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自律神経失調症の症状と原因

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

肩こり、頭痛、めまい、足のしびれ、微熱などの症状が出ることがあります。また、お腹が空かなかったり、下痢や便秘、胸やけなどをおこすこともあります。

進行時の症状

3ヶ月以上症状が続く場合、うつ病と診断されることが多いとされています。症状が進行すると不眠症になり常に強いめまいがおこったり、常に涙が流れ落ちたり、よだれがでたり、のどや目が乾くなどの症状があらわれることがあります。そのほか肩こりや消化器症状もあらわれ、日常生活に支障をきたすようになります。

疫学 - かかりやすさ、かかりやすい人

かかる割合(罹患率)

※現在調査中です

年齢によるリスクの上昇度合

女性に多くみられ、思春期や出産時にホルモンに変調がおこり、発症することがあります。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

さまざまな症状があるように、その原因もまた多岐にわたります。 自律神経のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっているといわれています。
半数はストレスに起因するもので、その他に、不規則な生活による脳の疲労、薬物やアルコールの過剰摂取、女性では更年期が原因のホルモンバランスの乱れなどがあげられます。
通常は約12時間交代で交感神経副交感神経との優位が入れ替わるとされていますが、その優位の入れ替わりのバランスが上記のような理由により崩れてしまうことにより発症するとされています。

分類 - 病気の種類や段階

自律神経失調症はその要因、特性などによって下記の4つに分類できます。

■本態性自律神経失調症
子供の頃からの体質に原因があるとされ、自律神経の調節機能が乱れやすいタイプです。  
体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多くみられます。病院で検査をしても特に異常が見つからず、日常生活のストレスもあまり関係しません。
体質を改善するために、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していくことが大切とされています。

■神経症型自律神経失調症
心理的な影響が強いタイプです。自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。感受性が過敏なため、精神状態に左右されやすいタイプです。感情の移り変わりが体の症状としてあらわれます。

■心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因となるタイプです。心と体の両面に症状があらわれます。自律神経失調症の中で、もっとも多いとされるタイプです。几帳面で努力家のまじめな性格の人がなりやすいといわれています。

■抑うつ型自律神経失調症
几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいといわれています。
心身症型自律神経失調症がさらに進行するとこのタイプになります。やる気がおきない、気分がどんより沈んでいる、といったうつ症状がみられます。  
肉体的にも頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。
精神的なうつが隠れているにもかかわらず、病院へ行っても身体症状を改善するための対症療法しか受けられず、長期間不快な症状に苦しむ人が多いといわれています。

検査 - 病気の特定方法

問診 原因の特定病気の有無

症状や自律神経失調症の原因を特定し治療方針の決定のために、質問シートに記後、医師との問診を行うことが多いです。
問診で聞かれることは、症状があらわれはじめた時期、きっかけ、過去の病歴、普段の生活の様子、人間関係、性格、自覚症状などです。

除外診断 病気の有無

自律神経失調症と思われる症状の原因として、ほかの病気が隠れていないかを診断するための検査です。
たとえば、全身の倦怠感や動悸、めまいなどは、内臓系の病気や精神的疾患が原因でおこることもあります。症状に応じて心電図、脳波、レントゲン、超音波、MRI、CTスキャンなどにより検査をします。

自律神経機能検査 病気の有無

自律神経の機能を調べるための検査です。方自律神経機能検査には、安静にした状態から立ち上がって血圧の変化を調べる「シュロング起立試験」、体の表面に自然におこるこまかい振動を調べる「マイクロバイブレーション」、横になった状態と立った状態とで調べた心電図を比較する「立位心電図:検査」などのほか、心拍変動検査、皮膚紋画症などいくつか種類があり、症状にあわせて行われます。

心理検査 病気の有無

心理テストには、性格的特性をみるもの、行動特性パターンをみるもの、神経症傾向をみるもの、ストレス耐性をみるものなど、さまざまな様式があります。代表的な心理テストには、体と心の症状を質問表で調べる"東邦メディカルインデックス"、現在かかえているストレスの状態を調べる"ストレスチェックリスト"、ストレスに対する強さ弱さを調べる"ストレス耐性チェックリスト"などがあります。

予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

自律神経失調症はストレスや生活環境が大きく関係しているため、発病時と同じ生活をしていると再発することもあります。住む場所や仕事を変えるのは難しいかもしれませんが、治療後もストレスをためない生活に徹することが大切とされています。

合併症と転移

うつ病、パニック障害、過敏性腸症候群などがあげられます。これらの合併症では、自律神経失調症と同じような症状があらわれます。また交感神経には血液中の糖分も増やす働きがあるため、糖尿病を引きおこすこともあります。

更新日:2016年12月27日

参照元:(日本臨床内科医会自律神経失調症http://www.japha.jp/doc/byoki/019.pdf(閲覧日:2015年10月13日),東邦大学医療センター佐倉病院神経内科http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/neurology/treatment/treatment11.html(閲覧日:2015年10月13日),東京医科大学病院http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/mentalhealth/(閲覧日:2015年10月13日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年10月13日))

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