あなたの体験談が必要とされています

詳しくはこちら

不整脈の症状と原因

この疾病の監修医師

東邦大学医療センター大森病院 池田 隆徳 先生
池田 隆徳

東邦大学医療センター大森病院 教授 循環器センター長

循環器疾患の診断と治療に関するテーマで様々な臨床研究を行っています。

URL:http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/cardio/index.html

症状 - どんな症状がでるか

潜伏期間と初期症状

突然動悸がする、脈が早くなる、脈が飛ぶなどの症状がおきます。

進行時の症状

心臓から、からだ全体に血液をおくる能力が低下してしまうため、運動機能の低下、ふらつき、息切れ、めまいなどが頻繁におきるようになります。

原因や遺伝の影響 - 病気になる理由

冠動脈疾患、心臓弁障害、心不全などの心臓の疾患が不整脈を発症する理由のもっとも大きな要因といわれており、それらの心臓の疾患を治療する薬や、市販されている薬を服用により誘発される事もあります。
一方で心臓の疾患にはまったく関係がなく、体質的なものや加齢によるもの、ストレスや睡眠不足なども理由の1つとされています。

分類 - 病気の種類や段階

■頻脈(ひんみゃく)性不整脈
通常よりも脈の数が増え、速くなってしまう状態です。上室性不整脈と心室性不整脈に細分化されます。上室性不整脈には心房期外収縮、心房頻拍、心房細動、心房粗動、発作性上室頻拍があります。心室性不整脈には心室期外収縮、心室頻拍、トルサー・ド・ポワン、心室細動があります。

■徐脈(じょみゃく)性不整脈
通常よりも脈の数が減り、遅くなってしまう状態です。洞(機能)不全症候群、房室ブロックがあります。

検査 - 病気の特定方法

心電図検査 (12誘導心電図) 他の病気との区別

心臓が活動しているときに流れるわずかな電流を測定することで、心臓の機能が正常に働いているかどうかを調べるための検査です。不整脈の検出だけでなく、心疾患の存在を探るのにも適しています。
心臓が全身に血液を循環させるために、その筋肉が拡張と収縮を繰り返すときに、微弱な活動電流が発生させます。心電図検査では、その電流を波形としてあらわすことで異常がないかどうかを確認します。
左右の手足と胸の計10ヶ所に電極をとりつけ、ベッドに横になった状態で検査を行います。検査は数分で行い、特に痛みをともないません。

運動負荷心電図検査 状態の確認

運動を行い心臓に一定の負荷を与えることで心電図の変化を観察する検査です。マスター法、トレッドミル法、エルゴメーター法の3種類ありますが、狭心症の種類によっては行えない場合があるほか、少しずつ負荷をかけます。
不整脈の検査ではトレッドミル法またはエルゴメーター法が選択されます。運動誘発性の不整脈の場合に有用となります。

超音波検査 (画像検査) 他の病気との区別

プローブとよばれる読み取り装置を胸に当て、超音波の反射により映しだされる画像により心臓の状態を確認します。胸の部分にゼリーを塗って検査を行います。心臓超音波検査、心エコー検査などともよばれます。
この検査では心臓の動きや形、壁の厚さ、弁の動きなどを把握することができます。また、カラードプラー法という方法で血液の流れる様子も同時に評価することができます。心臓の内部で流出路狭窄がおきている部分がないか、心臓の動きに制限がおきていないかなどが確認されます。

24時間ホルター心電図検査 重症度の確認

小型な軽量の装置を身につけ、24時間持続的に心電図を記録し、脈拍の乱れや血流の変化を観察します。痛みはなく、心臓の負担がどういった時にかかっているのかがわかりますが、装着時の入浴が禁止であることや電極部位にかゆみが発生した場合にも外さないといった注意点があります。

心電図検査 (12誘導心電図) 重症度の確認

心臓が活動しているときに流れるわずかな電流を測定することで、心臓の機能が正常に働いているかどうかを調べるための検査です。
心臓が全身に血液を循環させるために、その筋肉が拡張と収縮を繰り返すときに、微弱な活動電流が発生させます。心電図検査では、その電流を波形としてあらわすことで異常がないかどうかを確認します。
左右の手足と胸の計10ヶ所に電極をとりつけ、ベッドに横になった状態で検査を行います。検査は数分で行い、特に痛みをともないません。
不整脈の重症度や治療方針を決定するのに有用な検査です。

イベント心電図検査 重症度の確認

症状があらわれた時に心電図を記録して、不整脈との因果関係を調べるための検査です。小型な軽量の装置を携帯し、通常、病院は2週間ほど装置を貸しだします。

不整脈になった人の様子や痛みなどの自覚症状は?

高校の定期検診で再検査となり、後日病院にて心電図をとり不整脈と心房中隔欠損と診断された。それ以前に自覚症状はなかったものの、診断を受け思い返...

(続きを読む)

夏休みの終わりごろ、また学校に行って人の中に入らなければならないと不安があって色々と考えていたら 目眩がして、泡を吹いて知らない間に倒れて...

(続きを読む)

心臓の鼓動音が、普段よりも大きい感じがしたので、病院を受診いたしました。心電図の検査を受けました。結果には、異常は見られないという事でしたが...

(続きを読む)

60代女性の家族(この人の治療体験)

予後 - 治療の経過と再発

治療後フォローと再発

症状により治療を続けなくてもよい場合もありますが、強い自覚症状がある不整脈の場合は重篤な病気につながる可能性があるため、病院できちんと検査を行い、自分の症状を正確に把握しましょう。

合併症と転移

症状があるのに病院での治療を受けず放置すると心不全などの重篤な病気を引きおこす可能性が高まり、命の危険をともなうこともあります。

不整脈を経験した人からのアドバイス

手術の途中で目覚めてしまい、再度麻酔?をすることになった。 手術後、血が出てしまうのでしばらく動けなかったのが困りまし...

(続きを読む)

幼少期から感じていた胸の痛みが、まさか不整脈だとは思っていなかったし、当時は誰しもが起こる痛みだと思っていたが診断を受け...

(続きを読む)

参照元:(不整脈薬物治療に関するガイドライン2008年度合同研究班http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_kodama_h.pdf(閲覧日:2015年8月5日),不整脈の非薬物治療ガイドライン2010年度合同研究班http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_okumura_h.pdf(閲覧日:2015年8月5日),医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年8月5日))

更新日:2016年12月27日

不整脈の体験談

みんなの症状について