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大腸がん(大腸の悪性腫瘍)の治療法

治療法選択のポイント

  • 内視鏡的切除術、外科的手術が根治を狙った治療法になります
  • 内視鏡的切除術、外科的手術、化学療法、放射腺療法を進行にあわせ、単独または組み合わせ治療を行います
  • 根治手術を行った場合にも約17%の再発がみられるため、これを抑える目的で補助化学療法を行う場合があります
  • 更新日:2016年10月26日

    適用対象:
    ステージ0やステージIのような、がんが大腸の粘膜もしくは粘膜下層の浅いところにとどまっている場合(粘膜内がん、粘膜下層への軽度浸潤がん)に適応となります。 中でも、直径が2cm未満の平らながん細胞の場合多く行われます。
    優位性:
    比較的傷が小さく、術後の回復も早い傾向にあります。
    概要:
    内視鏡を肛門から入れ、大腸の内部をモニターに映し出して行います。まず、内視鏡の先端から出る注射を使い、がん細胞の下側に生理食塩水を注入します。注射により盛り上がったがん細胞を、周囲の粘膜ごと、鋼...
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  • 適用対象:
    ステージ0やステージIのような、がんが大腸の粘膜もしくは粘膜下層の浅いところにとどまっている場合(粘膜内がん、粘膜下層への軽度浸潤がん)に適応となります。 ESDでは、EMRやポリペクトミーでは切り取ることことができない2cm以上のものも切除可能となります。
    優位性:
    比較的傷が小さく、術後の回復も早い傾向にあります。 内視鏡の中でもEMRと比べ、より広範囲のがんを切除でき、再発の可能性も低くなっています。
    概要:
    内視鏡を使い大腸内を観察しながら、がん細胞の下側に薬液を注入します。注入後、電気メスを用いて粘膜下層を薄く剥がしがん細胞を切除する方法です。数日間の入院が必要となり、手術後は年に1~2回の内視鏡...
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  • 適用対象:
    ステージ0やステージIのような、がんが大腸の粘膜もしくは粘膜下層の浅いところにとどまっている場合(粘膜内がん、粘膜下層への軽度浸潤がん)に適応となります。 なかでも、1回で切り取ることができる直径2cm未満のもので、キノコのように茎のある形(がんの形が先端が膨らんでいて、根本がすぼまっている形)のがん細胞へ多く用いられます。
    優位性:
    入院せずに行うことができ、比較的傷が小さく痛みも少ないとされ、術後の回復も早い傾向にあります。
    概要:
    内視鏡を使い大腸内を観察しながら、がん細胞の根元に輪状の電気メス(スネア)を引っ掛けて切除する手術です。このスネアの輪を締め、電流を流すことで、がん細胞と周囲の粘膜を焼き切ることでがん細胞を切除...
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  • 更新日:2016年10月26日

    適用対象:
    ステージIでがんが粘膜下層に深く入り込んでいる場合(深部浸潤)や、ステージII、ステージIIIの場合のような、リンパ節への転移の可能性がある方
    優位性:
    現在では、約8割の大腸がんの方が肛門機能を維持できるようになりました。泌尿器や生殖器の機能を維持する“自律神経温存術”も確立されています。 排尿するための人工肛門をつくることが一般的ですが、最近では小腸の一部を膀胱として代用する方法も、場合により可能となっています。
    概要:
    がんを直接切除し、リンパ節を郭清(かくせい)します。手術の方法は、がんのある部位や進行度に応じて分かれます。 【結腸に腫瘍がある場合】 再発を防止するため、がんから約10cm広めに腸管...
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  • 更新日:2016年12月26日

    適用対象:
    ステージ0~Iの方(ステージII~IIIの方にもがんの状況により適応となる場合があります。また、がんの進行以外にも手術を行う医師側の技術や経験もふまえ適応を決める必要があります。)
    優位性:
    腹部を大きく切り開く必要がないため、からだへの負担が少なく、開腹手術に比べて術後の回復が早いとされます。
    概要:
    炭酸ガスで膨らませた腹部に5mm~12mmの穴を数ヶ所開け、専用のカメラや手術器具を挿入し、お腹の中の横隔膜より下部を観察しながら、大腸がんの切除を行う方法です。
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  • 適用対象:
    術後治療や再発例、進行がんで使用されます。
    優位性:
    広く行われている一般的な抗がん剤治療です。点滴による投与を行います。
    概要:
    術後や再発、進行がんに使われるもので、主に症状を抑えるために行われます。場合によって、がん細胞が小さくなったために切除可能になることもあります。"フルオロウラシル"、"アイソボリン"、"オキサリ...
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  • 適用対象:
    術後治療や再発例、進行がんで使用されます。
    優位性:
    FOLFOXと同等の効果を得られるといわれています。 FOLFOX、FOLFIRIでは46時間かかる5-FUの静注がなく、代わりに口から飲むことができるカペシタビンを使用するため、からだへの負担が軽くなっています。
    概要:
    術後や再発、進行がんに使われるもので、主に症状を抑えるために行われます。場合によっては、がん細胞が小さくなったために切除可能になることもあります。"カペシタビン"、"オキサリプラチン"を併用する...
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  • 適用対象:
    術後治療や再発例、進行がんで使用されます。
    優位性:
    FOLFOX療法と同等の治療成績を残しています。
    概要:
    術後や再発、進行がんに使われるもので、主に場合症状を抑えるために行われます。場合によっては、がん細胞が小さくなったために切除可能になることもあります。"フルオロウラシル"、"アイソボリン"、"イ...
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  • 適用対象:
    術後治療や再発例、進行がんで使用されます。
    優位性:
    広く行われているものです。この薬の登場によって、大腸がんの再発、進行例での生存期間が有意にのびました。
    概要:
    体内の特定の分子を標的とし、その機能を抑えることで、がんの増殖や転移を抑える治療法です。 "VEFF"というがんを増殖させる分子を抑えることで、がん周囲のがん細胞となる血管を減らし、抗がん剤の...
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  • 適用対象:
    術後治療や再発例、進行がんで、K-RAS遺伝子が野生型であり、K-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子の変異がない方 ※再発や進行がんの80%程度のK-RAS遺伝子が野生型とされています。またK-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子の変異がある方は約40%といわれています。このタイプは抗EGFR抗体薬が効かない可能性が高いため、野生型と判断されている方も、K-RAS遺伝子およびN-RAS遺伝子変異の有無を測定し確認します。
    優位性:
    EGFR(上皮成長因子受容体)が発現した再発や進行性のがんに有効とされています。 この薬の登場によって、大腸がんの再発、進行例での生存期間が有意にのびました。
    概要:
    EGFRを抑え、がん細胞の増殖を抑えます。2008年に保険承認されました。FOLFOX療法やXELOX療法が効かなくなった後の治療法として効果的とされています。
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  • 更新日:2016年10月26日

    適用対象:
    がんによる痛み、出血、神経症状が強い方、開腹手術を行う方
    優位性:
    局部へのアプローチのため、抗がん剤に比べ全身への影響は比較的少なくなっています。
    概要:
    放射線をがんに照射し、がん細胞を殺す治療法です。がんの状態や治療の目的によって以下の2つに分けられます。 ■補助放射線療法 切除可能な直腸がんが対象となります。手術前にがんの縮小が期待...
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  • 適用対象:
    主に3次治療以降の切除不能進行再発大腸がんに使用されます。
    優位性:
    1次治療、2次治療における有効性はまだ確立されていないため、主に3次治療以降に使われる薬です。
    概要:
    切除不能進行再発大腸がんの治療に使われる経口薬です。 2次治療、2次治療における有効性はまだ確立されていないため、主に3次治療以降に使われる薬です。 また有効な併用治療薬も確立されていないた...
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参照元:(大腸癌治療ガイドライン医師用2014年版日本癌治療学会http://jsco-cpg.jp/item/13/(閲覧日:2015年6月22日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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