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アロマターゼ阻害薬(抗悪性腫瘍薬、ホルモン療法、抗がん剤)乳がん

概要

乳がんの増殖をうながす、女性ホルモン(エストロゲン)は卵巣でつくられます。閉経後、卵巣機能の低下によってエストロゲンの分泌がとまりますが、副腎から分泌された男性ホルモンをもとに脂肪組織などから再びエストロゲンが生成されるようになります。
アロマターゼ阻害薬は、男性ホルモンからエストロゲンが生成される際に必要な酵素(アロマターゼ)の働きを阻害し、エストロゲンの産生を低下させることで、ホルモン依存症の乳がんの増殖を抑制する薬です。

適用される患者

閉経後の方

※高度の骨粗しょう症、強い関節症状、心血管障害がある場合は適していません。

他の治療法に比べての優位性

増殖能力の高い、女性ホルモン(エストロゲン)を栄養として成長する、女性ホルモン受容体陽性乳がんの場合に高い効果が期待でき、治療後の改善にもつながるといわれています。 進行乳がんに用いるほか、手術後の再発予防目的に補助療法として用いることも多いです。

留意すべきこと

閉経しているかどうか不明な場合、血液検査で確実に閉経していることを確認してから服用する必要があります。
また、ホルモン補充療法のエストロゲンを一緒に併用すると効果が弱まるため注意が必要です。

副作用と対策

更年期様症状

体内のエストロゲンの量が少なくなることによって、体温調整機能が弱まるため、ほてりや発汗、イライラ、肩こり、頭痛などの更年期障害のような症状があらわれることがあります。

羽織りや扇子などで温度調節を行えるようにしましょう。また、好きなことに熱中するなど、気分転換をはかることも大切です。 一般的には、飲み始めてから数ヶ月ほどでやわらいでいきますが、症状が重い場合や長く続く際は医師に相談しましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

費用

1ヶ月約20,000円程度

(3割負担の保険が適応となります)

一般的な所要時間

およそ5年ほど服用が必要になります。

更新日:2016年10月26日

参照元:(がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/breast/(閲覧日:2015年10月8日),各種がん144乳がんがん情報サービスhttp://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000ul0q-att/144.pdf(閲覧日:2015年10月8日),がん研有明病院http://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/breast.html(閲覧日:2016年12月9日),乳がんとホルモン療法沢井製薬株式会社(閲覧日:2016年12月9日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月8日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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