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尿路変向術膀胱がん(膀胱の悪性腫瘍)

概要

根治的膀胱全摘術にて膀胱を摘出した後、尿を体外に排出するための手術「尿路変向術」を同時に行います。主に3つの術式があり、症状や体力により選択されます。
「回腸導管」は、腸管で作られた回腸ループという通路を通して、腹壁に開けた穴から尿を排出させます。
「自排尿型代用膀胱形成術」は比較的新しい術式で、膀胱の代わりになる袋を腸管に作り尿をため、その袋を尿管と尿道につなぎます。
「尿管皮膚瘻(ろう)造設術」は、切断した尿管を皮膚に縫い付けてストーマとする方法です。

他の治療法に比べての優位性

回腸導管は古くから行われている治療法で合併症が少ないといわれています。 「自排尿型代用膀胱形成術」は、骨盤の筋肉をゆるめて腹圧をかけ排尿するやり方を取得ことで、通常と同じように排尿することも可能になります。 「尿管皮膚瘻(ろう)造設術」は、手術による負担は比較的小さくすみます。

実際に治療を受けた方が選択した理由

良いと思ったから。代替膀胱の日常を含めメンテナンスが必要ないこと。

留意すべきこと

回腸導管を行うと、尿は開口部より絶えず流出するため、体の外に集尿袋を装着する必要があります。
「自排尿型代用膀胱形成術」は、尿道を残すことになるため、尿道にがんが再発する危険性が高い場合は行うことができません。
「自排尿型代用膀胱形成術」を行うと、日中はほとんど尿を漏らすことはありませんが、夜間は失禁がおこることもあります。
「尿管皮膚瘻(ろう)造設術」は、ストーマ狭窄のリスクが高まる可能性があります。

実際に感じた効果

暴行全摘、小腸による代替え膀胱の作成。代替え膀胱は、昼間は尿を止められるが、夜中はコントロールできない(時間で用足し)ため、寝不足になることが多い。

実際に感じた副作用

夜の尿を止められないことによる、尿漏れ。

費用

※現在調査中

一般的な所要時間

※現在調査中

適用される患者

根治的膀胱全摘術を行った方

更新日:2016年10月26日

参照元:(膀胱癌診療ガイドライン2015年版日本泌尿器科学会医学図書出版2015年http://www.urol.or.jp/info/guideline/data/01_bladder_cancer_2015.pdf(閲覧日:2016年2月29日),がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/bladder/index.html(閲覧日:2016年2月29日),慶應義塾大学病院医療・健康情報サイトhttp://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000255.html(閲覧日:2016年2月29日),東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科http://www.tmd.ac.jp/med/uro/practice/disease/bt.html(閲覧日:2016年2月29日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年2月29日))

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