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甲状腺機能低下症の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

特徴的なものがなく、はっきりとしないものがおおいとされていますが、易疲労感(いろうかん)や無気力、眼瞼浮腫、寒がり、体重増加、記憶力低下、便秘などの症状があげられます。

進行時の症状

病状が進行すると、貧血、低体温、心不全、意識消失などを引きおこす場合もあります。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

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年齢によるリスクの上昇度合

年齢を問わずみられますが、成人女性に多くみられる傾向にあります。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

甲状腺機能低下症は慢性リンパ球性甲状腺炎(橋本病)などにより甲状腺が破壊されていくことで発症するとされています。また、亜急性甲状腺炎などは一過性の甲状腺機能低下症の原因となります。
甲状腺機能亢進症や甲状腺がんの、放射性ヨード治療や手術療法などの医療行為によって、甲状腺機能が低下することもあり、手術療法のうち、甲状腺を全部取る全摘術ではほぼ100%、甲状腺を一部残す甲状腺亜全摘術ではおよそ10~30%程度の方が永続的な甲状腺機能低下になるとされています。
遺伝との関連性については、詳しいことはわかっていませんが、少なからずあると考えられています。

分類 - 病気の種類や段階

治療を行ううえで、以下の2つに大きくわけられます。
■一過性甲状腺機能低下症:亜急性甲状腺炎などの影響で、一時的に甲状腺機能が低下している状態
■永続的甲状腺機能低下症:医療行為などによって甲状腺が破壊され、機能が低下している場合や、先天的に甲状腺に異常がみられるなどの状態

検査 - 病気の特定方法

心電図検査 (12誘導心電図) 病気の有無

心臓が活動しているときに流れるわずかな電流を測定することで、心臓の機能が正常に働いているかどうかを調べるための検査です。
心臓が全身に血液を循環させるために、その筋肉が拡張と収縮を繰り返すときに、微弱な活動電流が発生させます。心電図検査では、その電流を波形としてあらわすことで異常がないかどうかを確認します。
左右の手足と胸の計10ヶ所に電極をとりつけ、ベッドに横になった状態で検査を行います。検査は数分で行い、特に痛みをともないません。

超音波検査 (画像検査) 病気の有無

心臓が全身に血液を循環させるために、その筋肉が拡張と収縮を繰り返すときに、微弱な活動電流が発生させます。心電図検査では、その電流を波形としてあらわすことで異常がないかどうかを確認します。

甲状腺ホルモン検査 (血液検査) 確定診断

左右の手足と胸の計10ヶ所に電極をとりつけ、ベッドに横になった状態で検査を行います。検査は数分で行い、特に痛みをともないません。

甲状腺機能低下症になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

急激に体重の増加と身体全体特に顔のむくみがあり最初に受診した医師からは眼険下垂と診断され手術をしました。 その後も顔のむくみも取れず大腸、胃...

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全身の倦怠感、昼夜を問わず眠気に襲われ、記憶力や計算力の低下が見られた。続いて体温が低くなり、皮膚が乾燥し出す。顔はむくみやすくなり、毛の抜...

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はじめから自覚症状は全くなかった。不妊治療のための血液検査でホルモン数値が高かったため、専門医の紹介を経て詳しく調べてもらったら病気が発覚し...

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予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

一過性の甲状腺機能低下症は、薬の服用をやめることが可能な場合もありますが、再発の危険性があるので、血液検査などを活用した経過観察を行っていく必要があります。
永続的な甲状腺機能低下症は、薬を飲み始めてからしばらくすると症状が治まりますが、病気が治ったわけではないため薬を飲み続ける必要があります。

合併症と転移

カロチン血症、徐脈、心拡張、うつ病といった合併症がおこりえます。また、甲状腺機能低下症が長引いた際におこるものには、粘液水睡性昏睡があります。
これらは甲状腺ホルモンの低下によっておこるもので、他疾患との判別が重要となります。

甲状腺機能低下症を経験した人からのアドバイス

甲状腺ホルモンの分泌が減少すると人体にどれほど悪影響が出るのかわかった。甲状腺機能に異常をきたすことは通常なら希なことだ...

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しいていえば通院しなければいけないのが面倒。あとは妊娠にあたって、数値が高すぎると胎児にも影響があるとか… 薬を飲んで数...

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参照元:(甲状腺結節取扱い診療ガイドライン日本甲状腺学会南江堂2013年,重篤副作用疾患別対応マニュアル平成21年厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1d09.pdf(閲覧日2015年9月3日),ワシントンマニュアル第13版髙久史麿(翻訳),・和田攻(翻訳)メディカルサイエンスインターナショナル2015年,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月3日))

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更新日:2016年12月27日

甲状腺機能低下症の体験談

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