強迫観念に悩まされ恐怖のために外出することができなくなるなど、日常生活を送るのが困難になります。強迫行為は自身だけではなく周りを巻き込むこともあるため、本人と周囲の方がともに悩まされることがあります。例えばガスの元栓を閉めたのかが気になり、何度も自身で確認したうえで、周囲の方にも確認させるなどの例があります。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

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年齢によるリスクの上昇度合

10歳~20歳前後の青年期の男性がかかりやすい傾向にあります。女性は結婚や妊娠、育児といった生活の変化を機に発症するリスクが高くなるといわれています。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

特別なきっかけがなく突然発症することが多く報告されています。
強いストレスにより神経伝達物質が機能不全となり、発症する可能性があるとされていますが、原因ははっきりとはわかっていません。

分類 - 病気の種類や段階

強迫性障害は、不安障害のひとつとして分類されています。不安障害には強迫性障害のほかに、パニック障害外傷性ストレス障害(PTSD)などがあります。

検査 - 病気の特定方法

髄液検査 病気の種類を確認

脳炎、脳血管障害、てんかんなどが原因とされる場合、髄液検査を行うことがあります。
腰椎の隙間から細い針を刺して、脳脊髄液を一定量採取し、細胞数や糖の値を調べる検査です。それ以外にも、髄液の性状や、たんぱく、糖などの髄液中に含まれている物質を調べます。画像検査などで症状の原因がはっきりしない場合などに行うことがあります。
診察台に横になった状態で、局所麻酔を行い腰部の脊椎の間から注射針を挿入し採取を行います。安静にしなければ頭痛などをともなうことがあるため、検査後は1~2時間安静にしています。また、出血しやすい方や頭蓋骨内部の圧力が高まっている方など、実施できない場合もあります。

脳波検査 病気の種類を確認

脳の神経細胞の活動による微弱な電流を、脳波として測定する検査です。頭皮の上に数十個の電極を付けて、安静時やさまざまな刺激をあたえた時の脳波を記録していきます。発作の種類によって特徴的な波型を示すため、それにより発作の種類を診断することができるとされます。
電機的に隔離されたシールドルームという部屋で行うことが多く、ベッドに仰向けになった状態で行います。脳波を測定するための電極はペースト状ののりで頭皮にはりつけるため、検査前には洗髪して清潔にしておき、検査後ものりを洗い流してください。検査は通常30分前後~それ以上かかることもありますが、外来で行うこともできます。
現在の症状が脳炎、脳血管障害、てんかんなどの病気によるものと考えられる場合、その鑑別のために脳波検査が行われることがあります。

強迫性障害になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

潔癖、汚染恐怖、妄想などが出て手洗いや体を洗いすぎて皮膚がボロボロになり異常を感じた母に進められ通院。 そのあと儀式をするようになり順調に...

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鍵をしめても確認しても、何度ももどるようになり、ガス、ストーブ、水道も確認してもしても止まらなくなった。手洗いもとまらなくなった。生活に支障...

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自分でこれをしよう、あれをしようと決めて最初はやる。私の場合はダイエット関係で、決めたことをこなす。そうするとしばらくするとあれもこれもと増...

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予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

治療を通し強迫観念による不安に立ち向かえるようにし、強迫行為を行わなくても不安にならないよう症状を抑えます。悪化と回復を繰り返すため、治療後も定期的に経過をみることで、再発のリスクを抑えることが大切とされています。

合併症と転移

うつ病、パニック障害、身体醜形障害、抜毛症、摂食障害などの合併症がおこりえます。
強迫神経症は、気になることが不条理であると自覚をしている上でも恐怖観念により確認をしなければならないため、極度のストレスや疲労をともないます。そのため、うつ病を併発する例もみられます。
また、自分は大きな病気を患っているのではないかと恐怖心を抱く心気症の併発も報告されています。

強迫性障害を経験した人からのアドバイス

何度も死にたくなったけど、どんなに私が荒れても狂っても見捨てないでいてくれた家族や先生、友達のおかげで人間らしくなれたと...

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ひとりで悩んでいないで、早めに医療機関にいってほしい。そして信頼できる精神科医をめげずに探してほしい。投薬のバランスもう...

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参照元:(みんなのメンタルヘルス厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_compel.html(閲覧日:2015年10月1日),一般社団法人日本てんかん学会(閲覧日:10月3日)http://square.umin.ac.jp/jes/,不安症研究強迫性障害(強迫症)の認知行動療法マニュアル(治療者用)日本不安症学会2014年2-41p,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月15日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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更新日:2016年12月27日

強迫性障害の体験談

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