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仮声帯縫着術(誤嚥防止手術、喉頭閉鎖術)とACE阻害薬(降圧薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬)の比較嚥下障害

適用される患者

反回神経麻痺などで声門が閉鎖できない方

以下の方は適応をさけましょう。
呼吸やたんを出すことに問題がない方、全身の状態が悪く気管切開に対して耐えられない方

咳の反射反応が低下している方

以下の方は適応をさけましょう。
妊娠中の方、高カリウム血症の方、腎臓の動脈に障害がある方

他の治療法に比べての優位性

喉頭を温存することができます。
ACE阻害薬を使用した場合、誤嚥性肺炎の発生率を2.8%に抑えられたという報告があります。

留意すべきこと

多くの場合、発声機能は失われます。
呼吸を行うための気管切開孔を設ける必要があります。
誤嚥を防止することを目的としているため、術後の経口摂取は保証されません。
手術は一定期間のリハビリテーションを行っても十分な効果が得られない場合に検討されます。また手術を行っても十分な効果が得られず障害や誤嚥が残る可能性もあります。
多くの場合、手術後もリハビリテーションが必要になります。

副作用に注意し、投与は慎重に行う必要があります。
透析を行っている方は服用できない場合がありますので注意が必要です。

副作用と対策

気道狭窄

手術中に神経が傷つく、あるいは術後の腫れやむくみなどにより気道が圧迫され、呼吸困難などを生じる可能性があります。

必要に応じ、気道を切り空気の通り道などを確保する手術を行う場合があります。

出血

手術創より出血する可能性があります。

出血した場合、薬物治療や外科治療により止血を試みますが、出血量が多い場合は輸血が必要になる場合があります。

感染症

手術を行った部位に細菌が入り増殖することで感染症をおこし、発熱や手術部位の膿や痛みなどの症状があらわれることがあります。術後、熱がなかなか下がらない場合や、血液検査において炎症を表す数値が高い場合、また手術を行った部位の外観の異常で術後感染症の有無が判断されます。

手術の前後には、抗菌薬による予防的な投与が行われます。また術中に関しては、手術室は空調により浮遊している粒子が手術部位の視野に極力入らない工夫がなされ、また手術部位、術者、医療器具などは消毒による無菌管理厳しく行われています。こうした徹底した予防を行っていても、手術後の感染の可能性は一定の確率でおこる場合があるため、抗菌薬の投与を行い、膿んでしまった場合は傷を開いて膿を排出するなどの対策を行います。

低血圧

薬の作用が強過ぎると、血圧が低くなり、あくびや吐き気、嘔吐、頭痛、動機、冷や汗などの症状があらわれることがあります。

年齢や症状に合わせて少量から投与していくのが一般的とされています。比較的副作用は少ないといわれますが、気になる症状があらわれた場合、早めに医師に相談するようにしましょう。薬の使用を継続するか判断することがあります。

腎機能障害

腎臓のはたらきに障害が生じて、尿が少ないあるいは出ない、むくみ、血尿、からだのだるさ、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹などの症状があらわれることがあります。

副作用に注意しながら、年齢や症状に合わせて少量から投与していくことが一般的とされています。また、比較的副作用は少ないとされますが、症状がみられる場合は速やかに受診しましょう。定期的な検査を行うことで腎臓の状態を把握しましょう。

高カリウム血症

倦怠感、息切れ、不整脈、しびれ、不安感、けいれんなどの症状があらわれることがあります。

定期的に血液検査を受けましょう。症状があらわれた場合は、医師に相談しましょう。

空咳

ACE阻害薬の代表的な副作用です。投薬開始初期にあらわれることが多い症状のひとつで、痰のからまない咳が出ることがあります。

比較的徐々に軽減するため、日常生活に支障がなければ経過観察を行いますが、症状が重い場合は医師に相談しましょう。投薬量の調整や変更を検討します。

血管性浮腫

顔や唇、舌、のどがひどく腫れる、食べものや飲みものが飲み込みにくい、息がしにくい、手足が腫れるなどの症状がみられる場合があります。

息がしにくいなどの症状があらわれた場合、早急に医師に相談するようにしましょう。 また、遺伝的に血管性浮腫をおこしやすい方などもいるため、少しでもからだに異変を感じた場合は必ず医師に相談しましょう。

一般的な所要時間

※現在確認中です。

治療期間:回復するまでの期間
※症状により治療期間は異なりますが、定期的に必要となることもあります。

体験談件数

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体験談評価平均

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疾病平均3.4

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参照元:(標準的神経治療:神経疾患に伴う嚥下障害 日本神経治療学会https://jsnt.gr.jp/guideline/img/enge.pdf(2017年2月16日閲覧),嚥下障害診療ガイドライン2012年版 日本耳鼻咽喉科学会 金原出版 2012年,日本耳鼻咽喉科学会会報Vol.118No.1 日本耳鼻咽喉科学会https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/1/118_74/_pdf(2017年2月16日閲覧),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年2月24日))

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