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開腹手術胃がん(胃の悪性腫瘍)

概要

胃をすべて摘出する場合や一部を摘出する場合があり、がんのできた部位によって切除範囲を決定します。リンパ節を切除することをリンパ節郭清といい、胃がんはリンパ節に転移をしている場合があるので、事前のCT検査などにより範囲を特定し切除を行います。胃がんではリンパ節に転移しても近くにとどまっていることが多く、近くにとどまっている段階であれば手術によって切除することが可能です。がんが深くなるほど、リンパ節に転移している可能性は高まり、遠くのリンパ節まで転移が届いている可能性場合があるため、リンパ節切除の範囲も広がります。

他の治療法に比べての優位性

一般的にひろく行われている治療法です。

実際に治療を受けた方が選択した理由

ステージIIというとかなり広範囲にまでがんが転移しているのかと想像していました。しかし事前の検診で深度レベルは3(リンパ節への転移はないが、漿膜を越えて、胃の表面まで浸潤している状態))程度にあるものの、転移している範囲はまだ狭く3/2程の切除で完治可能なことがわかり、安心しました。

60代男性の家族(この人の治療体験)

がんが既に胃の広範囲にあったため全摘術を行うことしか方法はないと医師からも言われましたし、そのほうが私も良いと思って選択しました。

30代男性の家族(この人の治療体験)

先生からも進められて手術でしたが、まだ40代と若かったこともあり、他部位への転移などのリスクを失くすことを考えると、切除手術が一番良いであろうと考えました。

70代以上男性の家族(この人の治療体験)

留意すべきこと

胃の一部を切り取ったことによる偶発症が発生します。

実際に感じた効果

術後は体を動かすと痛みが走り歩くのがやっとだったが、1週間ほどで不通に歩いたり行動したりできるようになった。今術後3週間たっているが、手術前と全く変わらない状態まで回復した。
2か所のがんを取り除くため、開腹し約80%の胃を切除した。入院時は点滴で術後をすごし、徐々に重湯から始め経口投与できるまでに。退院後は、TS-1にて転移・再発防止のため1年間の服用を行う。現在は、胃腸薬(タフマックE、モサプリドクエン酸塩錠、ラックビー微粒N)の服用のみ。定期検査は3か月ごとの超音波、6か月ごとの胃カメラとCTを受診。
東洋医学者に出会う事が出来、漢方薬で副作用を抑えながら抗がん剤と漢方薬併用で目的とされた1年間の抗がん剤治療が出来ました。その間副作用が酷い時は抗がん剤は休みながらでもありました。

副作用と対策

出血

手術にともなって出血がおこります。

出血が大量な場合、輸血で対応します。輸血が必要なのは3~4%程度です。

縫合不全

手術で縫い合わせた部分がうまく治癒せず、出血や炎症をおこし、疼痛や発熱などの症状があらわれることがあります。 ベーチェット病の方では病気特有の皮膚の被刺激性亢進のため、縫合がうまくいかない事があるとされています。

絶食を行い、状況によっては洗浄のための手術を行います。

低血糖

胃がなくなるために、消化が不十分な状態の食べ物が腸に届き、血糖値を下げるインシュリンが過剰に分泌されて低血糖を引きおこします。

食事回数を増やし1回の摂取量を減らしましょう。食事中の水分を控えること、糖質を摂りすぎないことも重要です。

血栓症

治療後に深部静脈に血栓が生じることが稀にあります。下肢の血流障害がおこるため、むくみや倦怠感、違和感などの症状があらわれます。また、生じた血栓が血流にのり、肺の血管を閉塞させ肺動脈塞栓症をおこす場合が非常に稀ではありますが、おこることがあります。肺動脈塞栓症の場合、呼吸困難、胸痛などの症状を引きおこします。

年齢や投与期間、閉経後年数、健康状態によってこの副作用をおこすことがあります。初期症状があらわれた場合、ただちに医療機関を受診するようにしましょう。薬を中止し、血栓を溶かす薬を投与することで症状がやわらいでいくことがあります。血管内カテーテルを用いて薬剤を注入し、血栓を除去することがあります。

胃切除後骨病変

食事量の減少やビタミンDの吸収率の減少により、骨粗しょう症や骨軟化症を引きおこすことがあります。

症状はすぐにあらわれません。カルシウムなどを食事から摂取することを心がけ、足りない場合は医師に相談し、乳酸CaとビタミンD製剤を摂取します。

腸閉塞

腸の中がつまり、激しい腹痛、吐き気や便秘、発熱などがおこります。

多くは絶食を行うことで症状がおさまりますが、薬物治療で対処することもあります。

貧血

赤血球あるいはヘモグロビンの量が減り、疲れやすい、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛、顔面蒼白、耳鳴りなどさまざまな症状がおこります。

多くの場合、休薬することで症状がやわらぎます。吸収する胃が切除されている場合は、ビタミンB12補充のための筋肉注射、または鉄剤補充のための静脈注射を行います。輸血を行う場合もあります。

逆流性食道炎

食道と胃の接合部を広げるため、胃から食道側へ胃酸や胃の内容物が逆流して、逆流性食道炎を引きおこすことがあり、胸あたりが痛む、胸やけがする、口の中が酸っぱく感じるなどの症状があらわれることがあります。

上半身を少し高くして寝ると症状がやわらぎます。粘膜を保護する薬などを使用することもありますので、症状があらわれた場合は早めに医師に相談しましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

退院直後は食事も少量で、鉄分不足による目まいや便秘と下痢を繰り返した。通常の食事が出るようになるまで数か月かかり、ラーメンを食べられるようになるのに1年を要した。
ステージ1だったので転移もなく、抗がん剤も使用しなかったので副作用は有りませんでした。
今でもたまにあるが、特に術後2~3年の間は、食事に時間をかけないとすぐ吐き戻すことが多かった。

費用

1,700,000~2,000,000円 ※手術の費用、術後の抗がん剤の費用は含みません

(※保険については現在調査中です)

実際にかかった費用

高額医療費の保険があったので月85,000円程度だったと思う。ただ入院などの諸経費があり+40,000円程度はかかったと思う。
1か月にかかった費用は、10万円です。高額療養費制度を利用させてもらって、その上限まで支払をしました。

30代男性の家族(この人の治療体験)

1回の手術120万円の3割請求で36万円を2回出費。高額医療費の為医療保険から戻しあり。たぶん3か月後。

一般的な所要時間

手術時間:3時間
入院期間:15日~20日

適用される患者

ステージIの早期がんで内視鏡手術ができるもの以外には、標準的にこの治療を行います。

ステージIV期の方は適応をさけましょう。

更新日:2016年10月26日

参照元:(胃がん治療ガイドライン2014年5月改訂(第4版)日本胃がん学会http://www.jgca.jp/guideline/fourth/index.html(閲覧日:2015年7月6日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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