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味覚障害の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

初期の段階では、味覚の低下に気づかないまま味を感じにくくなることがあります。そのため、以前より濃い味の料理を好むようになるといった場合があります。

進行時の症状

はじめは味覚を感じにくいという程度の症状ですが、進行すると、ほとんどの味覚を感じることができなくなる場合があります。また、本来の味とは違う味を感じたり、何も口に入っていないのに変な味を感じるなど、症状はさまざまで個人差も多いとされています。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

※現在調査中です。

年齢によるリスクの上昇度合

加齢が原因となる場合、65歳以上の方でリスクが高くなる傾向があるといわれています。しかし、20~30代などの比較的若い年齢層でも症状がみられることがあるため、味覚障害は幅広い年齢層に発症する可能性があるともいわれています。 また、どちらかというと女性に比較的多くみられる傾向があるとされています。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

加齢やダイエット、加工食品の取りすぎなどの偏った食生活による場合や、妊娠による亜鉛不足などが原因となって発症する場合があります。
亜鉛が欠乏すると、味を感じる舌の表面の味蕾(みらい)という部分の働きが低下したり、味覚の消失や障害をおこすことで味がわかりにくくなることがあります。
その他、糖尿病、腎障害、肝障害、消化器障害などの全身の病気や他の病気の治療の副作用、精神的なストレス、などによって症状があらわれることもあるとされています。

分類 - 病気の種類や段階

【症状をひきおこす原因によって以下のように分類されます】
 
■亜鉛欠乏性味覚障害:
食生活の乱れによる亜鉛不足が原因となって引きおこされているもの
■薬剤性味覚障害:
薬の副作用によって引きおこされている状態で、降圧剤、抗生物質、抗がん剤、抗コリン薬などの使用により口腔乾燥症や味覚障害がおこされるもの
■口腔疾病性味覚障害:
舌炎、シェーングレン症候群、ドライマウスなどの口腔内の病気が原因で引きおこされているもの
■心因性味覚障害:
ストレスが原因となって引きおこされているもの、自律神経系の交感神経が刺激されることにより、唾液分泌が抑制されるもの
■全身疾患性味覚障害:
糖尿病、肝不全、腎不全などの全身の病気が原因で引きおこされているもの
 
【また、味覚障害の症状によって以下のように分類されます。】
 
■味覚減退:
味覚が低下した状態、味を感じにくくなる
■無味症:
全く味を感じない状態のこと
■自発性味覚異常:
何も口に入っていないのに味を感じる状態のこと
■乖離(かいり)性味覚障害:
特定の味覚(特に甘味)だけを感じない状態のこと
■異味症:
本来の味と違う味を感じる状態のこと
■悪味症:
何を食べてもおいしく感じられない状態のこと

検査 - 病気の特定方法

ろ紙ディスク法 (味覚検査) 状態の確認

どの種類の味覚に対して、異常がおきているかを調べるための検査です。
舌の所定の位置に甘味、塩味、酸味、苦味の4つの味の溶液をしみこませた小さなろ紙をおき、どの味を感じるかを答えてもらいます。

電気味覚検査 重症度の確認

味覚を感じる神経のはたらきの程度を調べるための検査です。味覚の感度を調べます。
舌の所定の位置に検査器具をあてて弱い電流を流します。少しずつ電流を上げていき、金属をなめたような味を感じたら答えてもらいます。
ただし、ペースメーカーを使用している方は、影響がでる場合もあるため事前に伝えるようにしましょう。

血液検査 病気の有無

採血により採取した血液を遠心器にかけて、血清という上澄み部分の液体成分を化学的に調べることで、
肝臓や腎臓などの臓器の状態や、栄養状態、その他の病気の兆候などを推測することができます。また、血液中の白血球、赤血球、血小板の数を調べます。
味覚障害の方の場合特に血液中の亜鉛、鉄、ビタミンの濃度などを確認します。

問診 病気の有無

味覚障害の程度と原因を推測するため、医師や看護師による質問が行われる場合があります。
日常生活においてどのような異常を感じているか、どの味覚が感じにくいのか、何も口に入っていないときに味を感じることがあるかなどを確認していきます。
また、現在服用中の薬や食生活、ストレスの有無についても確認することがあります。

ガムテスト 病気の有無

唾液量の不足や口腔内の乾燥により味覚障害がおきていないかを確認するための検査です。
ガムをかんだ時に分泌される唾液の量を測定します。

味覚障害になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

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予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

病気の再発を防止するためには、バランスのよい食生活を送るなど、生活習慣の改善努力を続けていくことで、亜鉛不足を防ぐ必要があります。そして、口腔内を清潔に保つことも重要とされています。
また、薬が原因によって発症したり、その他の病気によって味覚障害がおきている場合は、医療機関を受診し必要に応じて服用中の薬の変更を行ったり、味覚障害の原因となっている他の病気の治療を行う必要があります。
また、料理の味付けや感じ方に変化がないかどうかなど、日頃から自分の味覚の変化に気をつけるようにしましょう。

合併症と転移

塩味が分からないために、気が付かずに塩分の多い食事をとり続けると血圧が高くなってしまったり、甘味が分からないために気が付かずに過剰な糖分をとりすぎることで弊害がでてくる可能性が考えられます。

味覚障害を経験した人からのアドバイス

味覚障害は食生活と直結しているので、食べることが楽しくなくなってしまう事もあるが、その中でいかにストレスをためないで過ご...

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これからは年齢的なこともありますので鉄の名前のついた物を積極的に摂取し、野菜やタンパク質もとり 健康に保ちたいと思います...

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参照元:(今日の治療指針2016年版山口徹他医学書院2016年1547-1548p,タケダ健康サイト武田薬品工業株式会社http://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=mikakushogai(閲覧日:2016年1月27日),宮城県薬剤師会http://www.mypha.or.jp/drug/qa_02.html(閲覧日:2016年1月27日),味覚障害の原因と対応大阪歯科大学http://www.osakadent-dousou.jp/data/rep185_02.pdf(閲覧日:2016年1月27日) ,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年1月27日))

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更新日:2016年12月27日

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