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【尿失禁】高齢者の50%に症状が。実は20代でも! 体験談から学ぶ治療法・アドバイスとは?

日本の高齢者(60歳以上)の50%に【尿失禁】の症状が見られ、その数は300万〜400万とも推計されています(高齢者失禁ガイドラインより)。しかし、実際は20代でも患者さんが報告されており、幅広い年代が悩んでいる病気です。今日はこの【尿失禁】について、治療ノートに寄せられた体験談を基に治療法・アドバイスをご紹介します。またページ末尾では治療ノートで、病気の経験者に質問できるサービスも紹介します!

掲載日:2017年02月28日

【尿失禁】高齢者の50%に症状が。実は20代でも! 体験談から学ぶ治療法・アドバイスとは?


尿失禁の症状は?


【潜伏期間と初期症状】
動いたときに尿が漏れてしまったり、急に尿意が襲ってくることがあります。

【進行時の症状】
尿漏れの量や回数が増える可能性があります。また、神経の障害や前立腺肥大症によって膀胱に尿がだしきれず、腎臓に尿が溜まることにより腎機能障害を引きおこすことがあります。


治療ノート:尿失禁のページより


また、症状により以下の4つに分類されます。


■腹圧性尿失禁
立ち上がった時や、咳やくしゃみをした時などにおります。お腹に力が入ったときなどに尿がもれてしまうことをいいます。加齢や出産を機に症状があらわれることがあります。

■切迫性尿失禁
急に尿がしたくなり、我慢できずに漏れてしまうことをいいます。脳血管障害や前立腺肥大症によっておこることがあります。

■溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)
自分で意識的に尿をだすことが難しい、または少しずつでてしまうことをいいます。前立腺肥大症による排尿障害が原因となっておこるため、男性に多い傾向にあります。

■機能性尿失禁
排尿機能は正常にも関わらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこることをいいます。


治療ノート:尿失禁のページより


では、実際に治療ノートに寄せられた体験談をご紹介していきます。皆様はどのような症状、治療法を経験されているのでしょうか。




どういった症状でしたか?


尿意があって立ち上がった瞬間に排尿しました。その日からトイレが近くなり外出できなくなりました。介護用おむつをつけていましたが排尿が多くモレも体験。排尿が始まると自分で止めることはできなくなりました。

泌尿器科を受診し過活動膀胱とわかり投薬治療で一か月後に完治。今は気配もなく排尿をガマンできるようにもなりました。(40代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/7820


わたしが尿失禁と告げられましたのは、年齢とともにトイレがすごく近くなり、さらにくしゃみをした際や重いものを持った時にも尿漏れを起こすようになりましたので、病院で診てもらったところ尿失禁との診断を受けました。そして私のタイプは腹圧性尿失禁とのことでした。(50代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/7803


最初は異常な事は全くなくてある事情で親と住む事になり、負担になり、メンタルな病気を抱えているので、余計にストレスで、頻尿等なかったのですが、ある頃からストレスで自分で制御出来なくなり、親は咎め、先生に相談して泌尿器へと勧められました。一般的な切迫性尿失禁だろうということですが、いつりゅう性尿失禁の可能性もあるということ。

とりあえず一般的な坑コリン薬で治療をはじめ、ストレスから開放されたなら、もっと早い回復しているのだろうと思っていますが、なかなかストレスがあるのでスッキリとはいかないですが、治らない病気ではないので、ストレスフリーになれば、気持ちも晴れやかな生活が送れればと願います。(50代男性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6460


出産後、自分の意思と関係なく尿がでっぱなしになってしまう状態でした。出産後なので自然に治るだろうと思っていましたが、1ヶ月経っても治らず出産した病院へ相談しました。その際骨盤底筋の緩みや、股関節の痛みもずっとあったので股関節のズレからも尿失禁が生じていると診断されました。(20代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6339




治療法と、その効果について


【なぜ頻尿・過活動膀胱治療薬を選んだか】
エストリオール1mgを飲み始めてから、尿漏れや尿失禁がなくなり、日常生活の中で尿失禁や尿漏れからくるストレスもなくなりました。

【頻尿・過活動膀胱治療薬の効果について】
エストリオール1mgを飲み始めてから、翌日には、くしゃみや咳をしても、尿漏れすることがなくなり、寝ている間に尿失禁するようなことも、なくなりました。

【副作用について】
ありません(40代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6843


【なぜ頻尿・過活動膀胱治療薬を選んだか】
治療費もかけられないので配慮して頂きました。

【頻尿・過活動膀胱治療薬の効果について】
現在もなかなか治りがスッキリとはいかないので、辛いことですが、治ると思って、あまり夜に水分を採らないようにするとか気を付けて治していきたいです。

【副作用について】
殆どありませんでした。(50代男性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6460


【なぜ骨盤底筋体操を選んだか】
加齢とともに骨盤底支持力の低下が原因と言われている腹圧性尿失禁なので、骨盤を鍛えることで改善する可能性が高いとのことを言われましたので、わたしは骨盤底筋体操で骨盤のゆるみなどを鍛えて治そうという風に決めました。

【骨盤底筋体操の効果について】
骨盤底筋体操をすることになって最初はほんとに改善するのか不安でしたが、その通りに体操を続けましたところ、少しのことで尿漏れをしていたのがピタッとなくなり、改善しました。

【副作用について】
薬は飲んでいませんので、副作用はありませんでした。(50代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/7803


【なぜ骨盤底筋体操を選んだか】
産後で家でもできる事、骨盤周辺の筋肉の緩みが一番の原因とわかっていたので、骨盤周囲の筋肉を鍛えれる骨盤底筋体操を選びました。

【骨盤底筋体操の効果について】
①寝ながら腰をあげる
②腹筋をする
③太ももにクッションを挟んでう内太ももに力をいれる
体操のやりはじめはわかるほど効果が感じられなかったのですが1週間後ぐらい経過すると徐々に我慢できる時間も伸びていき効果が実感する事ができました。

【副作用について】
副作用はありませんでした。やるだけやれば効果があると思います。(20代女性)
https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6339




尿失禁を患った時のアドバイス


腹圧性尿失禁は、出産や加齢とともに骨盤の緩みなどでおきやすくなるとのことでしたので、もし腹圧性尿失禁と告げられましたら、骨盤底筋体操をすることをおススメします。手術までしなくても大丈夫なくらいの人は体操だけでもだいぶ症状は改善すると思います。(50代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/7803


身体の悩みの中でも、こういった下(しも)のことは人には言いにくいことです。でも一人で悩まないで医師に相談してみてください。私はこういったことで運動やマッサージをするのは初めてでした。

変な話ですがもっと高齢になってからとばかり思ってましたので、ですが、実際には若い人もたくさん来ていました。(40代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6941


年齢を重ねてくると、女性は特にホルモンの関係もあり、尿漏れや尿失禁をしやすくなる方も多いと思います。

なかなか、家族や友人には相談しずらいことなので、誰にも言わないで、一人で悩んでいる方も多いと思います。また、泌尿器科での診察を考えると、受診をためらってしまう方も多いと思います。

しかし、尿漏れや尿失禁は日常生活にも支障が起きたり、外出時などは特に気になってしまいますから、早めに泌尿器科を受診して適切な治療を受けることをオススメします。(40代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6843


私の場合は、まずストレスから始まっていますので、なるべく様々な事でストレスをためないように気を付けて、気持ちを少しでもノンビリとさせてあげる事が凄く重要度が高いと感じます。

勿論、薬にも助けてもらっていますので、健やかに過ごせますように、悩んでいる方も私も健康でいたいと思っています。(50代男性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6460


出産に限らず骨盤周囲の筋肉は加齢に伴い落ちていくものです。体操はやった分だけ効果がありましたし、今では完治しました。体操はどこでもできます。

外出先で思い立った時でも陰部や腹部の筋肉を意識して運動することができます。失禁で悩まれている方は是非日常に骨盤底筋の体操を取り入れてください。(20代女性)

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/experiences/6339


※ 体験談はあくまでも個人の見解です。自覚症状や副作用、治療の効果には個人差があります。


体験談は以上です。




予防法は?


上の体験談でも触れられていますが、体操(骨盤底筋体操)があります。


世田谷区保健センターが公開しているものを基に説明すると、ポイントは


●お通じやおしっこを我慢するような感じで肛門や尿道、膣を縮めます。肩に力が入ったり、息を止めたりしないように注意しましょう。

●ゆっくりと5つ数えるまで、縮めたままに。力を抜くときはゆっくりと。

●毎日40~100回位行って下さい。続けることで習慣化します。


仰向けの姿勢、四つん這い姿勢、座った姿勢、机にもたれた姿勢、で上記の体操を行うことができます。


また、背筋・腹筋をつけることも効果的です。


背筋は尿失禁の予防に効果があり、やり方は以下です。


●仰向けになり膝を立てます。
●尿道、膣をしめながら、図のように腰をできるだけ高く持ち上げます。
●背中、お尻の順に下ろして、力を抜いてリラックスします。


腹筋は、尿道を正しい位置に支え、便を押し出すという役割を持ちます。やり方は、


●仰向けになり、膝を立てます。
●おへそをのぞくように上半身を起こし、その体勢を維持。この時、肛門と膣をしめておきあがるようにるすと、より効果的。


参考元、引用元:世田谷区保健センターのHPより


詳しくは上記の世田谷区保健センターのページをご覧になってください。



UUI(切迫性尿失禁)の相談の疑似体験動画が公開中!


株式会社ファイザーが公開しているUUI(切迫性尿失禁)相談室で、疑似体験動画か公開されています。


50代女性を例にとり、いつ頃から症状があるか? せき・くしゃみの時に尿漏れすることがあるか? など医師から質問されています。尿漏れなどを医師に説明するのが恥ずかしい場合、その際のアドバイスや医師から渡される質問表の意味なども説明されています。


病気に悩んでいるけれど、「恥ずかしくて…」また「どのような診察なのかわからなくて不安…」などと思っている方は一度ご覧になっては如何でしょうか。(リンクは以下です。)


UUI相談疑似体験MOVIE

http://www.oab-info.com/simulation.html



病気について質問してみよう!


それでもやっぱり恥ずかしい、病院に行く前にどこかに聞いてみたい! というかたは治療ノートで経験者に質問できるページがあります。


お困りなことを投稿すると、今まで同じような病気を経験された方から、返答がある可能性があります! 


■例えばこんなことが…


時々おこるのですが、お風呂の後や、生理の後、くしゃみをした後などにあります。いつ起こるか予測できないので、心配になります。

 (略)何か家でできる簡単な運動があれば教えてください。


と質問すると


(略)体操をしているとかなり改善されますよ。私は立った状態でやるのですが、おしっこを我慢するような感じで膣を締めます。その状態を5~10秒の間できるだけ長く保ちます。そしてゆっくりと緩めます。

また、肛門を締めるようにおしりに力を入れて、同様にその状態を5~10秒の間できるだけ長く保ちます。最初は何度もできないと思いますので、できるだけ5回でも10回でも繰り返し、一日に何度かやるとよいでしょう。(略)


との解答が。


引用元:治療ノート、尿失禁に関する質問より


お困りのことがあったらぜひ投稿してみてください。


また同じような悩みを抱えている方がおられましたら、お答えいただけると幸いです。皆様のご協力をお願いいたします!


治療ノート:尿失禁の質問のページ

https://www.c-notes.jp/diseases/urinary_incontinence/discusses


治療ノート:同じ病気の人に質問してみましょう

https://www.c-notes.jp/search/discuss



参考情報:

尿失禁体操(世田谷区保健センター)

http://www.setagayaku-hokencenter.or.jp/exercise/lesson009.html

UUI相談疑似体験MOVIE(UUI(切迫性尿失禁)相談室)

http://www.oab-info.com/simulation.html

高齢者尿失禁ガイドライン(国立長寿医療研究センター)

http://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/guidelines.pdf


著者情報

治療ノート編集部
治療ノート編集部です。患者さんが知っておくべき、有益な医療情報を随時お届けします。みなさまからのご意見やご要望お待ちしております。