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内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)大腸がん(大腸の悪性腫瘍)

概要

内視鏡を使い大腸内を観察しながら、がん細胞の下側に薬液を注入します。注入後、電気メスを用いて粘膜下層を薄く剥がしがん細胞を切除する方法です。数日間の入院が必要となり、手術後は年に1~2回の内視鏡による検査が望ましいとされています。

他の治療法に比べての優位性

比較的傷が小さく、術後の回復も早い傾向にあります。 内視鏡の中でもEMRと比べ、より広範囲のがんを切除でき、再発の可能性も低くなっています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

主治医の先生より、これが最も適した治療法で、先生自体は既にその時点で約7百例の同種手術を行った旨の説明を受けたため。
少し大きくなっているものの、内視鏡で取りきれる範囲で、標準的な手術であることと術後の回復も早いことを説明され決めました。

60代女性の家族(この人の治療体験)

留意すべきこと

手術後の検査次第では再度手術することがあります。EMRに比べ熟練した手技が必要となり、合併症の頻度が多くなっています。とくに2㎝以上のがん細胞の切除は難易度が高く、穿孔などの発症率もあがります。

実際に感じた効果

ガンは初期発見、初期治療によりその後の経過も良好です。特に治療法はありません。又出血があった場合は早めの診察受診するように勧められました。切除の時痛くて我慢するのに大変でした。
入院翌日に手術を受け9日間で退院した。術後の翌日は絶食、2日目から重湯・2分がゆ・5分がゆになり5日目くらいから普通食(消化の良いもの)になった。内視鏡手術はとても楽で回復も早く退院までの間は何の問題もなく順調だった。退院後2週間目に術後の検査を受け問題なしと説明された。以後治療は受けず。2年後に改めて内視鏡検査を受け、小さなポリープを切除してもらったががんのほうは全く問題なし。
内視鏡的粘膜下層剥離術は、手術中は麻酔が効いているため特に痛み等を感じることも無く、手術終了後も特に痛み等はなかった。手術後は、適宜先生や看護師さんに状況をみて頂いたが、当方に痛みなどは特に無く経過も順調だったと思う。

副作用と対策

出血

手術にともなって出血がおこります。

内視鏡により止血を試みることがあります。出血が大量な場合、輸血で対応します。

穿孔

施術箇所に穴あくことがあります。

内視鏡によって縫い合わせることで対応することがあります。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

実際のオペなので、しばらく食事に注意出た程度。日常と変化なし。逆に、メタボの改善にもなったので、きわめて満足のいく治療であった。
手術をしてから左脇が腫れていたかったので、検査をしてもらったところ何もなく、時間が立てば治ってきたので。結局何が原因か分からないままだけど。
大腸がんに対する薬物治療や放射線治療はまったく行わなかった。したがって副作用のような体への影響はまったく無かった。

費用

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実際にかかった費用

入院で、自腹持ち出しが35,000円。以降検査等の費用がかかったりしたが、通常の会社の保険のみで対処。完治後、医療とがん保険に加入した。
1ケ月後、CT検査があり異常なし。細胞検査の結果はステージ2でした。初期でしたので薬も無く。入院もなく、費用は一割負担ですので、全部で一万五千円程度でした。
検査:30,000円 入院:50,000円 手術:100,000円(高額医療費適用) 薬剤:1,000円(頓服) 手術代については医療法件でほぼ返却。入院費用は半分ほど返却

60代女性の家族(この人の治療体験)

一般的な所要時間

手術時間:約1~2時間
入院期間:約4日~10日
※外来での対応がある施設もあります

適用される患者

ステージ0やステージIのような、がんが大腸の粘膜もしくは粘膜下層の浅いところにとどまっている場合(粘膜内がん、粘膜下層への軽度浸潤がん)に適応となります。
ESDでは、EMRやポリペクトミーでは切り取ることことができない2cm以上のものも切除可能となります。

ステージIでも粘膜下層の深く入りこんでいる場合(深部浸潤がん)では、大腸の周りのリンパ節への転移の可能性があるため適応をさけましょう。

更新日:2016年10月26日

参照元:(大腸癌治療ガイドライン医師用2014年版日本癌治療学会http://jsco-cpg.jp/item/13/(閲覧日:2015年6月22日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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