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GnRHアゴニスト(GnRHアナログ療法、偽閉経療法、内分泌療法、女性ホルモン製剤)子宮内膜症

概要

性腺刺激ホルモン(Gn)の分泌を抑制することでエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌を抑えます。排卵がなくなり月経もなくなることで、月経痛や貧血が改善し、子宮内膜の病巣も縮小させます。
4週ごとの皮下注射タイプと毎日行う点鼻薬タイプがあり、主に「酢酸ナファレリン」「リュープロレリン酢酸」「ゴセレリン酢酸塩」「ブセレキュア酢酸塩」などを使用します。

他の治療法に比べての優位性

鎮痛薬でコントロールが難しい痛みに対しては、第2選択薬となります。 一時的に排卵がなくなり、月経もなくなるため、月経にともなう月経痛などの症状が軽減し、貧血も改善します。 手術療法の前にこの治療を行い、病変部を縮小させることでからだへの負担を軽くする術前療法としても使用します。

実際に治療を受けた方が選択した理由

注射と点鼻薬の治療を提示されたのですが、副作用があると聞いていたので、すぐに止められる点鼻薬を選びました。また、点鼻薬だと2週間に1回の通院だったので、副作用が出ても、すぐに相談しやすいと考えたからです。
月に1度の注射で済むので、噴霧忘れ等がなく助かった。 私の場合は、副作用もあまり無く、それ以前の投薬と比べると、比較にならない程に負担が軽く、楽に治療を続けられた。
鼻からの吸引で行える、内服より内蔵に負担がないと説明されたが。まだ出たばかりの薬だったので病院側が細かいアンケートを取り症状の経過に関心を持てると話すので、こちらも懸命に応えながら指導を受けて行けた。簡単に出来るのですが、持ち運びには不便なボトルでした。

留意すべきこと

薬によってエストロゲンを低下させることにより、一時的な閉経状態を引きおこし、更年期のようなのぼせ、ほてり、不眠、うつ症状などの症状がおこることがあります。
長期に使用すると骨粗しょう症のリスクがあるため、投与期間は6ヶ月間までとされています。
次回の使用には6ヶ月以上の休薬が必要です。
また骨密度の減少を防ぐために適当な運動とカルシウムの摂取を心掛けましょう。
治療を中止すると再び月経が始まり、子宮内膜症が進行する可能性があります。
服用中はホルモン性避妊薬以外の方法で避妊しましょう。
飲み合わせの悪い薬があるため、服用中の薬を医師に伝えましょう。

実際に感じた効果

使い始めて1ヶ月で生理が止まり、2ヶ月程で下腹部の違和感がなくなりました。目に見えないので、なかなか効果を感じることがなかったのですが、先日の診察で小さくなったとわかり、やっと効果を感じる事が出来ました。今は、最後に貰った薬を使っていて、薬が終わったら生理の再開後にピルを使用する予定です。
最初の投薬は日に3度、鼻から入れるものでした。 その薬では思う効果が得られず、2年ほどして月に1度の注射に切り替わりました。 それでも、すぐに良くなった訳ではありませんでしたが、痛みで倒れる事が減り、経血量も徐々に落ち着いて、鎮痛剤を飲まなくても生理をしのげるまでに回復しました。 発症から20年以上経ち、後々、子宮頸がんを患いましたが、内膜症が再発する事はありませんでした。
生理を一時停めるのですが。タイミングによりいつ生理が再開するか分からないので、その間はナプキンをあてっぱなしにしていました。忘れていた頃に生理が戻るので、長いときは2週間続くこともありました。痛みは緩和したり辛かったりで、良くなっているのかも不明なまま妊娠により治療中断。私自身は出産してもそこまで変わらなかった感じですが、市販の痛み止めで間に合う時もあり漢方をたまに出されるくらいにはなりました。

副作用と対策

ほてり

顔やからだがほてる、のぼせる、汗をかきやすくなることかあります。

服用を続けるうちに治まってくることが多いため経過観察を行いますが、症状が長引くときや悪化する場合は医師に相談しましょう。

頭痛

頭痛を引きおこす場合があります。

症状が重い場合は医師に相談しましょう。減薬や中止することで症状がやわらぐ場合もあります。また、必要に応じて鎮痛剤により症状をおさえることがあります。頭痛がおきた際には、どのくらい痛みがあるのか、症状を医師にしっかりと伝えるようにしましょう。

不正出血

本来の生理による出血以外におこる異常出血がみられることがあります。

治療中や治療後に症状がみられたり、からだに違和感や異変を感じた場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

2週間ほどで動悸と火照りがではじめ、そこから3ヶ月ほど続きましたが、その後はほとんど感じなくなりました。
初めは吐き気を伴いました。慣れたら今度は浮腫んで太りました。食欲が出るのでそれが辛かったです。
注射を打って2、3日後にはホットフラッシュがおこってきて、疲れやすく、寒くても体がカーっとほてり、暫くすると引いて行くの繰り返しだった。そのため若いのに冬場に汗を拭いていることがとても恥ずかしかった想い出があり、しんどいので横になっている時間が多かった。副作用の対策はとれるものでもないので自然に任せるしかなかった。

費用

注射薬:10,000円程度/1ヶ月 点鼻薬:月8,000円程度/1ヶ月

一般的な所要時間

投与期間:月経周期1~2日目から投与を開始し、注射薬の場合は4週ごと、点鼻薬の場合は毎日投与します。

適用される患者

低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬やジエノゲストで疼痛が軽減しない方、当面妊娠の予定のない方、妊娠を希望しない方、閉経年齢に近い方、手術療法を検討していて術前に病変部を縮小させる必要のある方

下記の方は適応をさけましょう。
この薬によりアレルギー症状が出たことがある方、異常性器出血、妊娠中・授乳中の方
下記の方は注意が必要です。
肝臓病、うつ、粘膜下筋腫、高血圧症、糖尿病、脳血管障害、冠動脈疾患の方

更新日:2017年11月21日

参照元:(産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2014日本産科婦人科学会http://www.jso.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2014.pdf(閲覧日:2017年11月17日),子宮内膜症/子宮腺筋症の診断と治療日本産婦人科学会file:///C:/Users/tanih/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/5S1JSL1R/5_2Dr.Kudo.pdf(閲覧日:2017年11月17日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2017年11月17日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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