あなたの体験談が必要とされています

詳しくはこちら

ステロイド外用薬(副腎皮質ホルモン)アトピー性皮膚炎

概要

炎症をおさえる作用、免疫反応を抑制する作用のある薬を皮膚に直接ぬることによって、症状をやわらげる治療法です。
また、ステロイドを塗る方法としてリアクティブ療法とプロアクティブ療法の2通りがあります。
【リアクティブ療法】
発疹の悪化時のみにステロイド外用薬を使用し、改善時には保湿剤とスキンケアを行う方法です。主に軽症の方に行います。

【プロアクティブ療法】
症状のでる前に予防の目的も含めて、保湿剤外用と組み合わせながら、週に2~3回と一定の間隔おきにステロイド軟膏やタクロリムス軟膏を使用する方法です。

他の治療法に比べての優位性

ステロイドの薬を塗ることで、皮膚の炎症やかゆみをおさえることができるとされ、その強さも分かれているため、症状や部位によって使い分けができるとされています。 特に、ステロイドのプロアクティブ療法では皮膚症状の再燃を抑制する効果が期待できるとされています。主に中等症以上の方に有効とされている治療法です。

実際に治療を受けた方が選択した理由

血やリンパ液が出てひどかった場所が、塗れば塗るほどみるみるうちにキレイになっていった様子がすごく印象的でした。

10代以下女性の家族(この人の治療体験)

強いリドメックスの薬を処方され使用したら一気に赤いのがなくなったので、すごいと思ったけれど、怖かったからです。
アンテベートを塗るといったんは痒みから解放されました。最終的にステロイドを少しずつワセリンと混ぜ減らしていくことで完治しました。

留意すべきこと

ステロイドはその強さによって5段階にわけられ、皮膚の状態や年齢、使用部位、年齢、季節などによって、用法、容量を細かく使い分ける必要があります。
とくに顔や首は吸収がよいため、同じものを同量つけた場合でも副作用のあらわれ方に差がありますので注意が必要です。
また、長く使用することで副作用がでやすくなったり、体内での副腎皮質ホルモンを作る作用が低下することがあります。

【段階】
■I群:ストロンゲスト
■II群:ベリーストロング
■III群:ストロング
■IV群:マイルド
■V群:ウィーク

【年齢、症状】
■2才未満:中症程度ではマイルド以下を、それ以上ではストロング以下を使用
■2~12才:中症程度でストロング以下を、それ以上ではベリーストロング以下を使用
■13才以上:ベリーストロング以下を使用
■軽症の場合:年齢にかかわらずマイルド以下のものを使用

また、症状の重さや部位によって、薬の量(FTU)が下記の4段階にわけられます。
■軽症:ごく少量
■中等症:5FTU
■重症:15FTU
■最重症:50FTU

塗る量については必ず医師と相談しましょう。
医師との認識の差によって、塗る量の想定に違いがうまれることも多くあります。また、薬の使用を急に中止すると症状が悪化することがあるため、やめる時期ややめ方などは必ず医師と相談しましょう。

実際に感じた効果

かゆい時にぬるとかゆみは治まるが、すぐまた痒くなってしまう。根本的に治す薬ではなく、原因の元を絶つ必要があったため、引越しをして環境を変えた。今は症状はほとんどなく、薬も塗っていない。
アレロックを飲みリンデロンを塗り始めて2週間ほどで良くなっていき、1ヶ月も続けると驚くほどキレイになり治りました。ですがステロイド外用薬を塗らなくなり1週間ほどするとまた痒くなりかき始め、またステロイド外用薬を塗っては良くなり、を繰り返すうちにだんだん黒ずみを帯びてきました。 それからは食事療法に切り替え、2年経った今はだいぶ落ち着いて来ました。

10代以下女性の家族(この人の治療体験)

ステロイド外用薬を使用する事で肌の状態が良くなり、赤ちゃん時代はよく眠れるようになったり機嫌良く過ごせるようになりました。今はだいぶ肌が強くなりましたが、肌の状態が悪い時にたまに使用しています。

10代以下男性の家族(この人の治療体験)

副作用と対策

感染症

皮膚の免疫力を低下させるため、細菌やウイルスに感染しやすくなります。

皮膚を清潔に保ち、保湿剤などでスキンケアを心がけましょう。

皮膚症状

皮膚が炎症をおこすとメラニン細胞が刺激されて過剰なメラニンが産生されることで色素沈着がおこることがあり、炎症がおさまると色素沈着が目立ち黒くみえることがあります。ステロイドの使用を中途半端に中止すると炎症が長引き色素沈着がおこることがあります。

日焼け止めクリームを使用し、日光にあたり過ぎないように気をつけましょう。また、皮膚が黒くなるなどの症状は回復途中にでる場合もありますが、自己判断でステロイドの使用をやめるのではなく、医師に相談をするようにしましょう。

にきび

ホルモンの異常により、塗布した場所にニキビができることがあります。

薬の使用を中止することで徐々に症状はやわらぎますが、自己判断をせず、医師と相談の上で作用の弱いステロイド薬に変更するなど、選択肢を検討します。

多毛

ホルモンの異常によって、にきびがあらわれたり、毛髪が増えます。

薬の減量や、中止をすることで症状がやわらぐことがあります。症状が気になる場合は、医師に相談してみましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

はっきりと「これが副作用だ」とは言えないし医師も認めないが使用して止めると以前より症状が重くなった。痒みで顔や目をこすったために急性の白内障になった。眼の網膜もずいぶん弱っているらしい。左目も急性の緑内障になって手術してもらったが水晶体を入れる手術ができず見えないままである。
特に酷かった箇所が、膝裏で、変な薬と光を当てられ、すごく腫れあがって、それを潰して、包帯グルグル巻きにされた記憶がある。
ステロイド剤の副作用として、皮膚が薄くなって、痒疹に近い状態を作ってしまいます。つまり、ものに軽くかすっただけで、皮膚に傷が付いて、出血します。皮膚にしみも多く残るようになりました。痒疹と同様に、痒みが発生して、掻きたくなってしまいます。悪循環が始まっているように感じます。

費用

※現在調査中です

実際にかかった費用

すみません、覚えていません。 診察と薬の処方のみだったので、そんなに高くなかったと思います。
入院はしておらず、こどもですので薬代も0円でした。 病院代もその場では600円でしたが、申請すれば戻ってきます。

10代以下女性の家族(この人の治療体験)

診察代と薬が処方された時は薬代が出ました。何年も前の話なので詳細は覚えていませんが、物凄く高い(安い)といった事も無かったので、1000円~の範囲だと思われます。

一般的な所要時間

2週間ごとに状態を観察します。

適用される患者

軽症の方、症状の重さが中等症以上の方
※症状の程度によって薬の使用量にさがあります。

感染症のある方は適応をさけましょう。

更新日:2017年04月10日

参照元:(日皮会誌126(2)日本皮膚科学会ガイドライン・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版日本皮膚科学会https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/atopicdermatitis_guideline.pdf(閲覧日:2016年6月3日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

他の治療法をさがす

ステロイド外用薬以外の治療法をさがす

ステロイド外用薬と他の治療法を比較してみる

体験談をさがす

ステロイド外用薬(副腎皮質ホルモン)の体験談

治療法ごとに体験談をさがす