あなたの体験談が必要とされています

詳しくはこちら

TC療法(抗悪性腫瘍薬、抗がん剤)子宮体がん(子宮内膜がん)

概要

副作用が比較的軽く入院が不要なことや、効果の面でもAP療法に劣らないことから、最近一般的に行われている抗がん剤治療の1つです。
細胞の中に入り、がん細胞の増殖を抑え死滅させる「パクリタキセル」と、がん細胞の増殖を抑える「カルボプラチン」2種類の抗がん剤を使用します。1日目に制吐剤と抗アレルギー剤を服用し、その後「パクリタキセル」を3時間点滴、続けて「カルボプラチン」を1時間点滴、その後20日間の休薬を1コースとします。

他の治療法に比べての優位性

子宮体がんに対する化学療法の標準治療です。 AP療法より比較的副作用が軽いので、最近はTC療法が選択されることが多くなっています。 卵巣がんや乳がんなどの標準治療として広く使用されています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

CT撮影では転移しているかしていないか微妙な感じだったのですが、開腹手術を終えてから「メスを入れた事で小さな癌細胞がお腹の中に散らばっているかもしれない。転移再発防止のために化学治療をした方が良いと思う」と言われました。 父が抗がん剤でとても苦しんで亡くなったので、先生には私が癌と判明する前に「癌でも抗がん剤だけは嫌」と前もって言っていたんですが、年齢的に若いので抗がん剤治療を受けた方が良いと熱心に言われて、数日考えて受ける事にしました。

留意すべきこと

吐き気や嘔吐、アレルギー症状の副作用が強く出ることがあるため、点滴の前に制吐剤や抗アレルギー薬を投与します。このほか、手足のしびれ、脱毛、下痢、抵抗力の低下による感染などの副作用がおこることがあります。
アルコールが含まれているため、眠気やめまいなどを引きおこす可能性があります。投与後は車の運転や機械の操作などは控えましょう。
飲み合わせの悪い薬があるため、服用中の薬を医師に伝えましょう。

実際に感じた効果

CTに写った癌細胞は手術で取ったのですが、術後お腹の中に散らばっていたかもしれない癌細胞は目視出来ないので効果は よくわかりません。 今のところ再発はしていないので、一応効いたのかな…とは思っています。
1クール目は特に副作用は、現われなくむしろ食欲が増しました。 2クール目も特に変化はなく、普通に行動できましたが、3クール目に入る頃徐々に髪の毛がぬけはじめました。 その後は便秘が酷くて、風邪のようなだるい副作用が、治療後、一週間続き、その後の2週間は、元気にすごせました。 手の痺れが少し現われましたが、漢方薬を飲み続け、今はなくなりました。 抗がん剤治療後約1年、今は元と変わらぬくらい元気です。

副作用と対策

吐き気

消化器系へ影響をおよぼし、食欲の低下や吐き気をもよおすことがあります。

医師と相談し、吐き気止めの併用や、薬の量の調整などを行いながら服用してください。

下痢

通常よりも水分の多い便や形のない便が、複数回出ることがあります。

腹部を温め、吸収のいいものを食べるようにしましょう。症状により止瀉作用のある薬や整腸薬などを投与することもあります。

口内炎

口の中が炎症をおこし、痛み、出血、味の変化などの症状があらわれることがあります。

柔らかい歯ブラシを用いたブラッシングで口腔ケアをしっかり行い口の中を清潔に保ちましょう。刺激の少ないうがい薬や軟膏を用いて予防や治療を行います。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

治療開始2週間目に全身の脱毛が始まりました。 全身のしびれと骨の痛みは点滴開始直後からありました。 手足はマッサージをしたりしていましたが激しい倦怠感が続いていたのでほとんど寝たきりでした。 抗がん剤を体外に排出する為に水を沢山飲みました。

費用

※現在治療中です。

実際にかかった費用

入院(初回のみ3日・個室)24,000円 PET 25,000円 化学療法、血液検査等 およそ85,000円(毎月・高額医療費制度利用)
外来での化学治療は1回目が60000円、2回目以降は40000円でした。 薬代は1ヶ月12000?15000円です。

一般的な所要時間

治療期間:1日1回点滴投与し、3週間休薬します。これを1クールとし、6サイクル行います。
投与時間:1回5~6時間程度

適用される患者

手術ができないIII期の方、IV期の方、再発がんの方、I期、II期、III期の術後化学療法を行う方

下記の方は適応をさけましょう。
この薬によりアレルギー症状が出たことがある方、感染症の方、アルコールに過敏な方、骨髄抑制がある方、肝障害、腎障害、間質性肺炎または肺線維症の方、妊娠および授乳中の方

更新日:2017年12月04日

参照元:(子宮体がん治療ガイドライン2013年版日本婦人科腫瘍学会金原出版(閲覧日:2017年11月26日),がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/corpus_uteri/index.html(閲覧日:2017年11月26日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2017年11月26日))

体験談をさがす

TC療法(抗悪性腫瘍薬、抗がん剤)の体験談

治療法ごとに体験談をさがす