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経腸栄養療法クローン病(CD、炎症性腸疾患)

概要

栄養が口から摂取できないときなどに、鼻から胃や腸にチューブを入れ、栄養を摂取する方法です。
期間が長期になる可能性がある場合には、胃や腸にチューブを入れる入り口をつくり、栄養を摂取する栄養療法のひとつです。

他の治療法に比べての優位性

栄養状態の改善、腸管の安静と食物による刺激を取り除くことで症状、消化管の状態を安静にしておくことができるとされます。 また、口から栄養を摂取できない場合の第1選択となります。

実際に治療を受けた方が選択した理由

当時それしかなく、飲めなかったので夜間に鼻に管を入れて服用したことで、朝が食べられず、食生活に影響あった

留意すべきこと

安全面は優れているものの、本人が抵抗を感じる場合があるとされ、担当医との十分な相談が必要といわれます。

実際に感じた効果

腸管の炎症が治まるまでは固形物の摂取は禁じられていたことから、退院後も自宅でできる治療法としてエレンタールを就寝中に経鼻投与する、というものを続けた。半年ぐらいでCRPが陰性に落ち着き、その後寛解状態が続いた。
診断を受け、プレドニン療法が始まる。1ヶ月位で痛み軽減。その後、プレドニンの量を点滴から錠剤に変わり少なくなる。
エレンタールを食べつずけるのは、自分はとても無理です! 特に体調に変化は有りません!続けるのは、無理です!

副作用と対策

胃食道逆流

横になったままの姿勢で行なう際、胃と食道へ与えた栄養物が逆流することがあります。その結果、飲み込んだ食べものが気管や肺に入る「誤嚥」を引きおこす可能性もあります。

姿勢を整える、栄養剤の投与速度を落とす、薬を排泄する機能を高める薬を投与する、などの処置をとります。

下痢

栄養剤の吸収不良、あるいは細菌への感染などが原因で、下痢の症状があらわれることがあります。

栄養剤の投与速度を落とす、栄養剤を人肌程度の温度に温める、あるいは栄養剤の変更などを検討します。

便秘

水分の不足、食物繊維の不足、運動の不足、腸の運動機能の低下などにより便秘をおこすことがあるとされます。

水分補給や、食物繊維が添加されている栄養剤の使用などで対処するとされます。

腹部膨満感

栄養剤の吸収不良、水分の不足、食物繊維の不足、運動の不足などにより腸の運動機能が低下し、腹痛やお腹が張った感じをおぼえることがあります。

症状が酷い場合は医師に相談しましょう。栄養剤を投与速度を落とす、栄養剤を人肌程度の温度に温める、あるいは栄養剤の変更、水分補給、食物繊維が添加されている栄養剤の使用を検討します。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

副作用は何もなかった。強いていえば鼻チューブを入れる際に失敗するとむせることぐらい。
絶食して1日2100kcal分のエレンタールを摂取した際に、初期のみ、下痢が起こった。慣れてくると下痢は減り、ほとんどない場合も多い。

費用

費用は個人の状態、薬の量により変動があるとされます。

実際にかかった費用

クローン病と診断された時ただちに特定疾患の手続きをしたので当時は無料で療養できた。

一般的な所要時間

クローン病は、臨床的に症状が落ちついた状態であっても定期的な病変の経過観察を続けて行かなければならず、栄養療法は長期にわたりおこなわれるとされます。

適用される患者

口からの栄養摂取が難しい方

以下の場合は適応とならない場合があります。
腸が安全に使用できない病変がある方、ひどい下痢症状がある方

更新日:2016年04月26日

参照元:(クローン病診療ガイドライン難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班プロジェクト研究グループhttp://minds4.jcqhc.or.jp/minds/CD/crohn_cpgs_2011.pdf(閲覧日:2016年4月26日),患者さんと家族のためのクローン病ガイドブック日本消化器病学会https://www.jsge.or.jp/theme/jsge2015/files/citizens/guidebook/03_cloning.pdf(閲覧日:2016年4月26日),今日の治療薬2016解説と便覧浦部晶夫他南江堂2016年738-740p,難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jp/entry/81(閲覧日:2016年4月26日),日本消化器外科学会http://www.jsgs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=8#05(閲覧日:2016年4月26日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年4月26日))

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