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子宮内膜症の治療法

治療法選択のポイント

  • 症状が軽度の場合は、鎮痛薬による対処療法を行いながら経過観察を行います
  • 対処療法を行っても症状の改善がみられない場合は、ホルモン治療を行います
  • ホルモン療法を行っても改善がみられない場合は、手術を検討しますが、今後のライフスタイルを考慮しながら術式を決めていきます
  • 更新日:2017年11月21日

    適用対象:
    不妊症をともなっている方、症状が進行し薬物治療では症状が改善しない方、卵巣チョコレートのう胞の方
    優位性:
    開腹手術と比べ、術中の出血も比較的少なく、術後の痛みも少ないため体への負担も少なくなります。そのため回復も比較的早い術式になります。 薬物療法で効果のなかった痛みに対しても効果が期待できます。 妊娠しやすい体への改善効果が期待できます。
    概要:
    全身麻酔を行い、腹部に5mm~12mmの穴を数ヶ所(基本はおへその上か下に1ヶ所、恥骨のあたりに左右1ヶ所ずつの計3か所)開けます。そこから腹腔鏡と手術器具を挿入し、モニター画面でお腹の中を見な...
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  • 更新日:2017年11月21日

    適用対象:
    子宮や卵巣の摘出が必要な方、根治を望む方、病巣が大きい場合や癒着が強い等の理由で腹腔鏡手術ができない方、重い子宮腺筋症で不妊をともなう方
    優位性:
    癒着がある場合でも手術にて、病巣部を取り除くことができます。 薬物治療などで効果が望めない場合や再発を繰り返している場合でも、根治手術にて至急を全摘出することで根治を望むことができます。
    概要:
    全身麻酔をし、下腹部を約10~15cm程度切開して行います。 病巣が大きい場合や、卵巣や子宮の全摘出(根治手術)が必要と診断された場合は開腹手術が選択されます。 不妊症をともなう重い子宮腺筋...
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  • 適用対象:
    疼痛のある方
    優位性:
    副作用が比較的少ないです。鎮痛薬として広く使用さている薬です。
    概要:
    子宮内膜症にともなう生理痛・腰痛・排便痛・性交痛などには、まず鎮痛薬による対症療法を行います。 子宮内膜症の痛みの原因となるプロスタグランジンの分泌を抑える薬が処方されます。 主に「メフェナ...
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  • 適用対象:
    低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬やジエノゲストで疼痛が軽減しない方、当面妊娠の予定のない方、妊娠を希望しない方、閉経年齢に近い方、手術療法を検討していて術前に病変部を縮小させる必要のある方
    優位性:
    鎮痛薬でコントロールが難しい痛みに対しては、第2選択薬となります。 一時的に排卵がなくなり、月経もなくなるため、月経にともなう月経痛などの症状が軽減し、貧血も改善します。 手術療法の前にこの治療を行い、病変部を縮小させることでからだへの負担を軽くする術前療法としても使用します。
    概要:
    性腺刺激ホルモン(Gn)の分泌を抑制することでエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌を抑えます。排卵がなくなり月経もなくなることで、月経痛や貧血が改善し、子宮内膜の病巣も縮小させます。 4週ごとの...
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  • 適用対象:
    低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬やジエノゲストで疼痛が軽減しない方、症状が重い方、閉経年齢に近い方
    優位性:
    鎮痛薬でコントロールが難しい痛みに対しては、第2選択薬となります。 効き目が高い薬とされており、月経痛や腰痛、乳腺症にともなう痛み、過多月経などを緩和させ、子宮腺筋症を小さくする効果も期待できるとされています。
    概要:
    テストステロン(男性ホルモン)誘導体で、視床下部や下垂体に作用し、性腺刺激ホルモン(Gn)の分泌を抑えます。子宮内膜や卵巣の働きを止めて閉経のような状態にすることで、病巣を縮小させます。 服用...
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  • 適用対象:
    鎮痛剤で痛みが軽減しない方、当面妊娠の予定のない方、妊娠を希望しない方
    優位性:
    月経困難症についての有効性が高いとされています。 鎮痛薬でコントロールが難しい痛みに対しては、第一選択薬とされ、子宮内膜症の進行を予防するためにも、早期からの投与を検討することが推奨されています。 副作用は比較的軽いとされます。 服用の期間設定などがなく、飲み続けることが可能です。
    概要:
    エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスチン(黄体ホルモン)の2つの女性ホルモンを配合した薬です。女性ホルモンの分泌をなだらかにする作用があり、排卵と子宮内膜の増殖を抑えることで、子宮内膜症にとも...
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  • 適用対象:
    鎮痛剤・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬で疼痛が軽減しない方、当面妊娠の予定のない方、妊娠を希望しない方、40歳以上の方
    優位性:
    鎮痛薬でコントロールが難しい痛みに対しては、第一選択薬とされています。 比較的新しい薬です。 作用が穏やかで副作用が少なく、長期使用(1年間)でも有効性と安全性が認められています。女性ホルモン量を必要以上に下げないため、更年期のような症状や骨を弱めることも少ないとされています。 血栓症のリスクにより低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬の使用が難しいとされた40歳代の方にも有用な薬とされています。
    概要:
    ジエノゲストは第4世代のプロゲスチン(人工黄体ホルモン)で、比較的新しい薬です。排卵を抑制し、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌を抑え、子宮内膜の増殖を抑えます。子宮内膜に直接作用することで病巣...
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参照元:(産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2014日本産科婦人科学会http://www.jso.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2014.pdf(閲覧日:2017年11月17日),子宮内膜症/子宮腺筋症の診断と治療日本産婦人科学会file:///C:/Users/tanih/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/5S1JSL1R/5_2Dr.Kudo.pdf(閲覧日:2017年11月17日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2017年11月17日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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