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ドレナージと第3脳室開窓術(神経内視鏡下手術、ETV)の比較水頭症(正常圧水頭症)

適用される患者

腰椎ドレナージ以外の手術は基本的にすべての水頭症の方が対象となります。

非交通性水頭症の方は腰椎ドレナージの適用をさけましょう。

幼児の水頭症、非交通性水頭症以外の水頭症の方

乳児の水頭症、交通性水頭症の方は手術が行えない場合や、効果がない場合があります。

他の治療法に比べての優位性

髄液を直接外に出していくため、緊急処置として即効性を発揮しやすいです。 緊急的な治療場面で得に優位性が高いとされています。
機器を体内に取り入れないため感染症や機器トラブルの心配がありません。手術による傷などの負担が小さく、髄液を自然な流れで、体内処理が可能となります。

留意すべきこと

脳にある余計な髄液を外に出していくため、チューブを外部に排出していく必要があます。そのため、外部から菌による感染症を引きおこしやすく、長期的な治療には向いていません。
また、この治療だけで症状を抑え続けることは現実的ではありません。

しっかりと手術できる施設は限られてきており、どこでも手術を受けられるというわけではなく、難しい手術になるため、術者の技術によって成功率が左右されやすいとされています。そのため、術者の経験などを理解し、行いましょう。
また、穴が再度閉塞してしまう可能性があり、その際には再手術が必要となります。

副作用と対策

意識障害

髄液の排出が上手くいかず、過剰排出した場合には、意識障害などがおこることがあります。また、時間の経過によって脳ヘルニアや、髄液を流す管(ドレーン)が閉塞してしまうリスクが高まります。

髄液の排出は基本的に最小限に抑えておくのが良いとされ、15~20cmH2Oとし、過剰排出、過少排出を予防します。意識がうすれるなどの症状があらわれた場合、すぐに医師に相談するようにして、適切な処置を受けるようにしましょう。

感染症

チューブを外部に排出しているため、その箇所から菌が入り込み、感染症にかかる可能性がありあます。術後、熱がなかなか下がらない場合や、発熱、創部の炎症、疼痛などの症状がおこることがあります。血液検査において炎症を表す数値が高い場合、手術を行った部位の外観の異常で術後感染症の有無が判断されます。

チューブ付近を清潔にし、手洗いやうがいなど、感染症にかからないよう予防を行いましょう。感染症の症状がみられた場合は、医師の診断をあおぎ、適切な抗生剤などの治療をうけましょう。

頭蓋内出血

髄液を抜き取るために脳室へ、ドレナージをさした際に出血することがあります。時間の経過によって出血部が青白くったり、頭痛、嘔吐、意識がなくなるなどの症状があらわれることがあります。

疑わしい症状があらわれた場合はすぐに医師の診断を受けましょう。出血性素因をとりのぞくため、抗凝固剤や抗血小板薬などにより対処する場合があります。

水頭症の再発

手術によってあけた穴が塞がることで、水頭症を再発する場合があります。

疑わしい症状があらわれた場合はすぐに医師の診断を受けましょう。再発していた場合、再手術を行う場合があります。

感染症

手術を行った部位に細菌が入り、増殖することで感染症をおこし、発熱したり手術部位に膿や痛みの症状があらわれることがあります。また、肺炎など術後の抵抗力の低下により発症する感染症もあるとされます。術後、熱がなかなか下がらない場合や、血液検査において炎症を表す数値が高い場合、手術を行った部位の外観の異常で術後感染症の有無が判断されます。

切開した部位を清潔にし、手洗いやうがいなど、感染症にかからないよう予防を行いましょう。感染症の症状がみられた場合は、医師の診断をあおぎ、適切な抗生剤などの治療をうけましょう。

髄液漏

頻度は稀ですが、手術によって髄液が体外に漏れだしてしまい、頭痛や耳鳴り、吐気、めまいなどがおこることがあります。また、時間の経過によって髄膜炎を引きおこす可能性があります。

一般的には、一時的なものが多いとされますが、症状が悪化する場合や一向に回復しない場合、安静にして、医師の診断を受けましょう。

一般的な所要時間

多くの場合、ドレナージを行った後に手術が行われます。そのため、期間などは個人差がありますが、感染症の予防といった視点を含め、ドレナージを行える期間は2週間ほどが限界であるとさています。

手術を含めた入院期間は1~2週間とされています。手術の時間は術者の技術力などによって変わるとされています。

体験談件数

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体験談評価平均

4.5/5.0

疾病平均4.0

4.0/5.0

疾病平均4.0

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上記以外の水頭症の治療法

参照元:(難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jp/entry/1559(閲覧日:2015年9月10日),東邦大学医療センター大橋病院http://www.ohashi-neurosurgery.com/hydrocephalus(閲覧日:2015年9月10日),近畿大学医学部脳神経外科http://www.med.kindai.ac.jp/nouge/disease/informed/4/6.html(閲覧日:2015年9月10日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月10日))

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