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ドネペジル塩酸塩(抗認知症薬、コリンエステラーゼ阻害薬)認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭葉側頭葉変性症)

概要

コリンエスレラーゼという脳内のアセチルコリン分解酵素の働きを阻害し、脳内のコリン作動性神経系の働きを向上させる方法です。アルツハイマー病における認知症症状の進行をおさえます。

他の治療法に比べての優位性

錠剤、細粒、内用ゼリーなどさまざまな錠型があります。短期的にも長期的にも効果が期待できます。また副作用と効果のバランスもよく、もっとも長く行われている治療です。

実際に治療を受けた方が選択した理由

気持ちが沈んで無気力になっているときドネペジル塩酸塩5mgに変更したところ、一時的にではあるが少し明るくなったように思ったため。

70代以上女性の家族(この人の治療体験)

父親がMRI検査をするのを拒否した為に、認知症の専門医にカウンセリングだけでもいいだろうと思い、月に23回通院しました。

70代以上男性の家族(この人の治療体験)

飲み始めの時は変化が見られなかったが数か月経つと、明らかに物忘れが減って表情も以前より明るくなってきたから

70代以上女性の家族(この人の治療体験)

留意すべきこと

記憶症状などの主な症状に対する抑制であり、アルツハイマー病そのものの進行をおさえるわけではありません。そのため、精神症状や行動症状への有用性は確認されていません。

実際に感じた効果

ドネペジルの服薬とあわせて、受診の際に、昔のことを思い出して話をするという回想法を取り入れてくださいました。昔のことを話している時は、とても生き生きしており、まるで認知症など無いようにも思えるほどきちんと話をしてくれていました。回想することで、脳の活性化が図れるようです。

70代以上女性の家族(この人の治療体験)

最初に認知症と診断されたときに、ドネペジル塩酸塩は性格が攻撃的になることがあるという医師からの説明でガランタミン臭化水素酸塩を2年ほど服用しましたが、あまり効果を感じられずにドネペジル塩酸塩に変更しました。当時、無気力になりつつありましたが、少し改善されたようにも思います。 その後も症状は進んでいるため、実際の効果はわかりませんが、認知症と診断されてから4年たった今もできる範囲の家事は自分でやっています。

70代以上女性の家族(この人の治療体験)

専門医の先生とお話ししている父親の姿を見ると、とてもにこやかにお話ししている父親の姿は、家の中では気が狂ったようにゴミをはさみで切り刻んでいたので。

70代以上男性の家族(この人の治療体験)

副作用と対策

頻脈

心室頻拍の症状では、異常に早い規則的な収縮がありますが、心室細胞の場合は不規則に動くけいれんしたような状態となります。心拍や脈拍が乱れると、息切れや目まいをひきおこし、失神をひきおこすことがあります。最悪の場合、血圧が下がり続け、脳は虚血状態となり、そのまま継続した場合は、死にいたることがあります。

まず原因となる薬の使用を中止します。その後、硫酸マグネシウムや塩化カリウムによる薬物療法を行い、心臓ペーシングで心拍数を調整します。また徐脈のある場合には、必要に応じてイソプロテレノールを点滴で使用することがあります。 心室細胞の場合は、直通電気ショックをおこなうことで、心臓のけいれんをおさえることがあります。

心筋梗塞、心不全

血のかたまりが心臓の血管内につまることで、手足の麻痺や痺れ、胸の痛みなどがおこることがあります。

症状がある場合、医師に相談するようにしましょう。一般的には、まず原因と思われる薬の使用を中止を行います。 また、抗血小板療法抗凝固療法線溶療法といった血栓症の発症を防ぐための抗血栓療法を行うことがありますが、急性期には点滴などにより、慢性期には内服により薬を使用して治療をおこなうことがあります。

消化器障害

胃酸の分泌や消化管運動がうながされることによって、胃などの粘膜が傷つき出血をおこすことがあります。

副作用による症状そのものは薬の使用を中止することによってやわらぎます。また使用継続下においても、プロトンポンプ阻害薬PG製剤、H1受容体拮抗薬などの使用が、このような副作用の治癒や再発防止に効果的であるとされています。

肝機能障害

肝臓に炎症がおこることで肝機能が低下し、食欲不振、吐き気、全身倦怠感、黄疸、腹水、肝臓肥大などの症状があらわれることがあります。

症状があらわれた場合はすぐ医師に報告しましょう。投薬の中止や食事療法によって対処し、軽度の肝障害は自然にやわらぎますが中等度以上のものは入院した上で治療を行います。

脳出血、脳血管障害

脳の血管に異常があらわれ、血管が破れる、つまるなどの症状がおこります。

まずは速やかに原因と思われる薬の使用を中止し、頭部のCTやMRI検査によって異常の有無やその部位を確認します。慢性期の方は降圧薬などによる血圧管理や呼吸管理などを行います。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

顕著な副作用はなかったと思うが、4-5日ぐらいから食欲が無くなったように思う。副作用かどうかはわからないが、デイケアに行きたがらなくなった。

70代以上男性の家族(この人の治療体験)

ドネペジルの副作用としてはいろいろとありますが、その一つに下痢があります。お腹が緩くなるのです。やはり服用している間に下痢をすることが何度かありました。しかしひどい副作用はありませんでした。中には攻撃的になる人も居るとのことですが、我が家の場合は性格等に変化は見られませんでした。

70代以上男性の家族(この人の治療体験)

費用

1錠:300~500円程度

(3割負担の保険適用時)

実際にかかった費用

薬剤:1ヶ月2500円程です 診療費:同じく1ヶ月500円程です。その他に検査費がかかっています。入院はしていません。

70代以上男性の家族(この人の治療体験)

一般的な所要時間

※現在調査中です

適用される患者

軽度から重度まで全段階のアルツハイマー型認知症の方

薬の成分またはピペリジン誘導体への過敏症の既往歴のある方は適応をさけましょう。

更新日:2016年10月26日

参照元:(認知症疾患治療ガイドライン2010認知症疾患治療ガイドライン作成合同委員会,筑波大学付属病院認知症疾患医療センターhttp://www.s.hosp.tsukuba.ac.jp/dementia/sub6.html(閲覧日:2015年6月19日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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