あなたの体験談が必要とされています

詳しくはこちら

放射線治療乳がん

概要

がんとその周辺のみを治療する局所療法です。
乳がんは比較的放射線が効きやすいがんのひとつといわれています。高エネルギーのエックス線を乳房にかけることで、がんの塊や微小ながん細胞を死滅させることができます。

適用される患者

つぎのような場合に放射線照射をします。
■温存手術後の補助療法:温存手術は切除部分を可能な限り小さくして行います。
■再発や転移した場合:放射線はがんを縮小し、痛みを抑える働きをします。
■局所進行がん

※妊娠中の方や膠原病(こうげんびょう)の方は適用となりません。

他の治療法に比べての優位性

手術と異なり乳房を温存することができます。また、治療前と同じような生活をすることが可能です。長い研究の成果でがん組織に多くの放射線量を照射し、周囲の正常組織にはできるだけ少ない量の放射線を照射することができるようになりました。そのため、がんを治せる可能性が高まり、副作用も比較的少ないというメリットがあります。

留意すべきこと

照射には規定量があるため、規定に達した場合、放射線療法は継続することができません。
放射線療法のみでの治療には限界があるため、単独での完治は難しいとされています。また、通院が必要となります。

副作用と対策

乳腺、汗腺の低下

放射線の照射によって授乳機能の低下や汗腺が萎縮するため、皮膚が汗をかかなくなります。また、体毛がはえなくなることや汗をかかないため、体温調節が難しくなります。

個人差はありますが、治療後緩やかに回復するとされています。

味覚異常

口内があれることで味を感じにくくなる、一部の味覚が感じられないなどの症状があらわれる場合があります。また、口の渇きや食事の好みの変化などを感じることもあります。

3~4ヶ月ほどでやわらぐとされていますが、症状が続く場合は医師に相談しましょう。

皮膚症状

日焼けをしたときのような赤みや、強いかゆみがおこることがあります。また、皮膚が乾燥しやすくなります。

炎症をおこしている箇所は優しく扱うようにしましょう。場合により医師の診断を受けましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

費用

25回で総額約30万円

(3割負担の保険が適応となります)

一般的な所要時間

術後約3週間ごろから開始し、5~6週の間、1日に10~20分間ほどの照射を週5日ほど行います。

更新日:2016年10月26日

参照元:(がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/breast/(閲覧日:2015年10月8日),各種がん144乳がんがん情報サービスhttp://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000ul0q-att/144.pdf(閲覧日:2015年10月8日),がん研有明病院http://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/breast.html(閲覧日:2016年12月9日),乳がんとホルモン療法沢井製薬株式会社(閲覧日:2016年12月9日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月8日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

放射線治療治療について、実際に質問してみる

他の治療法をさがす

放射線治療以外の治療法をさがす

放射線治療と他の治療法を比較してみる

体験談をさがす

放射線治療の体験談

治療法ごとに体験談をさがす

放射線治療についてもっと知りたい
サイト内の情報であなたの疑問を解決できるかもしれません。