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開胸手術肺がん(肺の悪性腫瘍)

概要

がん細胞のできた箇所や広がり方によって、切除する領域が変わります。同時にリンパ節を切除し、がんの転移を調べることも多いです。開胸手術は目視で確認し、がん細胞を取り除くことができるうえ、治療効果は高いとされています。
また、がんが大きい時や、周辺臓器への浸潤が認められた際には並行し隣接臓器の合併切除を行う場合があります。

他の治療法に比べての優位性

手術時間が短く、術後の痛みも強くないとされています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

開胸手術後、肋間神経を刺激したようで、数時間ごとに超強度の激痛が起こったのが今でもよく記憶に残っています。それがしんどかった。その後の抗がん剤治療は途中でやめようと何度も思った。
同時期に入院していた仲良しになった人たちは放射線治療も抗がん剤の治療もすることになっていたけれど、私は軽い抗がん剤を短期間飲むことはあったけれど放射線治療は全く勧められなかった。手術ですべて取りきれたようで、その後は漢方薬を飲み続ける治療のみなので、体への負担が全くなくて穏やかに暮らせているから。
治療法は素人の患者が選ぶのですか?癌の大きさ、ステージ、年齢等を考慮してベターの方法を医師と決めました。

留意すべきこと

がんの切除後に予想される呼吸機能の状態によって、行うことができない場合もあります。リンパ節への転移にともない、予後がよくないとされます。

実際に感じた効果

抗がん剤の副作用による耳鳴りは今も続く。背中の傷口は今もつっぱり、こすれて血が滲んでいる。左肺の半分をとったため階段を上ると息切れがする。元の生活には戻れない。しかし自営業なので元と同じように仕事をしなければならない。
今でこそ開胸手術より、状況により胸鏡下手術で切口を少なくて良かったかなとは思いますが、当時として一番の選択であったと思っております。
開胸手術後も痛く、苦しく、抗がん剤治療も厳しかったです。しかし、その後は良好なので今は説明できるようになりました。

副作用と対策

息切れ

息切れにより、呼吸困難になることがあります。また、胸が苦しくなるほか冷や汗がおこることもあるとされています。

楽な姿勢をとり、安静にしましょう。様子をみて、一向に症状が改善しない場合は医師に相談しましょう。服用の中止などが検討されます。

肺炎

呼吸機能の低下や痛みなどによって、痰が出しづらくなります。また、免疫力も低下しているため、肺炎になりやすい状態となります。

事前に腹式呼吸などの呼吸リハビリテーションを行っておくことが有効といわれています。

食道炎

食道に炎症がおこることで、嚥下困難や胸やけの症状があらわれることがあります。

一般的には、治療後2~5週間でやわらいでいくため特別な治療は行わないことが多いですが、症状が強い場合医師に相談するようにしましょう。症状を緩和するための治療を行うことがあります。

皮膚症状

皮膚に刺激やかゆみ、かぶれ、発赤などの症状があらわれることがあります。

治療後症状は和らいでいくため経過観察を行いますが、症状が強い場合は薬を塗布するなどの緩和治療を行います。

食欲不振

食欲がわかなかったり、食欲はあるけれど食べられない、食事をはじめたけれど進まないといった状態がおこります。

栄養補助食品を利用したり、気分の良い時に食べられるものを探すようにしましょう。また、それらが分からない時は医師や看護師に相談するようにしましょう。

白血球減少

白血球の数が減少し、免疫の機能が正しく働かなくため、感染症にかかりやすくなることがあります。

細菌やウイルスによる感染を予防するため手洗い、うがいの徹底、マスクの着用、歯磨きを毎食後行うようにしましょう。家族からも病気が移りやすいため、家族も体調に気をつける必要があります。また定期的に血液検査を行い白血球数などを確認します。異常が認められた場合には薬の使用を中止するなど、適切な処置を行います。

倦怠感

全身症状として、からだがだるい、力がはいらない、立っていることがつらいなどの症状があらわれることがあります。

抗がん剤の使用から数日間の間におこるため、使用からしばらくは休息を十分に取り、無理な運動は控えるようにして、安静をこころがけましょう。音楽や読書などによる気分転換や、栄養状態、睡眠状態の改善を行うとよいとされています。症状が一向によくならない場合、医師に相談しましょう。

声がれ

のどの痛みや渇き、かすれや枯れ、咳、痰がでるなどの症状があらわれることがあります。

のどの乾燥を防ぎ、炎症を防ぐことで症状を予防することができる場合がありますが、症状が重い場合は医師に相談しましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

手術後の神経痛、退院後に少し動きすぎて傷口が開いた、抗がん剤の副作用による下痢、放射線によるやけどなど。
抗がん剤治療はイホマイドで苦しく、吐き気もきつかったです。3日間連続の点滴後、血液検査による管理でした。抗がん剤治療後は便秘や痔にもなり、かなり苦しかったのを覚えています。
身体的なものは特にありませんでした。死への恐怖、家族の事、仕事の事等精神的なダメージが酷かった。丸5年たって落ち着いた様です。

費用

約300,000円前後 ※切除対象範囲により金額に大きく差がでます。

(3割負担の保険適用時)

実際にかかった費用

入院80000円 食費は別ですが部屋代は無料でした。高額医療控除でずいぶん安く入院できたと思います 検査費 30000円

一般的な所要時間

入院期間:2週間程度

適用される患者

非小細胞がんのIA~IIIA期、および小細胞がんのI期の方

更新日:2016年10月26日

参照元:(EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2014年版日本肺癌学会金原出版2014年,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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