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開腹手術子宮内膜症

概要

全身麻酔をし、下腹部を約10~15cm程度切開して行います。
病巣が大きい場合や、卵巣や子宮の全摘出(根治手術)が必要と診断された場合は開腹手術が選択されます。
不妊症をともなう重い子宮腺筋症の場合は病巣部のみを摘出(腺筋症核出術)します。
卵巣チョコレートのう胞(卵巣に発生した子宮内膜症)で40歳以上の方は、卵巣がんのリスクを回避するため原則として卵巣摘出が薦められることもあります。また、のう胞が極端に大きい場合や癒着が強くて腹腔鏡手術ができない場合は開腹手術の適応となります。

他の治療法に比べての優位性

癒着がある場合でも手術にて、病巣部を取り除くことができます。 薬物治療などで効果が望めない場合や再発を繰り返している場合でも、根治手術にて至急を全摘出することで根治を望むことができます。

実際に治療を受けた方が選択した理由

緊急手術だったため、術式が選べませんでした。本当でしたら主治医の先生と相談の上、「腹腔鏡手術」を選ぶのが最近のトレンドだと思います。 腹腔鏡手術なら入院日数も少なくていいし、なにより傷が残りにくいと言われています。
腹痛が治まらなかったことと、医師から取った方がいいと言われたので、手術はしようと思ったのですが、腹腔鏡手術はその病院ではできないことと、「腹腔用手術をするなら他の病院を紹介するが3ヶ月は待たないといけない」といわれたため開腹手術にしました。 手術が初めてだったので勝手が分かりませんでした。それに結局その病院での開腹手術も3ヶ月待たされてしまいました。
大きさが9センチと大きく、このまま経過をみるのであればピルを服用して生理を止めることを提案されました。しかし、妊娠を希望しているため、手術を希望しました。

留意すべきこと

腹腔鏡手術と比べ、手術創が大きく、からだへの負担が大きいです。そのため回復に時間がかかるほか傷跡も大きく残ります。
まれに出血や感染、術後イレウスなどがおこることもあります。
妊娠を望む場合は、根治手術を行うことはできません。ご自分のライフスタイル などを考慮し医師とよく相談しましょう。

実際に感じた効果

今はヤーズを飲み始めたばかりです。 また、今月もヤーズをもらいにいかなくてはなりません。多分きいてるのかな。
治療の効果を実感できたのは術後数カ月経ってからです。卵巣まわりの痛みがなくなり、内膜症予防としてトリキュラーを服用していることもあり、生理自体が軽くなりました。
腹痛は術後にあきらかによくなりましたが、何年かして徐々に戻ってきたような感じではあります。 通常の生活が出来るようになるまで1ヶ月もかかってしまい、仕事にも支障が出てしまいました。 あまりアドバイスもされなかったことと、腹腔鏡のほうが早く回復すると知っていたらそっちにしていたかもしれませn。(今はまた失敗例など報道されているのでどうかわかりませんが。)

副作用と対策

出血

手術にともなって出血がおこります。

出血が大量な場合、輸血で対応します。輸血が必要なのは3~4%程度です。

縫合不全

手術で縫い合わせた部分がうまく治癒せず、出血や炎症をおこし、疼痛や発熱などの症状があらわれることがあります。

滅菌ガーゼを当てて、毎日消毒します。多くの場合は、時間の経過とともにくっつきます。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

手術はとてもうまくいったので、貧血にも痛みにも悩まされることなく次の日から歩くこともできました。 それまでの投薬治療がとてもつらく、薬の副作用の継続的な出血や痛み、気分の落ち込みがひどかったです。

費用

300,000円程度(手術および入院費用含む)

実際にかかった費用

GnRHアナログ(リュープリン/注射)は、月1回で12.000円程度。 黄体ホルモン(ディナゲスト)は、1ヶ月分8.000円程度。 治療中に何度か重度の貧血で入院し、1回の入院で100.000万円程度。 手術自体は、先進医療の保険に入っていなかったため約40万円実費。そのほかの治療費(保険適用)や室料などで別途約5万円。

一般的な所要時間

入院期間:約2週間程度

適用される患者

子宮や卵巣の摘出が必要な方、根治を望む方、病巣が大きい場合や癒着が強い等の理由で腹腔鏡手術ができない方、重い子宮腺筋症で不妊をともなう方

下記の方は適応をさけましょう。
薬物療法で効果のある方、腹腔鏡手術にて治療が行える方

更新日:2017年11月21日

参照元:(産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2014日本産科婦人科学会http://www.jso.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2014.pdf(閲覧日:2017年11月17日),子宮内膜症/子宮腺筋症の診断と治療日本産婦人科学会file:///C:/Users/tanih/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/5S1JSL1R/5_2Dr.Kudo.pdf(閲覧日:2017年11月17日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2017年11月17日))

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