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抗HER2療法(分子標的療法、抗悪性腫瘍薬、分子標的治療薬、抗がん剤)乳がん

概要

細胞の増殖や悪性化をうながす"HER2(ハーツー)タンパク"という細胞に特異的に結合することでHER2の働きを抑え、がんの増殖や浸潤を抑制し、がん細胞を減弱させたり死滅させる飲み薬です。HER2が過剰にあらわれているHER2陽性の乳がんに対して使用されます。単独で使用しても有効ですが、他の抗がん剤と併用することで効果が増大します。

他の治療法に比べての優位性

がん細胞にだけ作用するといわれ、従来の抗がん薬に比べ副作用は少なく、また軽いと考えられています。また、脳に転移した場合にも有効とされています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

痛みを緩和することはできても、全身に広がっているため助けられないと医師から言われました。 やっておけばよかったと後悔がのこらないよう、本人が、抗がん剤治療すると決めました。家族にとってもとても難しい決断でした。

50代女性の家族(この人の治療体験)

体への負担が一番大きいと考えられましたが、脇のリンパ節へもごく小さい転移が見られた為、一旦がん細胞を除去できる可能性の高い治療法を選択しました。

50代女性の家族(この人の治療体験)

留意すべきこと

肝臓病、心臓病、間質性肺炎またはその既往歴のある方や高齢の方が使用する際には注意が必要です。
HER2陽性乳がんの場合のみ効果があらわれるため、それ以外の方はこの治療に適していません。

実際に感じた効果

治療を始めて4日後、効き目がありすぎて、ガンが心臓か肺にとび、急に心臓、呼吸がとまり、亡くなりました。

50代女性の家族(この人の治療体験)

抗ガン剤治療を3ヶ月行い、その後放射線治療に進みました。抗ガン剤では髪の毛が抜けましたが、放射線治療が終わる頃には徐々に生えてきています。やはり体力は術前までは戻っていませんが、日常生活に支障がないくらいまでには回復しているといえます。

50代女性の家族(この人の治療体験)

副作用と対策

血小板減少

血を固める作用のある血小板が減少することで、皮下出血、鼻血、歯肉出血などの症状があらわれることがあります。

出血した場合、血が止まりにくいことがあるので、怪我に注意したり、歯ブラシを柔らかいものに替え、口の中を傷つけないなど出血をおこさないようにしましょう。

肝機能障害

薬の代謝時に肝臓に負担がかかることで肝機能が低下し、吐き気、嘔吐、腹痛、全身倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状があらわれることがあります。

症状があらわれた場合はすぐ医師に報告しましょう。投薬の中止や食事療法によって対処し、軽度場合は徐々に回復しますが中等度以上のものは入院した上で治療を行います。

疲労感

疲労感が続く、からだがだるいといった症状がおこります。

気分転換などを行うことでやわらぐ場合があります。症状がひどく、投与後2日以上続く場合は医師に相談しましょう。

アナフィラキシー

発疹や顔面のむくみ、呼吸困難や「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」といった喘鳴(ぜんめい)、喘息のような症状、頻脈、血圧低下などが使用中または使用後にあらわれる場合があります。発症には個人差があるとされていますが、使用後30分以内にあらわれる場合が多いとされています。アナフィラキシーは頻度の低い副作用とされていますが、意識の混濁やチアノーゼといったショック症状など、重篤な症状になる場合があるため注意が必要とされています。なかでも、先天性IgA欠損症の方ではこうした過敏反応がおこりやすいため注意しましょう。

症状は投薬後5~30分以内にあらわれることが多いため投薬時は様子をみるほか、投与後15分は病院に留まり、医師の監視下にいるようにしましょう。息苦しい、気分が悪い、口腔内の違和感など症状があらわれた場合にはすみやかに医師に相談しましょう。

消化器障害

吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢口内炎といった症状があらわれます。

腹部を温め、吸収のいいものを食べるようにしましょう。消化管に負担をかける食物繊維など残渣(ざんさ:不溶物)の多いものや炭酸、刺激物、生野菜、脂肪分、乳製品をさけましょう。重症度によっては、絶食や脱水症状を防ぐための生理食塩水などを点滴します。下痢止めなどを使うこともあります。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

抗ガン剤を始めて1週間ほどから髪の毛が抜け始めました。抗ガン剤治療が始まる前にカツラ(ウィッグ)を作成し、抜け始めると同時に着用しました。 吐き気を伴う体のだるさが常にあり、3週間スパンで抗ガン剤を打つ為、少し回復した頃にまた投与するの繰り返しを4回しました。 体調が悪い時は無理をせず、ベットに横になり休むようにしました。

50代女性の家族(この人の治療体験)

費用

※現在調査中です

実際にかかった費用

入院手術およそ205000円治療費(薬剤費)は高額療養費制度を利用したので一回44000円強
要町病院入院一ヶ月13万円位 ゼローダ、オプソ一ヶ月10万円位 相模原にある病院 入院費一ヶ月34500円(市役所で限度額証明の手続きをし低所得と認められました。) 諸経費 40000円位

60代女性の家族(この人の治療体験)

一般的な所要時間

※現在調査中です

適用される患者

HER2陽性の乳がんの方、トラスツズマブ(ハーセプチン)で悪化や効果がみられなかった場合、再発したHER2陽性の乳がんの方

※妊娠中や授乳中の方は適用となりません。

更新日:2016年10月26日

参照元:(がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/breast/(閲覧日:2015年10月8日),各種がん144乳がんがん情報サービスhttp://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000ul0q-att/144.pdf(閲覧日:2015年10月8日),がん研有明病院http://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/breast.html(閲覧日:2016年12月9日),乳がんとホルモン療法沢井製薬株式会社(閲覧日:2016年12月9日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月8日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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