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下垂体前葉機能低下症

下垂体前葉機能低下症とは

下垂体は、頭蓋内で鼻腔の奥側に、脳からぶら下がるようにして存在する器官のことをさし、前葉と後葉の二つの部分に分類されます。
このうち下垂体の前葉が障害されることなどにより、副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、成長ホルモン、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)のいずれか、あるいはすべてのホルモンの分泌が低下することがあり、それぞれのホルモンの欠乏による症状があらわれる病気のことを下垂体前葉機能低下症といいます。
下垂体前葉への障害の原因としては、下垂体前葉が障害されること以外に、頭蓋内の腫瘍や頭部の外傷、感染症などによる炎症、また分娩時の大量出血などによって、機能が低下することもあります。また、後葉への障害がおきた場合は、中枢性尿崩症という病気が引きおこされます。

症状と原因

下垂体前葉からの分泌が低下または、欠乏しているホルモンの種類により、下記のように異なる症状があらわれます。
■副腎皮質刺激ホルモンが欠乏した場合、疲れやすさや筋力の低下、血中のナトリウム濃度の低下による頭痛や嘔吐などの症状があらわれることがあります。
■甲状腺刺激ホルモンが欠乏すると、甲状腺機能低下症と同様に、皮膚の乾燥や便秘、寒がり、無気力などの症状があらわれることがあります。
■成長ホルモンの欠乏は、子どもの場合、身長が伸びない成長障害を生じたり、性線刺激ホルモンの欠乏は女性の無月経や男性の勃起不全などの症状があらわれることがあります。
■プロラクチンの欠乏は、授乳中の女性の乳汁分泌の低下を引きおこしすことがあります。

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欠乏しているホルモンの種類に応じて、その不足しているホルモン自体、または、下垂体からのホルモン分泌低下により二次的に不足しているホルモンの補充療法が行われます。
具体的には、副甲状腺刺激ホルモンの欠乏に対しては副腎皮質ホルモンであるヒドロコルチゾンの投与、甲状腺刺激ホルモンの欠乏に対しては甲状腺ホルモンであるT4製剤の投与がそれぞれ行われます。
この2つのホルモンに関しては、生命維持の上で重要な役割を果たすホルモンであるため、その欠乏が認められる場合には必ず補充が行われます。
また、性腺刺激ホルモンの欠乏に対しては性腺刺激ホルモンであるゴナドトロピン、あるいは男性・女性ホルモンであるテストステロンエナント酸エステルまたは結合型エストロゲン製剤の投与、成長ホルモンの欠乏に対しては成長ホルモンであるソマトロピンの投与がそれぞれ行われます。ただし、これらのホルモンは生命維持に必須のものではないため、症状に応じて補充による治療を行います。
また、下垂体前葉機能低下症の原因はいくつかありますが、特に下垂体腫瘍など頭蓋内の腫瘍の存在により引きおこされている場合には、手術による腫瘍の摘出、または腫瘍に対する放射線治療を行うことがあります。

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