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リチウム(気分安定薬)双極性障害(躁うつ病)

概要

気分安定薬のひとつで、躁状態に対して効果を発揮しますが、うつ状態に対しても効果があるといわれています。一般的に即効性はなく、躁状態が軽度の場合は単独投与しますが、中等度以上ははじめから抗精神病薬と併用して投与することが多いとされています。
再発予防効果もあるといわれています。

他の治療法に比べての優位性

歴史が古く、多くは第一選択薬として処方されます。 感情の高まりや行動の異常をおさえます。 多幸感や爽快気分を呈する方はリチウムによる効果があらわれやすいといわれています。 保険適応外になりますが、維持療法にも多く用いられています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

炭酸リチウムの前はバルブロを飲んでいましたが、血中濃度が上がらず、効果も出ず…でした。しかし、試しに飲んでみた炭酸リチウムは飲み始めて1ヵ月くらいで日中の活動が可能になるくらいに回復していきました。そのため、炭酸リチウムは今後も継続していきたいと思っています。
当初は、薬物療法に強い抵抗感がありました。抗精神病薬の副作用が強すぎて、便秘や目ヤニ、食欲増進に泣きたくなったことも何度もあります。48キロの体重はあっという間に20キロ増えました。 躁病相のあと、鬱病相にうつった時には死にたくて消えたくてたまらなかったです。 それでもその後、大きな再発もなく現在までやってこられているのは長期的に炭酸リチウムを服薬したことの効果もあるのだと思っています。 2年半程度は服薬したと記憶しています。
リーマスは症状的にはとても合っていて、症状が落ち着いてきました。ただ、手の震えが出てきたのでやむなく中止せざるを得ませんでした。それがなければ続けていたかったお薬です。

留意すべきこと

中毒になる可能性があるので、定期的な血液検査で血中濃度を確認する必要があります。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)はリチウムの排泄を阻害しリチウム中毒になる場合があるため併用はさけましょう。
口渇、吐き気など副作用に注意が必要です。
過去の再発回数が10回を超える方、混合状態や焦燥感、不快気分の目立つ方、被害妄想などがあらわれる方は効果があらわれにくいといわれています。
催奇性の可能性があるため、妊婦への投与は禁止されています。
双極性障害で保険が適応になるのは躁状態の場合のみです。

実際に感じた効果

リスパダールの効果を実感しました。足がむずむずして寝付けないことがあったのですが、この薬を服用し始めてそれがなくなりました。
11月くらいからあまり効果の見られないバルブロの服用を徐々にやめ、現在の炭酸リチウムに変えていきました。体に合うのか、日中の活動も可能になり、順調に回復しています
一連の内服治療がやはり一番印象に残る。薬をいろいろ試すのは時間がかかり体に負担もかける。一二週間服用してみてダメなら、元の薬にももどる。だめな場合、以前の状態に戻るのに一ヶ月ぐらいかかる。以前の状態はもともと万全な状態でないのだが、それでも合わない薬を付き合うより遥かに良い状態。 私の場合、薬の作用副作用が強く出るので、レメロンも1/20錠(錠剤粉砕)で効いた。ジェイゾロフトの場合、1/8錠でも下痢が収まらなかった。 それなりに安定した良い状態になったので服薬をやめていたが、頭痛、胸部痛、倦怠感が残っていたので、もっと良い状態にしたいと思い、レメロンを1/100錠から始めた。現在は1/4錠まで増量。ここに来るまで三ヶ月かかった。

副作用と対策

リチウム中毒

下痢、吐き気、発熱、けいれん、不整脈などの症状があらわれることがあります。

定期的に検査を受け血中のリチウム濃度を確認しましょう。リチウム濃度が高い場合は、減薬や生理食塩水などを点滴することで改善を試みます。

手足の震え

手足が細かく震えることがあります。

血中濃度を測定し症状を確認します。震えを止めるβ遮断薬などを服用することもありますので、症状があらわれた場合は医師に報告しましょう。

口渇

多尿にともない、喉の渇きや飲料を摂取する量が増えることがあります。

電解質濃度の測定を行い観察しますが、症状があらわれた場合はすぐ医師に報告しましょう。投薬を中止することがあります。

下痢

通常よりも水分の多い便や形のない便が、複数回出ることがあります。

腹部を温め、吸収のいいものを食べるようにしましょう。症状により止瀉作用のある薬や整腸薬などを投与することもあります。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

飲み始め 吐き気 頭痛 みみなり 過眠 飲み慣れてきた頃 健忘 手の震え むずむず脚
目だった副作用はありませんでしたが、服用を始めてからすぐに、口の中が渇きやすくなりました。 その後1年間くらいは、時々口の渇きや、軽い吐き気が続くことがありました。
リチウムを飲み始めて、一週間とかで現れました。 おそらく血中濃度が安定してきたころだと思いますが、飲む時間がずれたりすると手が震えました。 複数組み合わせで飲んでいたので、リチウムだけのせいかは分かりませんが、喉が渇いてしょうがなかったです。

費用

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実際にかかった費用

通院のみ。他のお薬(デパケンなど)との合計での会計でしたので、リーマス単体では覚えていませんが、約2000円。
自立支援制度を使用しているため、医療費の負担は1割です。 1ヶ月 900円1400円 (定期的なもの血液検査費もある為変動あり)
自立支援制度を利用しているので、診療代、薬代(一緒に処方されている抗うつ薬や頭痛薬、睡眠薬なども合わせて)共に1000円以内です。

一般的な所要時間

症状がみられる間は治療を継続します。
※治療期間は症状により異なります。自己判断せず医師の指示に従いましょう。

適用される患者

躁病の方、大うつ病の方

下記の方は適応をさけましょう。
てんかんなどの脳波異常のある方、重篤な心疾患がある方、腎障害のある方、脱水症状や発熱、下痢などがある方、食塩制限している方、妊娠中または妊娠している可能性のある方、授乳中の方

更新日:2017年02月01日

参照元:(日本うつ病学会治療ガイドライン2012http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/img/120331.pdf(2015/8/18閲覧),双極性障害とつきあうために日本うつ病学会双極性障害委員会http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/pdf/bd_kaisetsu.pdf(2016/12/02閲覧),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(2015/8/18閲覧))

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