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橋本病(慢性甲状腺炎)の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

初期症状ははっきりしないことが多く個人差がありますが、甲状腺の腫れや、甲状腺機能低下による易疲労感(いひろうかん)、無気力、まぶたの腫れ、寒がり、体重増加、記憶力低下、便秘などが症状としてあげられます。

進行時の症状

甲状腺機能の低下がみられ、進行していくと、貧血、低体温、心不全、意識消失などを引きおこす場合もあります。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

※現在調査中です

年齢によるリスクの上昇度合

20代後半~40代に多く、未成年での発症は稀とされています。 また、発症された方の男女比は男性1人に対して女性20~30人とされています。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

本来、外部から入り込んだ細菌などの異物に対しておこる免疫反応が、自身の細胞に対しておこってしまい、甲状腺の組織を攻撃することで炎症が生じると考えられています。
遺伝との関連性が指摘されていますが、はっきりとした数値は明確にはなっていません。

分類 - 病気の種類や段階

治療を行う上で、下の2つに分類されます。
■甲状腺機能低下をともなう場合:甲状腺ホルモンを服用するなどして、甲状腺ホルモンを補充する必要があります。
■甲状腺機能が正常な場合:一般的には治療の必要はありません。ストレスなどが原因で甲状腺機能が低下する可能性もあるので、定期的に検査する必要があります。

検査 - 病気の特定方法

血液検査 確定診断

採血を行い、甲状腺ホルモンの値や血液中の抗体の値を調べる検査を行うことがあります。

超音波検査 (画像検査) 病気の有無

超音波をからだに当てることで、臓器や組織にぶつかり、はね返ってくる信号を受信することで、臓器などの様子を画像化する検査です。エコー検査とよばれることもあります。
組織の状態によって反射して戻ってくる信号が変化したものが画像に映しだされるため、腫瘍や炎症の有無などの異常を調べることができます。
この検査では、喉に専用のジェルを塗り超音波の機器を当て、甲状腺に異常や血流の流れを調べます。およそ5分程度で終わり、圧迫感などもなく外来で行うことができます。

心電図検査 (12誘導心電図) 病気の有無

心臓が活動しているときに流れるわずかな電流を測定することで、心臓の機能が正常に働いているかどうかを調べるための検査です。
心臓が全身に血液を循環させるために、その筋肉が拡張と収縮を繰り返すときに、微弱な活動電流が発生させます。心電図検査では、その電流を波形としてあらわすことで異常がないかどうかを確認します。
左右の手足と胸の計10ヶ所に電極をとりつけ、ベッドに横になった状態で検査を行います。検査は数分で行い、特に痛みをともないません。

橋本病になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

目が回るような感じが数日続いたため、受診しました。血液検査、エコー検査結果、橋本病と診断されました。私の場合、甲状腺がかなり小さくなっていて...

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会社の健康診断で、「甲状腺が腫れている」との指摘を受け、伊藤病院へ行きました。血液検査とレントゲンを受け、橋本病と診断されました。 数値が...

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症状には全く気が付かなく、毎年行っている会社の健康診断での、視診、触診で医者から指摘された。 どうすれば良いか尋ねると、そのまま様子見でも...

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予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

甲状腺機能が低下している場合、甲状腺ホルモンを飲み続ける必要があります。また、症状が安定するまで、定期的に検査をします。
稀に炎症が急に悪化することで、甲状腺の痛みや発熱がおこることがあるため、それらの症状を感じたときには、医師に相談する必要があります。

合併症と転移

心不全のような心臓疾患や脈が遅くなること(徐脈)、うつ病といった合併症がおこりえます。
また、シェーグレン症候群アジソン病慢性活動性肝炎のような自己免疫疾患を併発することもあります。甲状腺機能低下症が長引いた際におこるものには、粘液水睡性昏睡があり、これらは甲状腺ホルモンの低下によるため、他疾患との判別が重要となります。

橋本病を経験した人からのアドバイス

橋本病と聞いた時は何もわからず不安になりましたが、実際はそれほど深刻な病気ではないようです。 医師にも日常生活には何の...

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橋本病は数値が低ければ体調や妊娠などで、発症しやすいとのことでした。 必ずしも薬が、必要な病気ではありません。 もち...

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参照元:(甲状腺結節取扱い診療ガイドライン2013日本甲状腺学会南江堂2013年,甲状腺疾患診断ガイドライン2010日本甲状腺学会https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/perinatal/bosei/bosei-hashi.html(閲覧日:2015年10月1日),重篤副作用疾患別対応マニュアル(平成21年)厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1d09.pdf(閲覧日:2015年10月1日),国立成育医療研究センターhttps://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/perinatal/bosei/bosei-hashi.html(閲覧日:2016年12月9日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月1日))

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更新日:2016年12月27日

橋本病の体験談

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