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口腔ケアとACE阻害薬(降圧薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬)の比較嚥下障害

適用される患者

全身機能が低下し座ることができない方、うがいや歯磨きが自分でできない方、義歯や入れ歯などを使用している方

咳の反射反応が低下している方

以下の方は適応をさけましょう。
妊娠中の方、高カリウム血症の方、腎臓の動脈に障害がある方

他の治療法に比べての優位性

口腔ケアを適切に行うことで、口の中の細菌が大幅に減少します。嚥下障害の方は飲み込みがうまくできないために口内に細菌が繁殖しやすく、不衛生な口内環境が続けば誤嚥性肺炎をおこすリスクが高くなります。口腔ケアにより肺炎のリスク、介護負担を軽減できる可能性があり、重要な嚥下障害の対策に位置付けられています。
ACE阻害薬を使用した場合、誤嚥性肺炎の発生率を2.8%に抑えられたという報告があります。

留意すべきこと

自分で口内の清掃などができない場合は、家族や周りの方の協力が必要になります。

副作用に注意し、投与は慎重に行う必要があります。
透析を行っている方は服用できない場合がありますので注意が必要です。

副作用と対策

誤嚥

うがいなどの指導を行っている際に、誤って気道や肺に水分が入りこんでしまう可能性があります。

寝たまま口腔ケアを行わないようにすることで予防できます。また誤嚥がおこったときは、誤嚥物を取り除く、あるいは医学的な処置が必要になる場合もあるため、医師や看護師に速やかに連絡しましょう。

口腔粘膜損傷

ブラシなどの不適切な使用により、口の中の粘膜、歯茎などを傷つける場合があります。

傷の具合によって、軟膏などが処方される場合があります。

低血圧

薬の作用が強過ぎると、血圧が低くなり、あくびや吐き気、嘔吐、頭痛、動機、冷や汗などの症状があらわれることがあります。

年齢や症状に合わせて少量から投与していくのが一般的とされています。比較的副作用は少ないといわれますが、気になる症状があらわれた場合、早めに医師に相談するようにしましょう。薬の使用を継続するか判断することがあります。

腎機能障害

腎臓のはたらきに障害が生じて、尿が少ないあるいは出ない、むくみ、血尿、からだのだるさ、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹などの症状があらわれることがあります。

副作用に注意しながら、年齢や症状に合わせて少量から投与していくことが一般的とされています。また、比較的副作用は少ないとされますが、症状がみられる場合は速やかに受診しましょう。定期的な検査を行うことで腎臓の状態を把握しましょう。

高カリウム血症

倦怠感、息切れ、不整脈、しびれ、不安感、けいれんなどの症状があらわれることがあります。

定期的に血液検査を受けましょう。症状があらわれた場合は、医師に相談しましょう。

空咳

ACE阻害薬の代表的な副作用です。投薬開始初期にあらわれることが多い症状のひとつで、痰のからまない咳が出ることがあります。

比較的徐々に軽減するため、日常生活に支障がなければ経過観察を行いますが、症状が重い場合は医師に相談しましょう。投薬量の調整や変更を検討します。

血管性浮腫

顔や唇、舌、のどがひどく腫れる、食べものや飲みものが飲み込みにくい、息がしにくい、手足が腫れるなどの症状がみられる場合があります。

息がしにくいなどの症状があらわれた場合、早急に医師に相談するようにしましょう。 また、遺伝的に血管性浮腫をおこしやすい方などもいるため、少しでもからだに異変を感じた場合は必ず医師に相談しましょう。

一般的な所要時間

軽度の嚥下障害であれば回復するまで続けます。症状により永続的、定期的に必要となることもあります。

治療期間:回復するまでの期間
※症状により治療期間は異なりますが、定期的に必要となることもあります。

体験談件数

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体験談評価平均

-/5.0

疾病平均3.4

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参照元:(標準的神経治療:神経疾患に伴う嚥下障害 日本神経治療学会https://jsnt.gr.jp/guideline/img/enge.pdf(2017年2月16日閲覧),嚥下障害診療ガイドライン2012年版 日本耳鼻咽喉科学会 金原出版 2012年,日本耳鼻咽喉科学会会報Vol.118No.1 日本耳鼻咽喉科学会https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/1/118_74/_pdf(2017年2月16日閲覧),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年2月24日))

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