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抗EGFR抗体(分子標的薬、抗EGFR抗体(上皮細胞増殖因子受容体)、抗がん剤)大腸がん(大腸の悪性腫瘍)

概要

EGFRを抑え、がん細胞の増殖を抑えます。2008年に保険承認されました。FOLFOX療法やXELOX療法が効かなくなった後の治療法として効果的とされています。

他の治療法に比べての優位性

EGFR(上皮成長因子受容体)が発現した再発や進行性のがんに有効とされています。 この薬の登場によって、大腸がんの再発、進行例での生存期間が有意にのびました。

実際に治療を受けた方が選択した理由

主治医がこの方法しかないと判断。

60代男性の家族(この人の治療体験)

留意すべきこと

高頻度で皮膚症状や、頻度は低くなりますが重篤なインフュージョンリアクションなどの副作用がおこることがあります。

実際に感じた効果

開腹手術のお蔭で、一時的に食事が出来るようになり一旦家に帰ることもできました。しかし、癌の転移が広く、末期であったため腹水が溜まり、再入院後、腹水を抜く治療を受けました。平成11年4月14日未明に死亡。

60代男性の家族(この人の治療体験)

副作用と対策

皮膚症状

皮膚や粘膜の障害により、皮膚の発疹や発赤、水ぶくれ、はがれ、熱感や痛み、かゆみ、くちびるや口内のただれ、のどの痛み、目の充血などの症状があらわれることがあります。

直射日光をさけ、ぬるま湯でよく洗い肌を清潔に保つことで症状を軽減することができます。進行すると重い症状があらわれるので、軽い初期症状に注意する必要があります。症状がみられれば、医師へ相談して薬の変更などを行います。

爪囲炎

爪周囲にビリビリとした痛みをともなう赤みがあらわれることがあります。

爪周囲を保護し、深爪をさけるなど爪の切り方を工夫しましょう。薬を減量することもあります。

脱毛

髪が抜けたり、薄くなることがあります。

刺激の少ないシャンプーを使用して、頭皮を清潔に保ちましょう。また、髪がふたたび生えはじめるまでは、ウィッグやスカーフなどの利用を検討しましょう。

角膜障害

角膜に傷がつき、目の痛みやかすみ目などの症状があらわれることがあります。

症状があらわれた場合は医師に相談しましょう。症状の軽いものは、人口涙液の目薬を併用して角膜を保護します。重いものは、薬の変更や中止を行います。

まつ毛多毛症

まつ毛が異常に増えたり、伸びることがあります。

目の周りに薬品が付着していると症状があらわれやすいので、ガーゼやティッシュで拭き取る、目を閉じて洗顔することを心がけましょう。

アレルギー症状

湿疹やじんましんのような発疹、発熱などをはじめとするアレルギー症状をおこすことがあります。

薬剤を投与する前に、前投与薬としてステロイドを使用します。症状の軽いものであれば、点滴の速度を遅らせ、症状が向上しない場合は解熱鎮痛薬、抗ヒスタミン薬などをを投与して対処します。重症の場合は、直ちに投与を中止し酸素吸入、アドレナリン、気管支拡張薬、ステロイドなどを投与し対処します。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

手術の傷の痛みは七転八倒するほど相当なもののようでした。術後約4日ほど続きました。 抗がん剤の点滴をする度、吐き気・怠さの体調不良をしきりに訴えておりました。

60代男性の家族(この人の治療体験)

費用

※現在調査中です

実際にかかった費用

検査・治療費(手術も含む)600,000円 入院費 大部屋、2人部屋、個室全て合わせて約3か月 350,000円

60代男性の家族(この人の治療体験)

一般的な所要時間

※現在調査中です

適用される患者

術後治療や再発例、進行がんで、K-RAS遺伝子が野生型であり、K-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子の変異がない方
※再発や進行がんの80%程度のK-RAS遺伝子が野生型とされています。またK-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子の変異がある方は約40%といわれています。このタイプは抗EGFR抗体薬が効かない可能性が高いため、野生型と判断されている方も、K-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子変異の有無を測定し確認します。

※K-RAS遺伝子が野生型であり、K-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子の変異がない方以外の方への適応をさけましょう。また、慎重に投与を行う必要があります。

更新日:2016年10月26日

参照元:(大腸癌治療ガイドライン医師用2014年版日本癌治療学会http://jsco-cpg.jp/item/13/(閲覧日:2015年6月22日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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