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輸液ノロウイルス

概要

脱水や下痢症状がひどく、緊急事態で口から薬を飲んで胃や腸で吸収されるまで待っていられないような場合に行われる方法です。腕などの静脈に細い管をいれて固定し、血管の中に直接水分や栄養分を投与します。

適用される患者

脱水症状が重篤な方、飲水してもすぐに吐いてしまう方、速やかな水分補給が必要な方

肺水腫、脳水腫、心不全、腎不全の方は適用をさける場合があります。
また、シャントをしている方、マヒしている部位がある方、熱傷の跡、傷跡などがある方、乳房を切除した方は、その部位をさけて点滴を行うよう注意します。

他の治療法に比べての優位性

口から飲食できない場合などに、水分やナトリウムなどの塩分を補給することができます。また、必要であれば薬剤(吐き気止めなど)を混ぜて、投与することができます。

留意すべきこと

一般的に、点滴で使われる液体の成分は、水分や塩分、乳酸、糖分などです。しかし場合によっては、薬などの成分を混ぜることもあります。薬剤によるアレルギーなどがある場合は、事前に医師に相談しておくと良いでしょう。

副作用と対策

むくみ

頻度については明らかになっていませんが、輸液を大量に点滴したことにより、脳浮腫、肺水腫、抹消の浮腫などの障害がひきおこされる場合があります。

高齢者の方では生理機能が低下していることがありますので、減量するなど注意をしましょう。輸液中または後に体調に異変を感じたら、すぐに医師に相談しましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

費用

数100円程度

(3割負担の保険適用時。薬剤や診察費などを含めると数1,000円程度になる場合があります。)

一般的な所要時間

脱水症状が軽快するまで行います。早ければ1~3時間程度ですが、症状によっては数日入院し、経過をみることもあります。

更新日:2016年07月01日

参照元:(最新感染症ガイドR‐Book〈2006〉感染症の実践的なバイブル岡部信彦米国小児科学会日本小児医事出版社2007年,東京都の食品安全情報サイト食品衛生の窓東京都福祉保健局http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/noro/manual.html(閲覧日:2015年9月14日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月14日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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