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乳がん検診って?

日本のマンモグラフィーによる乳がん検診の受診率は国民の約6〜7%。欧米の75〜80%という数値を見ても低いことがわかります。気になっているけどそのうちに…、ちょっと気になる症状があるけど検診で大丈夫だったから…という方にもぜひチェックしてほしい、体験談から伝わるメッセージ。今回は乳がん検診にスポットを当て、その大切さをお伝えします。

乳がん検診って?


検査はどこへいけば良いの?


乳がんの検査と治療を受ける場所は、病院やクリニックの「乳腺外科」「乳腺科」、または一般外科の「乳腺専門外来」になります。


全国のマンモグラフィー検査機器が整備されている医療機関はこちらでも確認できますので、お近くの機関をチェックしてみましょう。



日曜日も可能な乳がん検診


平日は仕事や子育てで行けない。そんな方に知っていただきたい「ジャパン・マンモグラフィーサンデー(JMSプログラム)」は、10月第3日曜日に、全国でマンモグラフィー検査が受診できる環境作りを広める取り組み。今年は10月15日(日)を予定しています。少し先の日程ですが、頭の片隅に入れておきましょう。


「ジャパン・マンモグラフィーサンデー(JMSプログラム)」に関する詳しい情報は、こちらのコラムをご覧ください。




検査について詳しく知ろう


ここで改めて医療機関で受ける「乳がん検査」について確認してみましょう。乳がん検査には大きくわけて「視触診」「画像診断」「針細胞診・針組織診(生検)」の3つがあります。



視触診


専門家が乳房やリンパ節を見たり触ったりして、「しこり」を発見する検査方法です。乳がんは初期段階では自覚症状がほとんどないので、早期発見には日頃の自己検診も重要です。自己検診「マンマチェック」については、後ほど紹介します。



画像診断① マンモグラフィー検診


乳房専用のレントゲン検査です。石灰化の描出にすぐれていて、しこりを作らないおとなしい早期の乳がんの発見にも有用です。少ない放射線量でも、がんの区別が付きやすい画像を撮影するために、乳房を透明な圧迫板で乳房を挟んで薄く伸ばしますが、この挟むときに多少の痛みをともないます。


現在の自治体が行う住民検診の対象は40才以上となっています。その理由は、乳腺が発達している40才未満は、マンモグラフィーによる乳腺の異常がわかりにくいからです。そういった場合は、次にあげる超音波検査を有効といわれています。


この検査結果で「異常あり=乳がん」ということではありません。悪性の可能性があるため、精密検査を行う必要がある、ということを意味しています。1,000人がマンモグラフィー検診を受けると、そのうちの50人から100人ほどが精密検査を行い、乳がんと診断されるのは3人程度といわれています。




画像診断② 超音波検診


閉経前で、乳腺組織が多く存在している比較的若い方は、正常の乳腺組織のなかにある乳がんを区別してみつけるのがむずかしいことがあります。その場合は、乳腺は白く、がんは黒く描出される「超音波検査」を行うと乳がんの検出を行いやすいとされています。


周波数の高い超音波を乳房に当てて、内部から返ってくる音波の変化をコンピューターで画像に変え、その断面図を見て診断します。


ただ乳がんだけでなく、良性の病変も拾い上げるため、その区別に注意が必要です。


現在、超音波検査は、対策型乳がん検診の対象とならない20~30歳代を対象として、主に人間ドックなどの健康診査として行われています。




針細胞診・針組織診(生検)


視触診や画像診断で異常が見つかった場合に行う検査です。細い注射針または少し太めの針をしこりに刺し、細胞の一部を取り出して顕微鏡で確認し、悪性、良性を判断します。


小さな傷で正確な診断ができますが、判断が付かない時は、しこりの一部または全部をメスで切除し組織診を行うこともあります。




レッツ「マンマチェック」!


「マンマチェック」とはラテン語のマンマ=乳房から作られた「乳がんのセルフチェック」を意味する言葉。自分で乳房の異変を月1回はチェックしよう!という取り組みです。


自分で触って偶然見つかる乳がんのしこりの大きさは2cm以上ですが、マンマチェックを習慣にすると1cmの大きさにも気付けるようになるとのこと。


乳房の定期チェックは、乳がんの早期発見につながります。毎月チェック日を決めてやってみましょう。


詳しい「マンマチェック」の方法はこちらをご覧ください。




最初の検査で異常なし!でも気になって再受診したら乳がんとの診断に!


最初の検診では異常がなかったものの、気になって再検査を希望すると乳がんとの診断された方も多くいらっしゃいます。


定期検診や最初の検診の多くは、視診やマンモグラフィーや超音波検査を行いますが、症状は様々。時には判明しにくいこともあります。少しでも気になる場合は、自ら針細胞診(生検)などの精密検査について相談することも必要かもしれません。そんな体験を一部紹介します。


手をあげるとえくぼみたく凹むので、自分で確信し年明けに受診。乳ガンは痛くない&大きくなるのが急すぎるし良性でしょう、一ヶ月様子見ましょうと言われる。一ヶ月後さらに大きくなり、精密検査の末乳ガン告知。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/3660



会社の健康診断の問診時に、以前触診で問題なしと診断されたしこりについて質問したところ、エコーとCT検査を念のために受けた。しこりは良性で問題なかったが、エコーの結果少し疑いのある影が指摘され、良性腫瘍切除時に生検を受けたところ悪性と診断された。7443

従妹が乳癌になったと聞き、自己検診してみたらしこりがあった。病院へ行って診察を受けたところ、当初は異常なしとのことだったが、3か月後の再診で乳癌の疑いあり。別の病院にて細胞診・マンモ・エコーなど受けて確定。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/7452



しこりを感じて病院に行きました。超音波診断で問題ないしこりと言われましたが、強くお願いして、針による細胞の採取をして検査しました。細胞は悪性に近い4の診断でした。確定診断のため外来で局所麻酔でゴルフボールぐらい切り取りました。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/7453



5年ぐらい前からしこりに気づき、定期的に検査。診断時も、超音波で良性と言われたが、細胞診を希望して、悪性となる。外来でゴルフボールぐらい局所麻酔で切り取り悪性の確定診断。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/7457



胸が痛く、微熱が続いた。総合診療にかかったが、問題はないと言われた。問題ないはずがないので、食い下がった結果、乳腺科の方に回してもらえ、検査を受けることが出来た。浸潤ガンと診断され、脇のリンパにもひとつ転移が見られた。ステージについては、大きさ悪性度からステージ2~3と、ハッキリしたステージでは表せないと言われた。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/7486




経験者からのメッセージ「検診の大切さ」


早期発見のためにも声を大にしてい伝えたい「検診の大切さ」。日頃のマンマチェックと定期検診、少しでも気になった場合はすぐ専門施設への相談を。



自分だけは病気にならないと過信せずに検診を受けたり、自己チェックを行うことが一番です。ガンの告知を実際に受けると、やっぱりショックですが、家族、子供じゃなくて良かったと心から思いました。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/7487



しこりがたとえ良性と言われても、途中から変わることもあるので、定期的な検査は必要です。超音波だけでは私の場合も良性と言われました。疑問に思えばセカンドオピニオンも必要です。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/7457



超音波診断だけでは判定できない。マンモとか、細胞診とかで初めて分かりました。私の場合のように超音波では良性と言われても、安心せず、定期的に見てもらい、疑問があれば、他の病院で見てもらうことも大事です。5年ぐらい前から小さなしこりに気が付いていました。定期的に細胞診していましたが悪性の判定は出ませんでした。ずっと良性と言われても、途中から悪性に変わることがあります。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/453



先ずは日々のチェックが必要だと思います。見つけたら直ぐに検査して下さい。一度で大丈夫と言われても違う病院での検査をお勧めします。同じ意見なら安心できます。検査は何も怖くありません。生きる事を選択してください。私も頑張っています。

https://www.c-notes.jp/diseases/breast_cancer/experiences/3647




■治療ノートには乳がんを実際に経験された方の声が多く届いています。症状や治療法など詳しい情報は治療ノート「乳がん 体験談」をご覧ください。


■乳がんについて質問、相談したい方は、治療ノート「乳がん、質問」をご覧ください。





参考情報:

認定NPO法人J.POSH日本乳がんピンクリボン運動

http://www.j-posh.com/

著者情報

治療ノート編集部
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