あなたの体験談が必要とされています

詳しくはこちら

障がいのことをオープンにして働く転職って実際どうなの?求職者が気になること、現役コンサルタントの方に聞いてみました

民間企業の障がい者雇用率が段階的に増えていくことをご存知でしょうか? これによって、障がい者手帳を取得した転職が今まで以上に活発に行われることが予想されます。 ただ、実際には障がい者枠で働くということはそこまで認知されていないため、求職者は転職の際に様々な疑問や不安があるのではないでしょうか? 今回は、280名以上の障がい者が働くサテライトオフィスの運営サポート支援実績のある、障がい者専門の転職サイト『MyMylink』でご活躍されている女性コンサルタントお二方に、実際に転職相談に来られる求職者がどのような質問したり、転職・就職に関してどのような不安や要望を持っているのかを聞いてみました。

掲載日:2017年07月12日

障がいのことをオープンにして働く転職って実際どうなの?求職者が気になること、現役コンサルタントの方に聞いてみました


初回の面談の際、求職者によく質問されることはありますか?


履歴書を作成するにあたっての素朴な疑問や、今までの職歴についてどこまで履歴書に記載をして良いのか、またマイナスとなる可能性がある内容に関して、どのように伝えるべきかなどを気にされている方が多いようです。


Q.履歴書に、職歴はどこまで書いたらいいのですか?アルバイトやパート歴も記載が必要ですか?


A.可能な限り記載しましょう。その際に「アルバイト」「パート」「正社員」と雇用形態も一緒に記載しておくと、企業側でも分かりやすく好印象です(三木さん)



Q.手書きの履歴書ではダメですよね?


A.会社から指定がなければ手書きでも大丈夫です。その際は、誤字や脱字に十分注意しましょう(三木さん)



Q.退職理由がネガティブな場合でも記載しなければいけませんか?


A.何が原因で退職されているのか、同じ理由で退職されてしまう恐れはあるのかを検討される企業様もいらっしゃるので記載しましょう。退職理由を記載する際は、ネガティブな印象の言葉遣いにならないようにする事が大切です(三木さん)



Q.私は転職回数が多いのですが、転職の回数が多いと印象が悪いですか?


A.印象が良いとは言えませんが、転職の理由として、「契約満期」など、継続したくても継続できなかった理由と、ご自身の都合による理由の二種類があるかと思いますので、しっかりと転職理由を明記をすることをお勧めします(三木さん)



求職者に多い、就職活動へ具体的な不安は?


ハローワークで転職活動をされつつ利用されている方も多いようで、応募をしても書類選考が通過できないという不安をお持ちの方や、就職後の配慮・人間関係への不安などを持たる方が多いようです。


Q.書類選考が通過できるか心配です。


A.書類選考で重要になってくる書類の書き方などは、こちらでアドバイスや添削などを行い、書類選考に通過し易い書類の作成が出来るようお手伝いをしています(三木さん)


A.長期的に働くためには、「今」だけを見るのではなく、できるだけ転職の希望条件に合う企業様をみつけることが大事です。焦らずに行きましょう。(高瀬さん)


Q.私の障がいは企業側に理解してもらえますか?


A.障がい理解に関しては、まずはご自身が障がいについてどこまで開示されるのかの確認を行います。特に理解してもらいたい障がいの状況などをしっかり説明ができれば、企業側の障がいに対する理解にも繋げられます(三木さん)



Q.仕事を長く続けられるのか心配。


A.長く続けられるコツは、雇用形態以外の部分では「無理をしないこと」をオススメしています(三木さん)


Q.以前と同じように働けるのか心配です


A.以前とは体調面や精神面に少なからず変化があります。その変化とうまく付き合っていくためにも、企業側への配慮を伝える事が大切です。これからどのように働くかを大事にしていけると良いかと思います。(高瀬さん)



Q.就業時間や通勤時間などにおいて、企業側に配慮はしてもらえますか?


A.配慮してほしい理由を明確にして企業側にお伝えできるように準備をしていただき、その内容をしっかりと企業側にお伝えすることが重要です(三木さん)



Q.前職で嫌な思い(イジメや人間関係のトラブル)をしています。また同じ事が起こらないか不安です。


A.可能であれば企業側に前職での嫌なエピソードを伝え、同じような事が起きないように配慮していただくのがおすすめです三木さん



求職者の方は、就職先(企業側)にどのような要望を持たれている事が多いですか?


お仕事をする上で、やはり気になるのが企業側での対応や配慮です。長く・安心して就職が出来るように、しっかり配慮してもらう事、そしてお仕事を始める前に戸惑わないように予め仕事の実習をしたいなど、前向きな皆様の姿勢と思いが伝わる結果となりました。


配慮事項をきちんと理解してもらいたい。


A.企業側に、なぜその配慮事項が必要なのかをしっかりお伝えしてます(三木さん)


A.「仕事内容の指示を明確にしてほしい」や、「メモを取る時間がどれくらい欲しい」など、配慮を必要とする内容を詳細に企業側にお伝えをさせていただきます。(高瀬さん)


予め就職先で仕事の実習をさせてもらいたい。


A.実習の必要性を企業にお話させていただきますが、必ずご要望が通るかどうかは企業様によるのでお約束はできません。(三木さん)



将来的には正社員になりたい。


A.入社時には契約社員で雇用された場合でも、5年以上勤務することで無期雇用に切り替わる制度があります。(三木さん)



障がいを持つ方の就職や転職。


周りの深い理解や配慮が必要になる場面もあり、就職する前も、就職が決まった後も様々な不安があることが皆様のご質問から伝わって来ます。


企業側へ提出する書類を作るところから始まり、自分のアピールや配慮してほしい部分の説明、予めこちらの希望を伝えておく事は、とても重要ですがなかなか一人では難しいですよね。


プロのコンサルタントに企業側とのやりとりや履歴書の添削などをおまかせして、100%の力を出し切れるように就職を進めていくのも、就職活動をすすめる上での一つの賢い方法なのかもしれません。


いきいきと、長く安定して働きたい。

快適に長所を活かして働いてほしい。


働く側・企業側、両者の切なる願いを叶えられる素晴らしい機会、どんどん増えていってほしいものですね。

著者情報

治療ノート編集部
治療ノート編集部です。患者さんが知っておくべき、有益な医療情報を随時お届けします。みなさまからのご意見やご要望お待ちしております。