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FOLFOX療法(抗悪性腫瘍薬、抗がん剤)大腸がん(大腸の悪性腫瘍)

概要

術後や再発、進行がんに使われるもので、主に症状を抑えるために行われます。場合によって、がん細胞が小さくなったために切除可能になることもあります。"フルオロウラシル"、"アイソボリン"、"オキサリプラチン"を併用する方法で、分子標的薬の"ベバシズマブ"や"セツキシマブ"と組み合わせて使用されることが多くなっています。

他の治療法に比べての優位性

広く行われている一般的な抗がん剤治療です。点滴による投与を行います。

実際に治療を受けた方が選択した理由

自分で治療に対する知識は全くなく、選択をした記憶はありません。先生を信頼しすべて先生にお任せしました。
点滴か、飲み薬か、の選択肢を提示され、点滴で、かつ入院で、とお願いしたところ、上記の治療法になりました。
発生したがんの部位に一番あっている治療法だったから

留意すべきこと

からだに薬剤がたまっていくことで、副作用が強くなることがあります。FOLFIRI療法にはない手足のしびれや痛みがおこることがあります。

実際に感じた効果

入院中は、毎日の点滴と、定期的に行われた造影剤を注射してのCTや、内視鏡の検査等で、治療より検査の方が印象に残っています。
私の場合は、肛門に非常に近い直腸がんで、肛門温存治療をするには、術前に抗がん剤をする必要がありました。その後、放射線治療を行い、手術を行いました。 ステージ3bだったがんがステージ1になっていました。現在は、転移と再発防止のために、ゼローダという内服薬を5錠づつ、朝夕飲んでいます。
がんは切り取ったので血液中にあった癌細胞をたたく目的で服薬していたが効果はわからない

副作用と対策

白血球減少

抗がん剤の副作用で骨髄の細胞が傷害され、十分な白血球を作り出せなくなることで免疫の機能が正しく働かなり、感染症にかかりやすくなることがあります。

細菌やウイルスによる感染を予防するため手洗い、うがいの徹底、マスクの着用、歯磨きを毎食後行うようにしましょう。家族からも病気が移りやすいため、家族も体調に気をつける必要があります。また定期的に血液検査を行い白血球数などを確認します。異常が認められた場合には薬の使用を中止するなど、適切な処置を行います。

血小板減少

血を固める作用のある血小板が減少することで、皮下出血、鼻血、歯肉出血などの症状があらわれることがあります。

出血した場合、血が止まりにくいことがあるので、怪我に注意したり、歯ブラシを柔らかいものに替え、口の中を傷つけないなど出血をおこさないようにしましょう。

無顆粒球症

白血球にある好中球が著しく減り、抵抗力が弱くなることで高熱やさむけ、のどの痛みなどの症状があらわれることがあります。

投与開始後2~3ヶ月以内に発症することが多いため注意が必要です。気になる症状があらわれた場合、すぐ医師に報告しましょう。

貧血

赤血球あるいはヘモグロビンの量が減り、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛、顔面蒼白、耳鳴りなどさまざまな症状がおこります。

多くの場合、休薬することで症状がやわらぎますが、ひどい場合は輸血で対処することもあります。症状があらわれた場合は医師に相談しましょう。

末梢神経障害

手や足の力が入らなくなる、手足がしびれるなどの症状があらわれることがあります。

多くの場合2週間以内に症状は向上していきますが、症状が続く場合は薬の量を減らすなどで対応します。また向神経ビタミンB群(B1、B6、B12)などの製剤を対症療法的に用いることがあります。体が冷えることで症状が悪化するため、冷たいものをさけ、手袋や靴下などをうまく活用しましょう。

肝機能障害

薬の代謝時に肝臓に負担がかかることで肝機能が低下し、吐き気、嘔吐、腹痛、全身倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状があらわれることがあります。

症状があらわれた場合はすぐ医師に報告しましょう。投薬の中止や食事療法によって対処し、軽度場合は徐々に回復しますが中等度以上のものは入院した上で治療を行います。

間質性肺炎

薬により肺の細胞が傷害を受けて、動脈中に酸素が取り込みにくくなり、息切れや息苦しさ、咳、痰、発熱などの症状があらわれることがあります。

定期的に検査を受け体調を確認します。風邪と勘違いしてみすごしやすいですが、症状があらわれた場合は医師に報告しましょう。投薬の中止や治療計画の変更を行います。症状によりステロイドを投与することもあります。

アナフィラキシー

発疹や顔面のむくみ、呼吸困難や「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」といった喘鳴(ぜんめい)、喘息のような症状、頻脈、血圧低下などが使用中または使用後にあらわれる場合があります。発症には個人差があるとされていますが、使用後30分以内にあらわれる場合が多いとされています。アナフィラキシーは頻度の低い副作用とされていますが、意識の混濁やチアノーゼといったショック症状など、重篤な症状になる場合があるため注意が必要とされています。なかでも、先天性IgA欠損症の方ではこうした過敏反応がおこりやすいため注意しましょう。

症状は投薬後5~30分以内にあらわれることが多いため投薬時は様子をみるほか、投与後15分は病院に留まり、医師の監視下にいるようにしましょう。息苦しい、気分が悪い、口腔内の違和感など症状があらわれた場合にはすみやかに医師に相談しましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

抗がん剤による爪の変形。がん剤の副作用については説明が前以てありました。手足の爪がもろくなり変形し、足の親指の爪がブラブラに浮き上がり剥離しました。即、服用中止なりました。
治療後すぐに、むかつきやだるさがありました。3クール目くらいから、軽い脱毛がありました。冷たいものを触るとピリピリしましたが、夏でしたし、それほど つらくはありませんでした。けれども、治療を終えて半年後の今でも、手足に軽いしびれがあります。
ユーエフティ、ユーゼルひどい下痢、倦怠感 脱力感 ゼローダ手足の痛み、腫れ、つめの萎縮はがれる、足指のつめはぜんぶはがれた神経過敏

費用

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実際にかかった費用

1ヶ月半の入院でしたが費用は覚えていません。
入院:100,000円 薬剤:25,00円(1ヶ月分)
入院:20万(高額療養費適用) 薬剤:6000円(1ヶ月分)

一般的な所要時間

2週間を1コースとし、アイソボリン、オキサリプラチンを2週間に1回投与し、フルオロウラシルは46時間かけて静注しつづけます。
治療期間:術後療法では6ヶ月持続することが一般的とされています。

適用される患者

術後治療や再発例、進行がんで使用されます。

下記の方は適応をさけましょう。
妊娠中あるいは妊娠の可能性がある方、骨髄抑制のある方

更新日:2016年10月26日

参照元:(大腸癌治療ガイドライン医師用2014年版日本癌治療学会http://jsco-cpg.jp/item/13/(閲覧日:2015年6月22日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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