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大脳半球離断術(大脳半球切除術、機能的半球切除術)てんかん(てんかん発作症候群)

概要

乳幼児の大脳形成異常(半側巨脳症、スタージウエーバー症候群、皮質形成異常など)をともなう難治てんかんでは、病変のある方側の大脳皮質を切除する半球離断術が行われます。

他の治療法に比べての優位性

小児難治てんかんに対する外科治療は有効とされます。 乳幼児期に行うことで、患部側の大脳機能がもう片方の大脳で代償されるため、運動機能や言語機能の低下を最小限に抑えられることが期待できます。 発作波が伝わる線維を選択的に切除することで、広範囲な切除に比べ出血による後遺症などを残さず治療することが期待できます。

留意すべきこと

手術の実施を決めるにあたり、予め入院してビデオ脳波同時記録や脳の画像診断、神経心理検査などの術前検査を行います。
術後数年間は、抗てんかん薬の服用を継続する必要があります。
症状の回復状況を確認するために1ヶ月以上の時間を要します。

副作用と対策

痛み

手術後、傷口の痛みが残ることがあります。

通常は数日で痛みが治まります。鎮痛薬が処方されることもあります。

出血

手術にともなって出血がおこります。

出血が大量な場合、輸血で対応します。輸血が必要なのは3~4%程度です。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

費用

※現在調査中

一般的な所要時間

術前検査のための入院期間:1~2ヶ月

適用される患者

乳幼児期(遅くとも8歳以下)の大脳形成異常を伴う難治てんかんの方

下記の方には適応をさけましょう。
特発性てんかんの方、先天性の代謝異常や神経変性をともなう難治性てんかんの方、何らかの理由で全身麻酔のできない方

更新日:2017年09月26日

参照元:(てんかん治療ガイドライン2010てんかん治療ガイドライン作成委員会http://www.neurology-jp.org/guidelinem/tenkan.html(閲覧日:2017年9月25日),てんかん情報センター静岡てんかん・神経医療センター,http://epilepsy-info.jp/(閲覧日:2017年9月25日)医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2017年9月25日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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