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紫外線療法アトピー性皮膚炎

概要

わざと皮膚に日焼けを生じさせ、症状をやわらげる治療法です。

【PUVA療法】
日差しよりずっと弱い紫外線を用いて、日焼けをうながすソラレンという薬と組み合わせて行います。種類としては、内服、外用、バス療法があります。
■内服:オクソラレン錠を内服後、2時間後に最小光毒量の半分から3分の1を照射し、適宜増量します。
■外用:オクソラレンの軟膏またはオクソラレンローションを使用後、2時間以内にUVAを照射し適宜増量します。
■バス療法:0.001%濃度としたオクソラレンローションで15分間薬浴、その後すぐにUVAを照射し毎回増量をして継続照射をします。
内服は吐気などの消化器症状がおこることがあり、外用では薬の吸収が一様でないために、むらがでる場合があります。バス療法では、全体的に日焼けがおこりやすいです。

【ナローバンドUVB療法】
外用や内服薬なしで行います。ナローバンドは他の紫外線療法に比べより光線の範囲を効果が高く、副作用が出にくい範囲に絞っています。実施の際にはとくに外用や内服薬なしで行います。

他の治療法に比べての優位性

重症や最重症の方にも使用できます。特に、311nmをピークとするナローバンドUVB療法は、PUVA療法で必要な治療後の遮光が不要なことや、安全性が高いとされ、今後さらに普及するとされています。 抗炎症外用薬や抗ヒスタミン薬、保湿外用薬などによる治療で軽快しない場合や、従来の治療により副作用がでている場合に考慮される治療法です。

実際に治療を受けた方が選択した理由

今まで紫外線療法は受けたことはなく、紫外線療法は「赤くなる」「日焼けしたように痕が残る」とのイメージがあり踏み出せずにいました。しかし、職場の方が同治療を受け、アトピーがよくなっているのを実際に目にし、受けてみようと思いました。イメージと違い、皮膚の状態や体質、部位に合わせて紫外線の強さを変えて照射してくださるので安心して受けることができましたし、ステロイドや軟膏との併用でだんだん症状が軽くなってきたのでとても嬉しかったからです。
全身の赤いブツブツがステロイドではなかなか消えず、強いステロイドの使用を続ける事に不安を感じた為。
インターネットで調べたところ、改善したという情報が多かったので、自分でも試してみたかったので、紫外線療法を行ってる病院に通うことにしました。

留意すべきこと

効果が一時的なものであることや、色素沈着といった副作用があらわれることがあります。また内服、外用PUVAは照射当日の、PUVAバスは2時間の遮光が必要になります。
また、数百回以上の照射を行うと発がんの恐れがあるため、複数の病院で診療を受ける場合は、治療履歴をきちんと伝えましょう。

実際に感じた効果

2014年4月ごろから治療をはじめました。治療開始時の私の症状はひどく、かき壊したり、ジュクジュクしてしまっている部位が多く見られたため、紫外線療法も週に1~2回受けていました。それプラス、強めのステロイド軟膏の塗布、全身の保湿を行っていました。 1~2か月ほど続け、だんだんと症状が軽くなり、炎症が抑えられてきたため、紫外線療法の回数、レベルを時期を見ながら減らしていき、それに合わせてステロイド軟膏も段階を下げていきました。 紫外線療法を初めて2年、現在では症状もほとんど抑えられ、ジュクジュクしたりすることはまずなくなりました。全身の保湿剤と内服薬、月に1度の紫外線療法を継続しています。ステロイド軟膏は症状が出たときのみ使用しています。
12週間おきに立ったままメガネを装着して全裸でカプセルに入り紫外線を照射しました。回数を重ねるごとにステロイドではなかなか消えなかった赤いブツブツが薄くなっていきました。
湿疹だらけの状態から、湿疹が軽いところから順に改善し、約6ヶ月でほとんど湿疹がなくなりました。現在は、以前湿疹がひどかった所にあまり目立たない症状があるくらいです。

副作用と対策

色素沈着

皮膚が炎症をおこすとメラニン細胞が刺激されて過剰なメラニンが産生されることで色素沈着がおこることがあり、炎症がおさまると色素沈着が目立ち黒くみえることがあります。ステロイドの使用を中途半端に中止すると炎症が長引き色素沈着がおこることがあります。

日焼け止めクリームを使用し、日光にあたり過ぎないように気をつけましょう。また、皮膚が黒くなるなどの症状は回復途中にでる場合もありますが、自己判断でステロイドの使用をやめるのではなく、医師に相談をするようにしましょう。

発がん性

繰り返し大量の紫外線を照射することで、がん化することがあります。

紫外線照射の履歴を医師に伝えるようにしましょう。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

強いレベルで紫外線を当てると当てた部分が赤くなったり黒ずむ場合がありました。その場合は医師に相談すると赤み等を抑えるような軟膏を処方してくださったり、次回照射時はレベルを下げるなどの対応をしてくださいました。
皮膚の色が黒いというか褐色になっていきます。 治療は1週間に1度していましたので、積み重ねでなっていきました。

費用

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実際にかかった費用

紫外線療法 6000円、薬代 3000円(一ヶ月分、紫外線療法は週に一度の頻度で通いました。)

一般的な所要時間

治療期間:3ヶ月程度
週に1~3回程度の治療を行います。

適用される患者

重症、最重症の成人で、他の治療法で症状の向上がみられなかった方

下記の方は適応をさけましょう。
日光過敏症など、日光や紫外線が悪影響を及ぼす可能性のある方、皮膚がんやその危険性のある方、免疫療法をうけている方、妊娠中の方

更新日:2016年06月03日

参照元:(日皮会誌126(2)日本皮膚科学会ガイドライン・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版日本皮膚科学会https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/atopicdermatitis_guideline.pdf(閲覧日:2016年6月3日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年7月6日))

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