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ベル麻痺(特発性顔面神経麻痺)

ベル麻痺とは

原因不明の顔面神経麻痺で、多くは顔の片側のみに麻痺がおこります。顔の表情を調節する筋肉だけでなく、涙や唾液を分泌する神経や、味覚を支配する神経も同時に麻痺することがあり、その場合は涙や唾液の分泌異常や味覚障害などの症状があらわれます。

症状と原因

前兆として、耳やその周囲に痛みを感じることがあるといわれています。

体験談

体験談を見るにあたって

特発性顔面神経麻痺では後遺症を残さないために、発症してからなるべく早く治療を開始することが非常に重要です。治療の多くはステロイド療法の後にリハビリテーションを行います。
(1)ステロイド療法:副腎皮質ステロイドホルモンの単独投与による治療です。発症時は経口または静脈内投与によるステロイドパルス療法を行い、その後、経口ステロイド療法に移行し、徐々に減量します。
(2)抗ウイルス薬:特発性顔面神経麻痺の原因がヘルペスウイルスの感染によるものである説が有力になってきているため、ステロイド療法に加えて抗ウイルス薬が投与されることもあります。
(3)リハビリテーション:顔面神経の回復傾向があらわれるタイミングでおこなわれます。神経を支配している筋肉への血流を増やすための温熱療法や顔面の筋肉に対するマッサージなどを行います。
(4)人口涙液:目が閉じられないことによって乾燥し、角膜が障害されるのを防ぎます。
(5)ビタミンB製剤:末梢神経障害に使われるビタミン製剤です。特発性顔面神経麻痺の回復に効果がある場合があります。
(6)ボツリヌス毒素療法:ボツリヌス毒素により、麻痺を改善する治療法です。
(7)外科的減圧術:手術により顔面神経の圧迫を取り除き、神経障害の回復を期待する治療法です。
また上記の治療に加えて、安静を保つことや過激な運動や仕事を避けることも重要になります。

特発性顔面神経麻痺に似た症状として、脳の血管の障害や脳の炎症を原因とする「中枢性顔面神経麻痺」がありますが、治療法が異なり、脳の障害による後遺症がでることもあるため、特発性顔面神経麻痺か中枢性顔面神経麻痺かを判断することは重要です。中枢性顔面神経麻痺の多くは額の麻痺はみられませんが、特発性顔面神経麻痺では額のしわ寄せもできなくなるという特徴があります。

更新日:2018年11月19日

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