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膀胱全摘除術(根治的膀胱摘除術)膀胱がん(膀胱の悪性腫瘍)

概要

全身麻酔をして、膀胱の摘出を行います。併せて、骨盤内のリンパ節郭清(摘出)も行います。
主に浸潤性がんの場合に行いますが、表在性であっても悪性度が非常に高いがんや再発を繰り返すうちに悪性度や深達度が増した場合、BCG膀胱内注入治療に反応しない上皮内がんの場合などにも適用されることがあります。
症状により尿道を、男性の場合は前立腺と精嚢を、女性の場合は子宮と膣の一部を一緒に摘出することもあります。
術後は尿を体外に排出するための尿路変向術を同時に行います。

他の治療法に比べての優位性

筋層浸潤性がんの標準治療です。

実際に治療を受けた方が選択した理由

1回内視鏡手術をしてガンの細胞がとりきれてなかったおそれがあったため全摘出手術を進められて手術を受けた。
膀胱内のがん細胞が取りきれてない可能性があるのと膀胱を残しても再発する可能性がかなり高くてまた再手術しないと行けないと聞いたので。
医師の判断によってであり自己の意思は全く介在していない。生存するにはそれしか選択肢が無かったのが事実である。

留意すべきこと

侵襲の大きな手術のため、重大な合併症がおこる可能性があります。また後遺症として、消化管運動障害、膀胱機能障害、性機能障害、長期間経過後の腎機能障害などがおこる可能性があります。
がんを完全に摘出できない場合でも、がんにより生じる激しい血尿や痛みなどの症状を緩和するために膀胱のみを摘出することもあります。

実際に感じた効果

抗がん剤により下半身の感覚神経がやられてしまい酷い疼痛にずっと苦しんでおり歩行や睡眠もままならない状況である

40代女性の家族(この人の治療体験)

全摘したので、4級障害者となり、常に尿袋を付けた生活となっている。3~5日で、この袋を交換しなければならない。
とりあえず1番は尿意がなくなったので毎日尿とりパッドを着用しないといけないし、夜寝る時は大きめの尿とりパッドを着用して時間毎に起きてトイレにいかないといけなくなった。

実際に感じた副作用

3時間~4時間ごとに自己導尿する必要がある。入眠困難・浅眠・中途覚醒・早朝覚醒の睡眠障害が恒常的になった。
抗がん剤による後遺症によって下半身の絶え間ない激痛に24時間365日 、苦しんでいる

40代女性の家族(この人の治療体験)

費用

600,000円程度~

一般的な所要時間

入院期間:3週間~1ヶ月
手術時間:5~10時間

適用される患者

筋層浸潤性膀胱がんの方で、がんが骨盤壁あるいは腹壁に浸潤していない方、リンパ節転移・臓器転移のない方、筋層非浸潤性膀胱がんで再発を繰り返す方、膀胱上皮内がんでBCGの効果がない方

がんが骨盤壁あるいは腹壁に浸潤している方、リンパ節転移や臓器転移のある方は適応をさけましょう。

更新日:2016年10月26日

参照元:(膀胱癌診療ガイドライン2015年版日本泌尿器科学会医学図書出版2015年http://www.urol.or.jp/info/guideline/data/01_bladder_cancer_2015.pdf(閲覧日:2016年2月29日),がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/public/cancer/bladder/index.html(閲覧日:2016年2月29日),慶應義塾大学病院医療・健康情報サイトhttp://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000255.html(閲覧日:2016年2月29日),東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科http://www.tmd.ac.jp/med/uro/practice/disease/bt.html(閲覧日:2016年2月29日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2016年2月29日))

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