摂食障害(中枢性摂食異常症)
摂食障害とは
心理的な要因にもとづく食行動の障害です。神経性食欲不振症と神経性過食症に大きく分類されます。
体型を維持するため、過度に食事を制限するタイプと過食をしても嘔吐をするなどして体重を維持するタイプがあります。またそのどちらにも分類されない特定不能の摂食障害というのもあります。摂食障害をもつ方のほとんどは、若い女性だといわれています。
症状と原因
痩せているのにもかかわらず過度に自分の体重が気になり始めるなど、太ることに対する恐怖心が強くなる点が初期症状といえます。
その後、食事をとることが自分で上手くコントロールできなくなります。
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摂食障害の治療法には外来治療においてカウンセリングと入院をともなう治療があります。外来治療だけでは体重の増加が難しいと考えられる場合に入院治療へ切り替えます。下記の点を基準とし、入院治療へ切り替えます。
■急激な体重の減少が認められたとき
■外来治療のみでは体重増加がないとき
■むちゃ食いや嘔吐、薬物の乱用が持続しているとき
■治療環境として家庭に問題があるとき
■重篤な身体的合併症、精神疾患があるとき
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