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アントラサイクリン系、タキサン系(単剤、併用)(抗悪性腫瘍薬、抗生物質、抗がん剤)乳がん

概要

がんを縮小させ、がん細胞の進行による症状の緩和や転移、再発などを防ぐ目的でおこなわれます。術前や術後の補助療法として使われる場合や、進行または再発がんの治療に使用される場合があります。
いくつかの薬を組み合わせて同時に用いることが原則とされ、静脈内注射によって行われます。
薬はアンスラサイクリン系とタキサン系がもっとも有効だといわれています。

他の治療法に比べての優位性

症状の緩和や手術が可能な方の術前や術後に行うことで転移や再発のリスクを減らすことができます。 また、手術による治療が行えない方へ治療を行うことで症状の緩和が目指せます。

実際に治療を受けた方が選択した理由

一番つらかったから。前半のECは、悪心・発熱などはあっても寝ることで乗り切れたが、タキソテールは副作用が強く、発熱・鼻血・倦怠感などに加えて粘膜炎になり、食事がうまく取れず、最終的に歯痛がひどく薬も効かなかったため、最後の1回のタキソテールはやらずに、化学療法を終えた。
主治医の勧め。FECでありとあらゆる副作用が出て辛い旨を話したところ療法の変更を勧められパクリタキセルを受けることになったが体中の痛みと味覚障害、手足のしびれがひどく現在でも足にはわずかな痺れが残る。
部分切除したが断端陽性であったこととトリプルネガティブだったため、ホルモン療法などが使えないとのことだった。

留意すべきこと

授乳中の方は授乳を控える必要があります。
また、副作用が比較的多く、飲み合わせなどに注意する必要があります。

実際に感じた効果

全摘手術後、AC療法4クールの後、ウィークリー・アブラキサン全12クール2013年4月1クール目から2013年7月12クール目まで画像診断などはなく、どの程度治療の効果があったのかは不明。現在、再発も転移もなし。
初発で、転移もなく再発しやすい型と言われていたが、再発も無いので効果はあったと思う
EC療法でやや縮小、タキソール効果は横ばいの結果で手術。手術前にやや縮小させた状態で臨むことができた。

副作用と対策

吐き気

抗がん剤の副作用として、吐き気や嘔吐、悪心などの症状が出ることがあります。

消化のよいものを選んで食べ、水分補給をしっかり行いましょう。症状によっては吐き気止めを使用します。

アナフィラキシー

発疹や顔面のむくみ、呼吸困難や「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」といった喘鳴(ぜんめい)、喘息のような症状、頻脈、血圧低下などが使用中または使用後にあらわれる場合があります。発症には個人差があるとされていますが、使用後30分以内にあらわれる場合が多いとされています。アナフィラキシーは頻度の低い副作用とされていますが、意識の混濁やチアノーゼといったショック症状など、重篤な症状になる場合があるため注意が必要とされています。なかでも、先天性IgA欠損症の方ではこうした過敏反応がおこりやすいため注意しましょう。

症状は投薬後5~30分以内にあらわれることが多いため投薬時は様子をみるほか、投与後15分は病院に留まり、医師の監視下にいるようにしましょう。息苦しい、気分が悪い、口腔内の違和感など症状があらわれた場合にはすみやかに医師に相談しましょう。

肝機能障害

薬の代謝時に肝臓に負担がかかることで肝機能が低下し、吐き気、嘔吐、腹痛、全身倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状があらわれることがあります。

症状があらわれた場合はすぐ医師に報告しましょう。投薬の中止や食事療法によって対処し、軽度場合は徐々に回復しますが中等度以上のものは入院した上で治療を行います。

消化器障害

アンスラサイクリン系の薬を服用した場合に、消化器に吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢などの症状があらわれる場合があります。

腹部を温め、吸収のいいものを食べるようにしましょう。消化管に負担をかける食物繊維など残渣(ざんさ:不溶物)の多いものや炭酸、刺激物、生野菜、脂肪分、乳製品をさけましょう。重症度によっては、絶食や脱水症状を防ぐための生理食塩水などを点滴します。下痢止めなどを使うこともあります。

脱毛

髪が抜けることや、頭髪がうすくなるといったような症状があらわれる場合があります。

治療後、症状はおさまり、約半年ほどで生えそろうとされていますが、髪質の変化などがおこる場合があります。 刺激の少ないシャンプーを使用するようにしましょう。ウィッグやスカーフなどの利用を検討しましょう。

骨髄抑制

白血球、好中球、血小板が減少することがあります。それにともない、発熱、出血、貧血症状などがあらわれることがあります。

菌を遠ざけるために、手洗い、うがいの徹底、マスクの着用、歯磨きを毎食後行うようにしましょう。けがにも注意するよう心がけましょう。 採血による血液検査によって、白血球、赤血球、血小板の数を調べます。それらの数値に異常がみられる場合、薬の減量や一時的に中止を行います。最近では、白血球を増やす薬が処方されることもあります。

しびれ

関節部分の痛みや手足の指にしびれを感じ、熱さや痛みに鈍感になる、力が入りづらい、立ち上がりにくいなどの症状があらわれる場合があります。

特に階段や段差、熱いものや刃物を扱う場合はよく注意しましょう。多くの場合、症状は治療後次第にやわらぎますが、長引く場合や悪化する場合は医師に相談しましょう。

心機能障害

アンスラサイクリン系の薬を服用した際に、心機能障害がおこる場合があります。 階段や坂道をのぼるだけといった軽い運動で息苦しさを感じる、疲労感が続く、咳が多くでる、手足がむくむなどの症状がおこることがあります。また、心機能が傷害されることで不整脈や心不全を引きおこす場合もあるため注意しましょう。

症状があらわれた場合、すぐに医師に相談しましょう。 心不全がおこった場合、治療を中止し、心不全の治療を行う必要があります。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

抗がん剤投与2日目から怠さ、胃のムカつき。全12クール中、3クール目から手足のしびれ。10クール目から筋肉痛、腰痛。
発熱、鼻血、倦怠感、脱毛、粘膜炎、歯痛、便秘デカドロンの効果が切れた、抗がん剤点滴後3日目あたりの倦怠感がひどかった。あとはあまり覚えていない。
医療関係の本に書かれているあらゆる副作用の症状。3週間ほとんど毎日辛くて少しましになるのは最後の2日間だけ、でもあと2日経ったらまたつらい治療が始まると思うととても憂鬱だった。

費用

6ヶ月およそ700,000円程度

(3割負担の保険が適応となります)

実際にかかった費用

2万5千円~3万5千円くらい。副作用に対応する薬代や、白血球あげる注射代をいれるともっと。 →限度額認定で、一定額以上は払わずにすんだ。でも、高い。

一般的な所要時間

※現在調査中です

適用される患者

手術が行えない方、再発した乳がんの方

下記の方は適用となりません。
心機能に異常がみられる、または、その病歴がある方、妊娠中の方

更新日:2016年10月26日

参照元:(がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/breast/(閲覧日:2015年10月8日),各種がん144乳がんがん情報サービスhttp://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000ul0q-att/144.pdf(閲覧日:2015年10月8日),がん研有明病院http://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/breast.html(閲覧日:2016年12月9日),乳がんとホルモン療法沢井製薬株式会社(閲覧日:2016年12月9日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月8日))

治療ノートは診療ガイドラインや厚生労働省のウェブサイトからコンテンツを作成しております。情報の正確性、治療法の選択肢の幅には細心の注意を払っておりますが、間違いを見つけた方、別の治療法をご存知の方は、お問い合わせフォームよりお知らせ下さい。実際の治療は医師とよく相談したうえで行ってください。

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