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チアゾリジン誘導体糖尿病

概要

インスリンに対する抵抗性をやわらげる飲み薬です。
血液中のブドウ糖をエネルギーになるよう促し、肝臓から新しく作られる糖新生を防ぐ飲み薬です。

適用される患者

食事療法および運動療法のみの治療、またインスリン製剤、SU薬、αグルコシダーゼ薬、BG薬による治療を加えても十分な効果が得られなかった2型糖尿病の方

下記の方は適応をさけましょう。
心不全の方、1型糖尿病の方、重篤な腎障害および肝障害の方、妊婦の方

他の治療法に比べての優位性

現在処方されている薬では、重篤な副作用は報告されていません。

留意すべきこと

低血糖を引きおこす薬との併用には注意が必要です。

副作用と対策

心不全

血液を送り出す能力が低下して心拍出量が減り、疲れやすくなることや動悸を感じることがあります。血液が滞留することもあり、胸部の鈍痛を感じることもあります。

気になる症状がある場合は、医師の診断を受けましょう。利尿薬や血管拡張薬による薬物治療によって対処することがあります。重症化した場合には心肺補助装置などを用いた心機能の改善を目的とした治療を行います。

むくみ

体に水分をため込みやすくなり、むくみや体重増加などに繋がることがあります。

むくみを取る薬を服用して対処します。また、足のむくみは市販の着圧ソックスなどでも症状を緩和する効果がみられます。

体重増加

薬の働きにより、体重が増加することがあります。

食事療法を合わせて行うことで、体重の増加を防ぐことができます。場合によっては副作用があらわれにくい薬への変更を検討することがあります。また、肥満の兆候などがみられた場合には、食べる量に気をつけ適度な運動を行うようにしましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

費用

1ヶ月:2,000~4,000円前後 ※使用する薬によって、上記の値段が左右されます。

(3割負担の保険適用時 ※インスリン系薬品との併用には保険が適用されません。)

一般的な所要時間

長期間の継続が必要です。

更新日:2016年11月11日

参照元:(科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013一般社団法人日本糖尿病学会南江堂2013年,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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