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硝子体手術網膜剥離(裂孔原性網膜剥離、非裂孔原性網膜剥離)

概要

網膜の剥がれた部分を、眼球の中からくっつける方法で、硝子体に出血がみられる方でも行うことができます。
目の下の部分に注射で局所麻酔を行います。
硝子体を切除し、硝子体や網膜をひっぱっている組織を除去した後、眼球内にガスを満たします。
網膜の剥がれている部分を風船のように膨らませて、網膜にくっつけます。
その後、網膜光凝固術を行い、網膜をくっつけます。

他の治療法に比べての優位性

強膜バックリングでは治療できないような深い部分や下の部分にできた穴でも手術することができます。 硝子体に出血がみられる、裂孔が大きい、網膜剥離が進行しているなどの場合でも行うことができる手術です。 眼球の変形が少ないため、目に傷が残りにくいとされています。 また、手術により硝子体を除去するため、治療後の見え方も非常に良くなるとされています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

いずれ白内障の手術をうけないといけなくなるので、この機会に同時に手術をしてはどうかと医師より話がありました。元々視力が良くないので、今までよりも見やすくなるのならと思い同時に手術することに決めました。

50代男性の家族(この人の治療体験)

再発の可能性が一番低いとの説明を受け、決めました。局所麻酔で行うことのできる手術でしたが、眼球に対する治療とのことで恐怖心が強かったため、主治医と相談し、全身麻酔で行いました。
強膜バックリング法も硝子体手術も印象に残っています。麻酔が一番つらかったからです。 渦巻き状の針が付いた注射で目の周りを麻酔するのですがそれが手術よりずっと苦しく、麻酔さえ終われば7割は手術が終わった気分になりました。 硝子体手術の方がより印象に残っているのは、手術中に水晶体が濁ってしまい水晶体を取らなければならなかったからです。 「このままでは手術ができないので水晶体を取りますよ」と言われ、手術しないと失明するのでイヤだとも言えずまさにまな板の上の鯉だったのでとても印象に残っています。

留意すべきこと

強膜バックリングに比べると感染症リスクが高いといわれています。
目の中に注入した気体が自然に消えるまで、うつぶせなどの体位制限が必要になる場合があり、飛行機の搭乗や、エレベーターでの急激な上昇、高圧酸素療法などをさける必要があります。
網膜の中心部まで網膜剥離が進んでいる場合、術後も視力障害が残る場合が多いとされています。
網膜が剥離してから放置している期間が短いほど術後の視力回復の効果がみられるため、できるだけ早急に手術を行うことが重要とされています。

実際に感じた効果

手術後は何も見えませんでした。それは網膜剥離の手術のせいではなく水晶体を取ったせいだったと思います。 網膜はしっかりくっついていたので心配はしていませんでしたが、3週間ほどずっとうつ伏せでいなければならなかったのがとても辛かったです。 また、目を開けると波のような水面の境界のようなものが見えて気持ち悪かったです。波は少しずつ下へさがっていき最後にはなくなりました。全くなくなるまで40日くらい掛かりました。 人工水晶体を入れる手術が終わるとすぐに視力が戻りました。以前よりずっと視界は良好でした。

副作用と対策

感染症

目の中に細菌が入って眼内炎などの症状をおこす場合があります。

日常生活の中で予防として、手洗い、うがい、マスクの着用、人ごみの回避など注意が必要です。咳が続く、喉の痛みなど、気になる症状がある場合は医師に相談しましょう。治療が長期間にわたる場合では、定期的な検査が行われる場合があります。また、長期投与した後に突然使用を中止してしまうことで副作用がおこる場合があるため、服用の継続、中止は必ず医師に相談のもと行いましょう。発症した場合、感染症に合わせた治療が行われます。

出血

手術により、眼の中が傷つけられ出血する場合があります。また、目に傷が残り、充血しやすくなる場合があります。

出血がひどい場合、再手術を検討する場合があります。また、充血や違和感がある場合、数ヶ月で目立たなくなることが多いとされますが、症状がおさまらない場合は医師に相談しましょう。

まぶたの異常

手術で目を刺激するため、まぶたに腫れやまぶたが上がりにくいなどの症状が出る場合があります。

一時的な症状とされ、放置していても、数ヶ月で目立たなくなることが多いですが、腫れがひどい場合は炎症を抑える点眼薬を使用することがあります。

白内障

かすんで見える、光をまぶしく感じる、視力低下などの症状があらわれることがあります。

高齢者の方の場合は硝子体手術と同時に白内障手術を行うことがあります。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

3度の眼球の手術でどうしても眼球が歪むので、左目だけで見ると歪んで見える副作用があるり、その度合いに個人差があると説明を受けていました。 左目には多少歪みがありますが両目で見る限り何も不自由はないので副作用があるにはあるのですが実感はありません。

費用

100,000~200,000円

(3割負担の保険適用時 )

一般的な所要時間

入院期間:3週間程度
手術時間:2~3時間

適用される患者

牽引性網膜剥離の方、剥離が進んでいる方、出血のある方

麻酔にアレルギーがある方は医師に相談しましょう

更新日:2016年10月26日

参照元:(飛蚊症と網膜剥離なぜ・どうする日本眼科医会http://www.gankaikai.or.jp/health/38/(閲覧日:2015年11月11日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年11月26日))

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